코멘트
新藤兼人の「愛妻物語」の確信犯的なパロディというか、パスティーシュであると思う。 妻が、そのダメぶりが、内外に知れ渡り、それを相手も自分も隠さないという夫を、如何にして見捨てられないでいられるのか、すなわちもはや「女の意地」としか言えない原動力でもって維持しているのか・・・を描いた映画だと思う。 ダメ夫の方は、そんな妻がギリギリのところで女の意地を張り続けているとは全く知らず、というか解らず、次々とダメぶりを連発するのであるが、これらがまた一々笑わせられる。 ロードムービーという枠の中で、妻と長らくご無沙汰だったセックスしたいという一貫した主題で突き抜ける痛快さも良い。 ラストは、もはや妻の方の意地が瓦解し、絶叫、号泣する・・・というところで、やれやれ、やっと諦めてくれたか・・・と「思わせる」演出も哀愁があってよい。 水川あさみが素晴らしい。彼女から連発される機関銃罵倒が、これがまた一々「真っ当」であることや、恐らくオバサン体型を作ってきたのであろうが、赤パン姿の臀部が変に、妙に色っぽいところも女優魂を感じる。ここら辺は、中高年、もしくは初老の男でないと理解できないであろうと、おかしな優越感を覚えた。
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