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星ゆたか

星ゆたか

3 years ago

3.5


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쁘띠 마망

영화 ・ 2021

평균 3.6

2023.4.14 娘・母・祖母の3世代を繋ぐ 《喪失と癒し》がテーマ。 ドラマチックな「燃ゆる女の肖像」(2019)のセリーヌ・シアマ監督(1980年生まれ)が一転し、今回はリリカルで可愛いらしい73分の小さな物語。 女系で繋がる3世代に、父が(母の夫)加わり。主なるこの4人の内一人が年齢の違いでダブリ、登場するのは計5人。 それぞれの人間姿形をムービング・アート(動く人物絵画)にして。 昔からの田舎の実家や、森の中の背景という限定図の中に散りばめ。 家族の関係性を一編の神話的ポエムにして綴った。愛すべき映像詩。 大好きだった祖母を亡くした8才のネリーは、両親に連れられ祖母が住んでいた森の中の一軒家のカタズケに訪れる。 しかし少女👧時代をこの家で過ごした母は、あまりにも思い出が強すぎて。 カタズケの途中でリタイヤ。一人先に 一家の現在の住居に帰ってしまう。 『仕方ないね✨』と、 妻をいたわるパパ。 残された娘ネリーはパパのカタズケの間。森の中を散策。 母が以前話していた、少女時代の枯れ木を束ねて作った〈木の家〉を今まさに作ろうとする、自分と同じくらいの年格好の少女と“出合う”。 名前をマリオンという。母と同じ名前だ。 森の奥の少女に招かれて訪れた家🏡は、パパがカタズケ中のおばあちゃん👵の家そっくりだ‼️ このマリオンとネリーを演じる二人は。 映画初出演のジョセフィーヌ&ガブリエル・サンス姉妹という双子さん。 これは最初から双子を想定した訳ではなかったが。 もし《自分と同じ年の時の母親との出会い》というシチュエーションだったら、姉妹のように感じるかも?✨と。 たまたま姉妹を希望したオーディションに、訪れたのがこの双子だったらしい。 双子というのは人生の同じタイミングで、出会う奇跡のような対面だと。 登場人物が常に対等な関係であること。 実際一緒に生活して知っているはずの二人が、初めて会うような設定に。 不思議なリアル感を実現してくれたと。 子供は想像力、好奇心旺盛で。 ただ無邪気なだけでなく、自分を取り囲む環境・世界を観察・理解する能力に長けている、鋭いと監督さん。 また女の子はオシャマで芝居っけを好む所があるので。 『映画が持つテンポ、リズム感だけを大切にの指導で。後は彼女らの素早い理解力、表現力に委ねた。』とも。 劇中語られる名言。 『秘密というのは隠すことじゃない。 言う相手がいないこと。』 この二人は何回か日々を一緒に過ごすことで。 途中からネリーがマリオンに。 『実はあなたは、私の母親の私と同じくらいの年の姿。つまり私はあなたの娘なのよ。信じるって約束して❗』と語る。 普通こういった母親の少女の頃の存在と出会う。という話なら。 母親の少女の方から、娘に語る仕組みにすると思うが。 この作品では。 早くからその母親が実母(祖母)の死の喪失に打ち負かされ。 リタイヤしてしまったので。 ここはその祖母が、孫の存在に助けてもらい。 娘を〈癒し〉〈再生〉させるために。 母親の魂の分身を、昔の娘の年頃の姿に戻し、娘と対話させたのかも知れない。(悲しまないで、大丈夫よ) ♪歌は恐れず心を明かす もしあなたの心が私の心の中なら 私の心はあなたの心の中 あなたと一緒に子供でいる夢 あなたを離れて子供でいる夢♪(ラストに流れる詩歌) セリーヌ・シアマ監督は。 日本の宮崎駿作品を十代の頃から好きで見ていて。 映画制作中でも『ここは宮崎監督ならどうする?』と絶えず問いかけながらだったという。 また細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」(12)が大好きで。 その細田監督からの、本作に『インスプレーションを受けた』の感想に感激。 『手法やストーリーだけでなく、“精神”の部分で映画同士の友情が生まれたこととして。とても心強い気持ちで感動しています』と返しています。 セリーヌ・シアマ監督。 「水の中のつぼみ」(07)でデビュー。 「燃ゆる女の肖像」(19)のヒロイン役の女優アデル・エネルさんと(07~18)交際していたという。