
てる

닥터 스트레인지: 대혼돈의 멀티버스
평균 3.7
さすがサム・ライミ。 Dr.ストレンジはあんまり好きじゃない。前作も面白いとは思わなかったし、スパイダーマンに出てきたストレンジはただのお騒がせおじさんだった。なので今回も期待はしてなかったし、時間があったから暇潰し程度の気持ちで観たら、それがどうしたことか、ストレンジであるのに、ちゃんとヒーローしていて面白かった。ヒーローとして、ちゃんと世界を救っていた。 アベンジャーズではなんでもありなチートヒーローだが、今回はそれもそこまで派手じゃない。この作品の主役はストレンジではなく、スカーレット・ウィッチだと思っている。悪役として、アメリカホラーの悪魔のような存在として、大暴れしていただいてました。最愛の子どもとの幸せな生活を求めて、大暴走。他者を省みることなく、自分の幸せを求めるなんてのはエゴだし、その果てに手にいれた幸せはたぶん幸せではないだろうなぁと思う。怯えた子どもの顔を見れば一目瞭然だ。理性的であると言っていたけど、自分の欲をただただ手に入れようとする姿は明らかに怪物だった。それは例の本にも原因はあったようだけど、彼女の気持ちを察すると少々心苦しい話ではある。彼女はやり方を間違えたのだ。安易に答えを求めてはいけないのだ。細やかな幸せを噛み締めながら、地に足をつけて生きていくのがきっと正しいのだ。しかし、スーパーパワーを持った彼女はそれが難しいし、普通なら無理なことも手が届いてしまいそうなのが問題なのかもね。自業自得とはいえ、不遇な終わり方でしたなぁ。 ところで、アメリカ・チャベスのチートパワーも中々でしたね。最後に力をコントロール出来るようになって何よりでした。でも、あのタイミングで使いこなせるようになるのは都合が良すぎとか、いってしまうのは無粋だよね。あと、コントロール出来るようになったのなら、両親を探しにいけばいいんじゃないかと思うけど、それはまた今度語られるのかな。 今回のストレンジは良かったですね。元カノとのこともうじうじしているようですが、何とか区切りもつけたようだし。新たなパワーも開眼したようだし。それよりも何よりも一番の見せ所のシーンでゾンビだったのがいいですね。やっぱりサム・ライミだし、少しブラックな部分を入れてくる。でも、それが、ちょっとカッコ良く見えるのもさすがです。サム・ライミおかえり。