矢萩久登5.0約65年の歴史に幕を下ろす丸の内TOEIさん。 5月9日(金)から開催された80日間に渡る「さよなら 丸の内TOEI」上映イベントも遂に本日グランドフィナーレ。 同館最終上映は『日本沈没』(1973)、『八甲田山』(1977)森谷司郎監督、高倉健氏と吉永小百合氏の初共演が当時話題を集めた『動乱』(1980)。 そして上映前にはサプライズゲストとして吉永小百合氏が登壇‼ 東映最後の直営館の有終の美を飾るに相応 しい作品とゲスト登壇でしたね。 『動乱』(1980年/150分) ストーリーは第1部「海峡を渡る愛」、第2部「雪降り止まず」の2部構成。 五・一五事件から二・二六事件の激動の時代を生きる、寡黙な青年将校・宮城啓介(演:高倉健氏)と、その妻・溝口薫(演:吉永小百合氏)の二人の情愛を描いた大作。 高倉健氏と吉永小百合氏の人気スター初共演が最大のセールスポイントで、戦争映画の血なまぐささはほとんどなく、二人の共演を余すことなくたっぷりと活写、当時も多くの女性客が劇場に足を運んだことでしょう。 ラストの宮城大尉を喪失し浜辺に佇む薫と小椋佳氏が歌う切ないバラードもグッときます。좋아요6댓글0
星ゆたか2.52025.7.4 「八甲田山」(77)でタッグを組み大成功した森谷史郞監督(48歳)と高倉健さん(同年齢)が。 吉永小百合さん(34歳)を迎え。 昭和7年から11年に掛けての激動の時代を生きた男女の生き様を描いた作品。 脚本は「戦争と人間」(70~)等の山田信夫(47歳)。 高倉健さんの演じた陸軍大尉は。 モデルに❬二·二六事件❭に関与した皇道派·安藤輝三大尉(1905~1936)とされている。 そういった歴史の上での映画ではあるが。 大衆的趣は、男女の恋愛。 貧民徴兵の弟(永島敏行)の脱走(死刑)の原因となった姉(吉永小百合)の身売り。 そこで、この姉弟に思い入れがあった大尉が。 後に女郎になった彼女と朝鮮で再会し。憐れんでか。 福井の自宅に妻(身体の関係無し)として身受けし。 緊迫した状況の中、一緒に暮らす高倉健との男女の心情にある。 それから、この昭和暗黒史に残るクーデター事件は。 当時日本陸軍内にはその叛乱を起こした皇道派と。 上層部の占める統制派と分かれており。 安藤大尉等の皇道派は。 貧民出の兵隊が多く。 昭和恐慌と農村の貧困や娘の身売り等で苦しめられており。 反して陸軍上層部の人たち。 天皇の側近や政治家、財閥(巨大企業グループ)等との繋がり。 彼らの私利私欲に走る実態に不満を抱いていた。 そこで軍部圧力の強力内閣でなく。 皇室を中心とした『一君万民制』(擬似的民主制復元·昭和維新)を目指すべく、若き安藤大尉に同意した兵士が集結した。 1931年2月26~29日(大雪)に掛けて1483名が首相邸や陸軍本部等を占拠し。 その内、9人を殺傷した。 これらのクーデターは、上層部の『容認した』形の上での実行であったが。 内情を知らされてなかった(軍部の腐敗や汚職)昭和天皇は激怒した❗️。 そこで直ちに、2万の統制派の大軍で、このクーデターを鎮圧した。 そして、最初に自決用の棺桶(30)を用意。事を収束しようとしたが。 皇室派は、これを『拒否』 裁判でとの彼らの申し出にも応じず。 非公開で弁護人も認めずの裁判で。17名の死刑宣告。 延命嘆願書の動きも空しく。 1936年7月12日に執行された。 *この一人一人穴を掘りその中で十字に縛られた上で射殺される死刑形式は初めて見た。 先日見た韓国の「ソウルの春」(2023)も軍部内部の権力分裂におけるクーデター事件を扱っていたが。 日本でも現在の平安な状況は。 こういった歴史の上にある事を改めて実感させられる映画でありました。좋아요2댓글0
dreamer3.0"暗い時代のストイックな愛を高倉健、吉永小百合の共演で描く男女の愛の物語「動乱」" この東映映画「動乱」は、製作者が岡田裕介、監督が「八甲田山」「聖職の碑」の森谷司郎で、脚本が「華麗なる一族」「不毛地帯」の山田信夫のオリジナル作品となっています。 現代にもつながる昭和動乱の起点となった、昭和7年の五・一五事件から二・二六事件までの暗い時代を背景に、それに巻き込まれていく男と女の禁欲的な情熱を描いています。 宮城大尉(高倉健)は、脱走し銃殺された貧農の初年兵の姉の薫(吉永小百合)が、娼婦に身を落としている状況の中、鮮満国境で再会します。 