신성한 나무의 씨앗
The Seed of the Sacred Fig
2024 · 드라마/스릴러/미스터리/범죄 · 프랑스, 독일, 이란
2시간 47분
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꿈에 그리던 수사판사 승진을 하게 된 ‘이만’, 때마침 테헤란에서는 대규모 히잡 반대 시위가 일어나고 ‘이만’은 가족의 안전을 위해 총을 지급받는다. 그러나 딸들과 논쟁을 벌인 어느 날, 총이 집에서 감쪽같이 사라지고 가족의 믿음에는 균열이 생긴다. 지금 반드시 목격해야 할, 올해 가장 용감한 걸작.
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星ゆたか
3.5
2026.2.1 🇮🇷イランのモハマト·ラスロフ監督(72.11.16生)が正に“命懸け”で製作した映画。 前作「悪は存在せず」(20)ベルリン映画祭金熊賞受賞にも関わらず。 『体制プロパガンダ!』と政府から見なされ、監督を拘束し、映画祭にも欠席させた。 本作もオンラインで監修し、内容が『イラン政府を批判した』として。国家安全保障に反する罪で。 懲役8年.鞭打ち.財産没収の実刑判決を受けたとかで。 徒歩で国外脱出.🇩🇪ドイツ亡命に成功。カンヌ国際映画祭(世界にアピールする為に、映画祭に28日かけて出席する)で特別賞、米国アカデミー外国映画賞には、国代表としてノミネートされたそうです。 主演のシシャラ·ザラ(夫役)さんとソヘイラ·ゴレスター(妻役)さんにも出国禁止令、製作カメラ押収、音響技師出国禁止等の弾圧を受けたというから、正に映画製作は命がけだ!。 イラン映画製作関係者の言う所に。 『いつもこの映画が最期の作品か⁉️』と言う想いで作っていると言っているのも頷ける。 題名の『聖なるイチジク』とは。 仏教やヒンドゥー教では神聖視される菩提樹で。 その中でも『締め殺しのイチジク』なるものがあって。 これは鳥の糞に種が混じり。 それが他の樹の枝や幹にかかり、そこから発芽し。 気根が幹を覆い養分吸収し、やがて土壌に伸び。 大成し、宿樹を“締め殺す”所から、結果宿樹を枯らしてしまう性質を持つ事を言って。 この映画ドラマの構成に。 つまり娘は親の庇護の中でヌクヌク成長し、自分を主張するようになり、やがて親を殺して終う、この映画の物語に隠喩している。 映画は2022年9月13日イラン女性マフサ·アミニ(22歳)が。 ヒシャブ(☪️イスラム教の女性が髪を外出の際に隠す布)の着用方法が不適切だと。 テヘランの道徳(風紀)警察に逮捕され。 普通は指導し帰されるのだが。車の中で暴行(身体に打撲の後)され。警察では心不全(持病とし)で亡くなったと発表したので。 女性中心のデモ(『女性·命·自由』『ムッラー-イスラム教の男性の尊称-消えろ-のスローガン)が抗議運動に拡がった事を題材にしていて。 それを、映画の中では一般の人のスマホの当時の映像が実写でモンタージュ(現実とフィクション)され劇的効果をあげている。 物語は、父親が調査官(予審判事)に昇進され家族もワンランク上の生活が保障されたが。 それは国家の指示に従い、反政府デモの逮捕者を起訴し、不当な刑罰を下す役割で。 市民の怒りの矛先を向けられる事になり。 上司から護身用の銃が渡される。 それがある日、家のいつも置く、机の引き出しから紛失し。 この事は、仮に銃が出てこないと役職からは下ろされ、実刑三年の刑罰を受ける事になるので、上司も本人も大慌てになる。 しかも父親は、それまでの意の向かぬ仕事のストレスも相まって。 これは、あきらかに、妻や娘が盗んだと疑心暗鬼にとりつかれる。 また悪い事に、そんな最中に、彼の顔写真と存在場所がインターネットで拡散し。 ちまたの人全てが、この顔を見れば、皆怒りの視線に見られ、怖くなり。 妻子を連れて、故郷へ逃避行に出る事になるのが最終章だ。 前半と後半との映画における家族の信頼が崩壊する“差”の作劇が凄い!。 父親は妻や娘を、逃亡先の家の中の個室に監禁するまでの異常行動に出るようになるのだ。 そこで起きたのが。 前記した『締め殺しのイチジク』現象だ。 娘は親の宿樹でヌクヌク成長し。 遂に親を締め殺して終う事になるのである。 銃を盗んだのは誰だったのか⁉️。 そして親を締め殺す迄になるのは誰❓️と。
うにゃ
4.0
스포일러가 있어요!!
