쁘띠 마망
Petite Maman
2021 · 드라마/판타지 · 프랑스
1시간 13분
©2021 Lilies Films / France 3 Cinéma



외할머니의 유품을 정리하기 위해, 엄마 ‘마리옹’과 함께 시골집으로 내려온 ‘넬리’. 어린시절 엄마의 추억이 깃든 그곳에서 ‘넬리’는 엄마와 이름이 같은 동갑내기 ‘마리옹’을 만나게 된다. 단숨에 서로에게 친밀함을 느끼는 ‘넬리’와 ‘마리옹’! 하지만 ‘넬리’는 이 우연한 만남 속에서 반짝이는 비밀을 알게 되는데… “나 비밀이 있어. 내 비밀이면서, 네 비밀이기도 해”
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La Musique du Futur - Mon cœur (Bande originale du film "Petite Maman")

La Musique du Futur - Ton cœur (Bande originale du film "Petite Maman")
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3.5
まずこの作品について小島秀夫(ゲームクリエイター)が「セリーヌ・シアマ版のとなりのトトロ」という面白い表現をしていた。 8歳の娘と8歳の頃の母親という不思議な組み合わせの物語。時空を越えた深い絆。 俳優ごっこやパンケーキ作りのシーンなど癒されるところがたくさんあり、優しい気持ちになった。 次にネリーが森の中で少女と出会い、「マリオン」の名前を聞いた後お互い微笑んだところが好き。毎日遊ぶ仲になるくらいお互いが惹かれ合うのはこのときからなのか。しかも微笑むタイミングがほぼ同じなのが面白い。母親と娘って家族として繋がっているからか似ている部分が結構あるのかも。 最後に大きな木を協力して運ぶときマリオンの背中を映すカット(ネリー目線)が印象に残った。あの背中からネリーは何を感じたのか気になる。(もうすでに違和感を感じていたりして?)
星ゆたか
3.5
2023.4.14 娘・母・祖母の3世代を繋ぐ 《喪失と癒し》がテーマ。 ドラマチックな「燃ゆる女の肖像」(2019)のセリーヌ・シアマ監督(1980年生まれ)が一転し、今回はリリカルで可愛いらしい73分の小さな物語。 女系で繋がる3世代に、父が(母の夫)加わり。主なるこの4人の内一人が年齢の違いでダブリ、登場するのは計5人。 それぞれの人間姿形をムービング・アート(動く人物絵画)にして。 昔からの田舎の実家や、森の中の背景という限定図の中に散りばめ。 家族の関係性を一編の神話的ポエムにして綴った。愛すべき映像詩。 大好きだった祖母を亡くした8才のネリーは、両親に連れられ祖母が住んでいた森の中の一軒家のカタズケに訪れる。 しかし少女👧時代をこの家で過ごした母は、あまりにも思い出が強すぎて。 カタズケの途中でリタイヤ。一人先に 一家の現在の住居に帰ってしまう。 『仕方ないね✨』と、 妻をいたわるパパ。 残された娘ネリーはパパのカタズケの間。森の中を散策。 母が以前話していた、少女時代の枯れ木を束ねて作った〈木の家〉を今まさに作ろうとする、自分と同じくらいの年格好の少女と“出合う”。 名前をマリオンという。母と同じ名前だ。 森の奥の少女に招かれて訪れた家🏡は、パパがカタズケ中のおばあちゃん👵の家そっくりだ‼️ このマリオンとネリーを演じる二人は。 映画初出演のジョセフィーヌ&ガブリエル・サンス姉妹という双子さん。 これは最初から双子を想定した訳ではなかったが。 もし《自分と同じ年の時の母親との出会い》というシチュエーションだったら、姉妹のように感じるかも?✨と。 たまたま姉妹を希望したオーディションに、訪れたのがこの双子だったらしい。 双子というのは人生の同じタイミングで、出会う奇跡のような対面だと。 登場人物が常に対等な関係であること。 実際一緒に生活して知っているはずの二人が、初めて会うような設定に。 不思議なリアル感を実現してくれたと。 子供は想像力、好奇心旺盛で。 ただ無邪気なだけでなく、自分を取り囲む環境・世界を観察・理解する能力に長けている、鋭いと監督さん。 また女の子はオシャマで芝居っけを好む所があるので。 『映画が持つテンポ、リズム感だけを大切にの指導で。後は彼女らの素早い理解力、表現力に委ねた。』とも。 劇中語られる名言。 『秘密というのは隠すことじゃない。 言う相手がいないこと。』 この二人は何回か日々を一緒に過ごすことで。 途中からネリーがマリオンに。 『実はあなたは、私の母親の私と同じくらいの年の姿。つまり私はあなたの娘なのよ。信じるって約束して❗』と語る。 