
hanako

파워 오브 도그
평균 3.6
2022/3/3 ★アカデミー賞主演男優賞(ベネディクト・カンバーバッチ)等、最多12部門ノミネート★ 1925年、モンタナ州の牧場を経営する性格の異なる兄弟。そして弟の方が結婚する未亡人と、彼女の連れ子の計4人を軸にした人間ドラマ。圧倒的な自然の美しさを背景に、静かに巻き起こる人間ドラマ。なんとも居心地の悪い不協和音が、常に不安を煽る。アカデミー賞ノミネート作品で気になるものを連日観ていますが、Netflix作品強し…ただこれ、エンタメ性は低いし万人受けしない。 ◆ 退屈だな…(眠)と観ていたんだけど、次第に引き込まれる。そしてラストで「そういうことかー!」と、最初に戻ってプロローグをリピートすると、ゾッとします。シーンを戻してよく確認すると、相当細部まで作りこまれていることが分かり、配信映画向きなのかも、と思いました。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆【以下ネタバレ】 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「恐ろしい子…!」もうこの1言に尽きる。ピーターが物語を支配していた。1人異質な存在で、その冷たくて人間味の薄い―まさにサイコパス―視線にゾッとします。ピーターの父親は、息子のその狂気に気付いていたのだろうな(むしろ、ピーターが父親の死に何か関与しているのでは!?とまで思った) フィルの同性愛に気付き、年上のフィルを誘うような妖しい視線で手のひらで転がしてしまう魔性さよ…それも殺意を隠して。 牛の皮を都合よくインディアンに渡してしまった所に関しては運要素が強すぎるから、母と共謀だったのかな…恐ろしい親子愛。そもそも名前で呼び合ってて気持ち悪かったし…何かが狂っている。 あとフィルは最後、具合が悪くてベッドから起き上がれない時に、絶対自分の死因と犯人の察しがついてるよね。それでいいとすら思っていそう。愛するブロンコの再来であるピーターに殺されるなら、それもいっか、みたいな…