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星ゆたか

星ゆたか

3 years ago

3.5


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그 아이는 귀족

영화 ・ 2020

평균 3.6

2022.3 2021年公開日本映画の傑作の一本。 『カカオ80%の夏』という本の永井するみさんは、その本のあとがきにこう寄せているという。 『若い女性にとって一番大事なのは男友達ではなく女友達だ』 映画の中でも、地方出身の美紀が大学時代に知り合った青年幸一郎に、別れの言葉を言う。『この十年間一番の友達だったと思っていたけど、私がどこで生まれたか、知らなかったでしょう?それって哀しいじゃん』 この将来代議士の道を目指す青年は女友達を仕分けしていて、この美紀はその場の空気を循環してくれる、サーキュレイターのような存在だったと彼女自身が分析している。 この作品はこの二人の他に、箱入り娘で良家の華子、その友達でバイオリニストの逸子、そして美紀の同郷の友達里英と登場し、それぞれ女二組の友情が、新たなる人生を生み出してゆく気持ちのいい物語だ。 ヒロインの華子は、自身の育ちの更に上の階級のあの幸一郎、青年弁護士と結婚でき、幸せな人生を歩み始めたはずだったのに‥‥。 彼女の婚約中にその彼が、大学時代からの付き合いの美紀とまだ関係があると発覚した。それを華子の友達の逸子が知り、華子と美紀を会わせる。責めぎあいをさせる目的ではない。逸子は自分の父親が外に女や子どもがいるような人だったので、結婚して別れるようなことになっても、女は自立して生きてゆける力(彼女の場合バイオリニスト)を持つべきという持論を話す。 こういう彼女の考えに、後に従って華子は彼女のマネージャーになる訳だが。 華子の結婚は、幸一郎が生まれながら政治家になる道を疑っていない所から、彼女が疑問を持ち、離婚にいたる。彼女にとって次の世襲の息子を生むことが、結婚の目的で日日の幸せの実感の持てない現状は打破するしかない。親族集まっての席での離婚話、華子は 嫁ぎ先 の義母から激しく平手打ちを受ける。 一方美紀は、同郷の里英の起業の手伝いをする決心をする。『前からそう言われるのを待っていたような気がする』と。 そして見ていて、どちらかといえば私は、地方出身の普通の庶民感覚側からのお金持ちへのリアクション(劇中では上の金持ちから下の庶‘民へ発せられる) 『信じられない!』を心の中で連発していた。 またこの二組の女たちがそれぞれ、とりあえず男社会の中を、(劇中二人乗りの自転車で、彼女らが疾走するかのように)前進する姿は、爽やかで思わず笑みがこぼれた。


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