ボルビザン
4.0
社会に深く根差した絶対家父長的な価値観自体を打倒しないと自由で自律した社会にならないし、前半のリアリスティックな展開を破調してまで最後をエキセントリックな展開にしたのは、制作者にそういう問題意識があるからなんだと思いました。
2001HAL
3.5
イランを舞台にした映画。ヒジャブを正しく付けてなかったという理由で警察で亡くなった女性の死に抗議してイラン国内でデモが起きたがそれを背景にした作品である。こんな映画を作って大丈夫かと心配になるが監督は亡命したそうであり隠れて映画を撮っていたようである。流石長い歴史を持つイランだと思うがいつまでホメイニ体制が続くのか?私の希望は早く体制が変わりこんな映画を自由に作成出来るようになって欲しい。 この作品は裁判所に勤める真面目な男が出世して護身用に銃を渡されるが家で銃が無 くなってしまい(銃を無くすと禁錮3年の実刑になるらしい)家族である妻と二人の娘を疑うというストーリーである。終盤は男が暴走してしまい…というモノである。私は終盤の展開には付いていけなかったが家を国家と考えれば監督の希望が示されているのかなと思った。アカデミー賞受賞作品なのも分かる映画だった。
やんやん
4.5
스포일러가 있어요!!
Little Titan
3.0
事前知識が必要過ぎる労作 🎬️ 本作の凄みを理解するには以下の予備知識が必要。 1. 道徳警察によるMahsa Aminiの殺害と、その後の反ヒジャブ運動 2. 本作の制作陣への政府の圧力 監督は制作途中で亡命、母役は逮捕 3. 反ヒジャブ運動と政府の弾圧は国民に撮影され、VPNを利用してSNSに投稿されていた事 🎬️ これらの情報は英語版wikiに詳載されている。イラン人の常識を補完すると、本作が如何に命懸けで撮られたのか、何故政府を寄生者のイチジクに例えるのか理解しやすい。 ただ、イラン人には言わずもがなでも、世界に訴えたいのなら、国情 や背景も説明する国際版の制作が必要。じゃなきゃ、単体の作品として高評価できない。中盤まではサスペンスとしても確かに面白いが、終盤の追っ掛けっこや、訪れるラストも正直ショボ過ぎる。ラストは現政府が辿るべき未来を象徴しているのは分かるが、家族と物語としてあのラストはいただけない。 本作が重要な事を描いている事や、命懸けで制作されたのを考慮しても、映画単体の評価は高くできない。ただ、本作のメイキングムービーが公開されたら必ず観に行くし、めっちゃ高得点を付けたくなる気がする。
cocoa
4.0
英題も「The Seed of the Sacred Fig」。 「神聖なるイチジクの種」の意味です。 この監督の前作「悪は存在せず」がインパクトのあるオムニバス映画だったので今作にも期待。 大変な国家事情の中で命からがら亡命をしたと聞き、納得の内容でした。 今は2026年1月現在。 イラン国内は体制に反対する国民の激しいデモ活動が広がっている。 犠牲者は増える一方でさらに国はネット回線を遮断。 水面下では国外のテロリストも入っていると報道され閉ざされた国イランはどうなっていくのだろう。 映画は2022年、ヒジャブの着用をめぐって一人の女性が亡くなる事件から始まる。 そこで起こった抗議活動の実映像も入れながら、体制に不満を覚える国民から沸き起こる感情をコントロールする難しさ。 テヘランで妻と2人の娘と暮らすイマン一家。 勤続20年が認められ予審判事に昇進する。 「ヒジャブは必須」 「SNSへの写真投稿は禁止」 「常に清廉潔白でいること」 態度も服装も出かける場所も気をつけるように言われる娘たち。 ところが娘たちは社会で起こっていることを知っている。 警察に連行される人々の動画を 妹サナが姉レズワンに送り、「警察の暴行は報じられていない」と送信し共有している。 女、命、自由!と叫ぶデモ。 どこも休校になっているのです。 イマン一家はイラン社会の縮図のようだった。 体制に従い言うなりに書類にサインするしかないイマン。 早く官舎に入り食洗機を買うことを決めている妻ナジメ。 娘2人は友達がデモに巻き込まれますます心を乱していく。 そんな中で護身用の拳銃を家庭内で失くしたイマン。 疑心暗鬼になる父イマン、母ナジメ、疑われる姉妹。 何だか真相がどうなってもスッキリしない予想はしていた。 それにしても尋問のうまい体制側の友人にカウンセリングをさせるイマンの姿勢にそこまでするのか、と驚く。 壁に向かって座らせて目隠しをされたり。 とにかく一つ一つが異様だった。 タイトルにあるように「イチジクの種」が鳥の糞に混ざり他の木に落ち発芽すると地面に向けて根を伸ばす。 そして宿主の木に枝を巻き付け締め上げ、最後には独り立ちする…。 そんな実態を知るほど意味の深い恐ろしさを感じた。 最後は革命家にでもなったかのような次女サナと父親の一騎討ちだったけど、まさに遺跡で繰り広げられる『シャイニング』だった。 体制側のイマン一家が脆くも崩壊してしまう。 子どもたちに良い思いをさせてきたと考えるイマン達だったけど、足元は脆い。 締め上げる側の国が崩壊すれば計り知れない混乱が待ち受けるはず。 もちろんそれはさせないとする他国の人間もいるので一筋縄ではいかない。 タイトルの意味も含めて、中身の濃いイラン映画だった。 それにしてもイランの映画監督はどれだけ亡命するのだろうか… 出演者も含めて命を懸けた制作に目が離せないです。
ちびユウ
2.0
스포일러가 있어요!!
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