普通こういった母親の少女の頃の存在と出会う。という話なら。 母親の少女の方から、娘に語る仕組みにすると思うが。 この作品では。 早くからその母親が実母(祖母)の死の喪失に打ち負かされ。 リタイヤしてしまったので。 ここはその祖母が、孫の存在に助けてもらい。 娘を〈癒し〉〈再生〉させるために。 母親の魂の分身を、昔の娘の年頃の姿に戻し、娘と対話させたのかも知れない。(悲しまないで、大丈夫よ) ♪歌は恐れず心を明かす もしあなたの心が私の心の中なら 私の心はあなたの心の中 あなたと一緒に子供でいる夢 あなたを離れて子供でいる夢♪(ラストに流れる詩歌) セリーヌ・シアマ監督は。 日本の宮崎駿作品を十代の頃から好きで見ていて。 映画制作中でも『ここは宮崎監督ならどうする?』と絶えず問いかけながらだったという。 また細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」(12)が大好きで。 その細田監督からの、本作に『インスプレーションを受けた』の感想に感激。 『手法やストーリーだけでなく、“精神”の部分で映画同士の友情が生まれたこととして。とても心強い気持ちで感動しています』と返しています。 セリーヌ・シアマ監督。 「水の中のつぼみ」(07)でデビュー。 「燃ゆる女の肖像」(19)のヒロイン役の女優アデル・エネルさんと(07~18)交際していたという。
ユウ
3.0
あるシーンを除いて、静かで不思議な73分の映画だった。ラストショットが良かったが、正直これで終わり?とも思った。二人の少女のふれあいは、ほほえましい。
なでかた
4.5
神秘的な空間。癒やされる。心地よい流れがそこにはあった。
Taul
5.0
『秘密の森の、その向こう』鑑賞。ささやかだが違う世界に連れていかれる傑作。マトリョーシカ的映画マジックに酔う。ただ映画技法に溢れてるのに自然だ。そして母娘の話だが男の自分にも心の小部屋に閉まっていた感覚が蘇ったような至高の時間になった。セリーヌ・シアマは今最高の状態にある。
リアンナ
3.0
202307 先月母を亡くした。施設に入っていた母はコロナで3年会わない間に口もきけなくなっていた。コロナ明けに久しぶりに会えたとき私の目を見てぎゅっと手を握り、その翌々日に逝った。 そしてこの映画を今日たまたま鑑賞。 子供の母でも良いのでもう一度話をしたいなぁと思ったら涙が出た。 もっともっと会える時に会っていれば良かった。 もっと話してもっと笑って甘えれば良かった。 喪失したばかりの私に癒しはまだ来 ないが、 娘とはたくさんハグしてたくさん話そうと思う。
cocoa
3.5
原題は「Petite maman」。 「小さいママ」という意味。 「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督のちょっと不思議なファンタジー映画。 そしていかにもフランス映画らしい。 祖母を亡くした8歳のネリー。 両親と森の中の祖母の家へ行く。 家の片付けをする母親マリオンは辛くて、フッと出ていってしまう。 森の中で過ごすネリーは同じくらいの年の女の子と出会う。 母と同じ名前の少女マリオン。 見た目もそっくりなネリーとマリオンは仲良くなって一緒に過ごすが……。 そんな不思議なストーリーです。 台詞は少なく、登場人物も少ない。 だから余計にネリーとマリオンの2人の描写に集中できる。 実際の双子が演じるだけあって、息もぴったり。 ふわふわの髪と柔らかな頬、可愛い2人の動きがとても良い。 (意外にも歩き方は男っぽいが…) ネリーが「あなたはお母さんの子どもの時よ。」と正直に告げ、マリオンも自然に受け止めているシーンが印象的。 出会いからずっとお互いにわかっている風なのが不思議な感じ。 クレープ作りの時だけは「素」の姿でワチャワチャやっていた。 考えてみれば大人だって子ども時代があった。 でも共通の時間を過ごすことは無理なわけで…(2人とも子ども同士で遊べるとか)。 そんなことを思うとシアマ監 督の着眼点はなかなか面白い。 自分も母の子ども時代と同じ空間を一緒に楽しく過ごせたらどんなに不思議な気持ちになるだろう。 フッとそう考えてしまう、そして無駄のない作風が面白かったです。
おがたミドリムシ
3.0
時間が短いせいか少し物足りなさを感じた。おばあちゃんが亡くなったことをきっかけに小さい頃の母親と会うのだが、個人的にはおばあちゃんとの掛け合いをもう少し見たかった。あとセリフが少なすぎて母親が完全に出て行ったのか少し1人になりたくて出て行ったのかよく分からなかった。 母親の小さい頃を演じてた子と娘役の子があまりに似ていて一人二役をしてるのかと思った。
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