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てっぺい

てっぺい

5 years ago

4.0


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스텝

영화 ・ 2020

평균 3.6

2020년 07월 18일에 봄

【終了後に泣ける映画】 ポストクレジットの一カットに、映画の散り積もった温かさが凝縮されていて、見終わった後に泣けてくる不思議な映画。ダブルミーニングのタイトルが、なるほど映画の二つの主軸になる、構成的にも美しい映画。 ◆概要 原作:「流星ワゴン」重松清による同名小説(累計発行部数8.5万部) 監督・脚本:「虹色デイズ」飯塚健 主題歌:秦 基博「在る」 出演:山田孝之、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈 ◆ストーリー 結婚3年目、30歳という若さで妻の朋子に先立たれた健一。娘の美紀の保育園から小学校卒業までの10年間、さまざまな壁にぶつかりながらも、亡き妻を思いながら、健一はゆっくりと歩みを進めていく。 ◆感想 ポストクレジットの映像に、じんわり心が温かくなり、映画終わりもじんわり泣けてくる。それほどゆっくり、映画を通して登場人物たちの進むステップが、見る側の心の感動のステップをじわじわ上げてくれる、そんな一本だと思う。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆泣ける 覚悟はしていたものの、だいぶ泣ける笑。戻してしまう程、心のどこかに抵抗感のある父の交際相手。それでも美紀なりの“ステップ”でゆっくり心を開き、“お母さん”と奈々恵を呼ぶシーンがもう涙腺崩壊。死産を経験した奈々恵と、母を亡くした美紀が新しい絆で結ばれるとてもいいシーンでした。 ◆ラスト 母が倒れた時に血のように残された壁の線は、美紀の手により次第に新緑の木のように生まれ変わり、家族のイラストが載る家族の木に。天使の輪つきの母のイラストが足され、奈々恵のイラストが足され、四人家族のような微笑ましい家族の木。卒業が印字された壁一面のラストカットは、思い出で埋め尽くされた壁であり、同時にこれからも絆が刻まれていく希望にも見えて、とても輝いて見えました。 ◆ステップ “ゆっくりでいい”と美紀に諭す健一に象徴される、映画全体で登場人物達各々がゆっくりと進む人生のステップ。“君は俺の息子だ”と血の繋がりこそないものの、終始温かく健一を見守る“ステップ・ファーザー”の明。ダブルミーニングの映画タイトルは文字通り、父娘と父子それぞれの絆、そしてそれを取り巻く家族の温かな物語で、映画としてもその二つの主軸が見やすかったと思う。 ◆映画表現 健一と美紀が必ず通る歩道橋と、その先にある坂。幼少期、仕事と育児の両立に限界を感じつつあった健一がせっせと美紀を押して登っていた坂であり、物心がつき少しだけ手を離すことができるようになった小学生時代には、坂を無理に登る事を免れた。二人の心の状態を、そんな坂を登る険しさの差で表現しており、また冒頭、映画のタイトル“ステップ”がその坂に載っていたように、この坂は二人にとっての次のステップを象徴するもの。ラストで“またこの坂を登るんだね”と美紀が呟いたように、絆を深めた二人が今度は二人の力でその坂を揚々と登っていく事を想像させる、つまりは二人がその先の未来へ着実に進んでいく、豊かな映画表現になっていたと思う。 ◆ あの中川大志の使い方は何だったのか笑。もしご存知の方がいらっしゃったら教えてください。それにしても、見終わった後からこんなにジワる映画も初めて。いい意味でボディブローのように見る側の気持ちを温めて、最後立てなくなるほど感涙に追い詰められたような感覚。それが製作側の意図するものなのか?それこそ“愚問”だ。 ◆トリビア 飯塚健の常連組の伊藤沙里は監督から「お母さんも、きっともっと抱っこしたかっただろうな」というセリフを「『きっともっと、ほっともっと』って言ってみようか」という指示が一回あったが、悩んだ挙句断った笑(https://realsound.jp/movie/2020/07/post-531102_2.html)


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