そして、上官の汚職と引き換えに彼女を救った宮城は、東京で一見夫婦風の平和な居を構えますが、それは"昭和維新"を目指す宮城が、世を欺くためであり、また、金で買った昔の男たちと同じように薫を抱く事は、彼女を傷つける事になると考え、薫の負い目に乗じたくないという思いやりからでもあったのですが、死を覚悟している男として女を泣かせたくなかったからでもありました。 このような、厳しくも優しい、寡黙の男を演じられる俳優は、高倉健しか考えられない程の適役ですし、その宮城をひたすら愛し、それに耐える女を演じる吉永小百合は、情感に満ち溢れています。 このストイックなまでの愛情が燃え上がり、二人が結ばれたのは決死の行動の前日でした。 この男女は、全くのフィクションですが、脚本が二・二六事件についてもフィクション的な扱いをしている事が、この映画の迫力・迫真性を失わせていると思います。 彼らの決起の趣旨も、また、その挫折の過程も明らかにはされていません。 そして、宮城の獄中記の内容も、わからないままです。 最後に、「この事件の後、軍部ファッショが確立し、大陸侵攻が本格化した」と解説していますが、仮に、このクーデターが成功し、皇道派が統帥派に代わっても、戦争への途を避ける事が出来たとは、到底、思えません。 森谷司郎監督は、この映画について、「本当の事というのは、永遠の謎だ。 ただ僕の考えたのは、社会情勢が現在とソックリだという事だ。 当時は貧しくて、今は中途半端に豊かだけれども、政治そのものは少しも変わっていないんだよね」と語っていますが、それだからこそ、この事件を、ドキュメンタリー・タッチで史実に即して、客観的に描く事の今日的な重要な意味があったのだと思います。 こわれ易く、こわし易い民主主義を守っていくためにも、その必要性がありますし、間近な歴史を抽象化して、北一輝を描いていた「戒厳令」(吉田喜重監督)と同じ弱さがあったように思います。좋아요2댓글0
ご自由さん3.0第一部「海峡を渡る愛」第二部「雪降り止まず」の二部構成。すごい出演者に関わらず肝心の事件に至る出来事、理不尽さ、心理描写等も弱く、内容も乏しく感じた。吉永小百合の設定も無理さを感じる。좋아요2댓글0
矢萩久登
5.0
約65年の歴史に幕を下ろす丸の内TOEIさん。 5月9日(金)から開催された80日間に渡る「さよなら 丸の内TOEI」上映イベントも遂に本日グランドフィナーレ。 同館最終上映は『日本沈没』(1973)、『八甲田山』(1977)森谷司郎監督、高倉健氏と吉永小百合氏の初共演が当時話題を集めた『動乱』(1980)。 そして上映前にはサプライズゲストとして吉永小百合氏が登壇‼ 東映最後の直営館の有終の美を飾るに相応 しい作品とゲスト登壇でしたね。 『動乱』(1980年/150分) ストーリーは第1部「海峡を渡る愛」、第2部「雪降り止まず」の2部構成。 五・一五事件から二・二六事件の激動の時代を生きる、寡黙な青年将校・宮城啓介(演:高倉健氏)と、その妻・溝口薫(演:吉永小百合氏)の二人の情愛を描いた大作。 高倉健氏と吉永小百合氏の人気スター初共演が最大のセールスポイントで、戦争映画の血なまぐささはほとんどなく、二人の共演を余すことなくたっぷりと活写、当時も多くの女性客が劇場に足を運んだことでしょう。 ラストの宮城大尉を喪失し浜辺に佇む薫と小椋佳氏が歌う切ないバラードもグッときます。
星ゆたか
2.5
2025.7.4 「八甲田山」(77)でタッグを組み大成功した森谷史郞監督(48歳)と高倉健さん(同年齢)が。 吉永小百合さん(34歳)を迎え。 昭和7年から11年に掛けての激動の時代を生きた男女の生き様を描いた作品。 脚本は「戦争と人間」(70~)等の山田信夫(47歳)。 高倉健さんの演じた陸軍大尉は。 モデルに❬二·二六事件❭に関与した皇道派·安藤輝三大尉(1905~1936)とされている。 そういった歴史の上での映画ではあるが。 大衆的趣は、男女の恋愛。 貧民徴兵の弟(永島敏行)の脱走(死刑)の原因となった姉(吉永小百合)の身売り。 そこで、この姉弟に思い入れがあった大尉が。 後に女郎になった彼女と朝鮮で再会し。憐れんでか。 福井の自宅に妻(身体の関係無し)として身受けし。 緊迫した状況の中、一緒に暮らす高倉健との男女の心情にある。 それから、この昭和暗黒史に残るクーデター事件は。 当時日本陸軍内にはその叛乱を起こした皇道派と。 上層部の占める統制派と分かれており。 安藤大尉等の皇道派は。 貧民出の兵隊が多く。 昭和恐慌と農村の貧困や娘の身売り等で苦しめられており。 反して陸軍上層部の人たち。 天皇の側近や政治家、財閥(巨大企業グループ)等との繋がり。 彼らの私利私欲に走る実態に不満を抱いていた。 そこで軍部圧力の強力内閣でなく。 