道 バター
3.0
라스트 나잇 인 소호
영화 ・ 2021
평균 3.7
ジャンル、サスペンスホラー ストーリー、田舎町から自身のファッションデザイナーになるという夢を叶えるために大都会ロンドンの服飾学校に入学に来た主人公はロンドンに来た初日から都会の闇の深さを体験し、学生寮の相部屋を飛び出して、ソーホー（ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターにある一地区であり、現代ではファッション街ではあるが20世紀中は性風俗店や映画産業施設が並ぶ歓楽街だった。）のアパートの1室を借りる。 その夜、主人公は1960年代のロンドンを颯爽と闊歩するブロンドの美女の夢を見た。 主人公は夢の中の綺羅びやかな彼女に憧れを懐き、彼女の着ていた服からインスピレーションを得て、学校で教師から褒められるようなデザインを編み出すことも出来た。 気分も良く、眠りつこうとした主人公はまた憧れの美女に会いたいと思いながら、夢の続きを願うと、その願いは叶えられるのであった。 いつしか主人公はその美女になりたいとの願いから、自身の髪色をブロンドに染め、変わり始めた自身の人生も好転していくように思っていた……、今夜の夢を迎えるまでは…… イギリスの私の勝手なイメージはエール、紅茶、メシマズ、女王陛下、産業革命、ロックバンド、シャーロックホームズ、007、切り裂きジャック、ホーンテッドマンション、英国紳士等です。 この映画も例に漏れずこの中の幾つかの要素が出て来ますが、過去の話とはいえイギリスに行きたくなくなるレベルの内容ですね。特に女性はげんなりするような内容だと思いました。 光が強ければ強い程にその反対の闇も一層深くなるという事でしょうか…… 映像は凄いのですが、話が胸糞なのであまり好きではないです。主人公二人が美人な分、悲壮感が倍増される感じも個人的にはしました(-_-;) オチは取ってつけたように見えますので、ハッピーエンドなのでしょうが……個人的にはそうとも思えず。 主人公自身があの体験をした事で何にか得るものがあったのかな？と思い返してみても……トラウマしかない気がする。 せめて、もう一人の主人公の無念を晴らすためにこの街で頑張る位のメッセージが明確に欲しかったとは思いました。