코멘트
ジュネ

ジュネ

6 years ago

4.0


content

호텔 뭄바이

영화 ・ 2018

평균 3.9

2019年212本目は「インドの9.11」とも称される実際の事件をもと描かれたドラマ、『ホテルムンバイ』。テロリストによって9件の事件が連続して発生し、死者は合計170人と見られ、ホテル襲撃により少なくとも30人が殺害されました。 -------------------------------------------------- 本作に登場するテロリストたちには一切の迷いがなく、信仰心のためとはいえここまで人間性を捨て切れるとは恐ろしい限りです。部屋に息を潜め、身を隠して何とか生き延びようとする宿泊客の様子は「死の隠れんぼ」状態で、見ているこちらも自然と体が強張ります。そんじょそこらのホラーやスリラーより何倍も恐怖を感じました。 -------------------------------------------------- 登場人物の多くはフィクションであり、実際に体験された方のお話を組み合わせて造形しています。「全部嘘なのか」と幻滅するかもしれませんが、これは個人を特定させないための作り手の最大限の配慮であり、むしろ賞賛すべき姿勢だと感じます。 -------------------------------------------------- 事件の最中、スタッフは一人としてホテルを後にしませんでした。脱出した後も宿泊客のために現場へ戻ってきたり、お客さんのために自らの体を盾として撃たれた方もいるそうで、ホテルスタッフの献身的な努力で実際に多くの人の命が救われています。これは事実ですから、作品の本質は全く損なわれていません。 -------------------------------------------------- どうしてそこまで自らを犠牲にできるのだろうかと驚嘆するばかりですが、彼らもまた「お客様のために尽くす」という信念に命を賭けただけなのかもしれません。同じ「信じる」行為なのに何故こんなにも結果が違うのか。犠牲になった勇気ある従業員の方々のためにも、「信仰」が正しい道へと向かっていくことを願わずにはいられません。