皇室を中心とした『一君万民制』(擬似的民主制復元·昭和維新)を目指すべく、若き安藤大尉に同意した兵士が集結した。 1931年2月26~29日(大雪)に掛けて1483名が首相邸や陸軍本部等を占拠し。 その内、9人を殺傷した。 これらのクーデターは、上層部の『容認した』形の上での実行であったが。 内情を知らされてなかった(軍部の腐敗や汚職)昭和天皇は激怒した❗️。 そこで直ちに、2万の統制派の大軍で、このクーデターを鎮圧した。 そして、最初に自決用の棺桶(30)を用意。事を収束しようとしたが。 皇室派は、これを『拒否』 裁判でとの彼らの申し出にも応じず。 非公開で弁護人も認めずの裁判で。17名の死刑宣告。 延命嘆願書の動きも空しく。 1936年7月12日に執行された。 *この一人一人穴を掘りその中で十字に縛られた上で射殺される死刑形式は初めて見た。 先日見た韓国の「ソウルの春」(2023)も軍部内部の権力分裂におけるクーデター事件を扱っていたが。 日本でも現在の平安な状況は。 こういった歴史の上にある事を改めて実感させられる映画でありました。
dreamer
3.0
"暗い時代のストイックな愛を高倉健、吉永小百合の共演で描く男女の愛の物語「動乱」" この東映映画「動乱」は、製作者が岡田裕介、監督が「八甲田山」「聖職の碑」の森谷司郎で、脚本が「華麗なる一族」「不毛地帯」の山田信夫のオリジナル作品となっています。 現代にもつながる昭和動乱の起点となった、昭和7年の五・一五事件から二・二六事件までの暗い時代を背景に、それに巻き込まれていく男と女の禁欲的な情熱を描いています。 宮城大尉(高倉健)は、脱走し銃殺された貧農の初年兵の姉の薫(吉永小百合)が、娼婦に身を落としている状況の中、鮮満国境で再会します。 そして、上官の汚職と引き換えに彼女を救った宮城は、東京で一見夫婦風の平和な居を構えますが、それは"昭和維新"を目指す宮城が、世を欺くためであり、また、金で買った昔の男たちと同じように薫を抱く事は、彼女を傷つける事になると考え、薫の負い目に乗じたくないという思いやりからでもあったのですが、死を覚悟している男として女を泣かせたくなかったからでもありました。 このような、厳しくも優しい、寡黙の男を演じられる俳優は、高倉健しか考えられない程の適役ですし、その宮城をひたすら愛し、それに耐える女を演じる吉永小百合は、情感に満ち溢れています。 このストイックなまでの愛情が燃え上がり、二人が結ばれたのは決死の行動の前日でした。 この男女は、全くのフィクションですが、脚本が二・二六事件についてもフィクション的な扱いをしている事が、この映画の迫力・迫真性を失わせていると思います。 彼らの決起の趣旨も、また、その挫折の過程も明らかにはされていません。 そして、宮城の獄中記の内容も、わからないままです。 最後に、「この事件の後、軍部ファッショが確立し、大陸侵攻が本格化した」と解説していますが、仮に、このクーデターが成功し、皇道派が統帥派に代わっても、戦争への途を避ける事が出来たとは、到底、思えません。 森谷司郎監督は、この映画について、「本当の事というのは、永遠の謎だ。 ただ僕の考えたのは、社会情勢が現在とソックリだという事だ。 当時は貧しくて、今は中途半端に豊かだけれども、政治そのものは少しも変わっていないんだよね」と語っていますが、それだからこそ、この事件を、ドキュメンタリー・タッチで史実に即して、客観的に描く事の今日的な重要な意味があったのだと思います。 こわれ易く、こわし易い民主主義を守っていくためにも、その必要性がありますし、間近な歴史を抽象化して、北一輝を描いていた「戒厳令」(吉田喜重監督)と同じ弱さがあったように思います。
ご自由さん
3.0
第一部「海峡を渡る愛」第二部「雪降り止まず」の二部構成。すごい出演者に関わらず肝心の事件に至る出来事、理不尽さ、心理描写等も弱く、内容も乏しく感じた。吉永小百合の設定も無理さを感じる。
LIBRO
3.5
全体を通して重苦しいので、そこは注意がいる。吉永小百合の設定がドラマ都合すぎて、他の設定がリアルなだけに、浮いてしまっている
bluewater
2.5
高倉健の魅力の映画だが、早送りして観た!
maco
보는 중
気合の入った大作だけれど、興行的にはふるわなかったのではなかったか。主人公のたどる運命のせいか、全体的に重く、苦しい。自分たちが命をかけた訴えがまったく届かない苦しみ。
なお
3.0
226事件の前後
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