Miraculum
Miraculum
2014 · Drama · Canada
1h 50m


Sometimes, we're just waiting for a miracle. A nurse who is a Jehovah's Witness, grows fond of the miracle survivor of a plane crash. Two sexagenarians, a bartender and a parking lot attendant want to explore their forbidden passions. A conservative, well-off couple drown their disappointments in booze and gambling. And a man does his utmost to make amends for an irredeemable action, bringing us to a plane bound for Cuba. An ensemble film where every character affects the lives of others.
💃 踊り終えたあと、本音がこぼれる
「タンゴの後で」都度課金開始✨
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ちさ
4.0
そういうことか……そういうことか……!!! 時系列がよくわからなくて「???」となっていたけど理解した瞬間ルイーズの夫の言葉の深さを知る 「飛行機が落ちるのは全能の神がいないから」 それこそが「神のゆらぎ」神とは誰? ドラン演じるエティエンヌと彼女サイドの話は、なんの信仰も持ってない自分からしたら理解するのが難しかった 私がドランの彼女の立場だったら早く輸血して、あなたの居場所は私の隣でいいでしょって泣いて縋りたくなる でも、きっとそういう簡単な事じゃないんだろうね お互いを愛している、本当にそれは嘘偽りなく だってだからこそ、彼女の輸血の話を聞いた時に抱きしめて泣いたんだ 信仰のことはわからない だけど、引き裂かれるほどの苦しみを感じながらも捨てられないものなんだっていうことは、ドランのあの泣き顔で痛いほど伝わってきた 本当に彼らが信じる神がいるのだとしたら、なんて趣味の悪い遊びをしているんだろう 神の心で人は散る 飛行機事故で死んだ彼らの居場所はどこ? エティエンヌの居場所と救済は? 神は人間なんか救ってくれない 信じ続けた彼すら救いなんてしない 神とは?大きな存在がゆらぐ
honohono42
4.5
深い物語だった。それぞれに人生があり、ストーリーがある。 エホバの証人の信者であるジュリー(マリリン・キャストンゲ)とその彼氏エティエンヌ(グザヴィエ・ドラン)。老年でありながら不倫の恋に浸るバーテンの男性とクロークの女性。薬の運び屋の男性。アル中の妻とギャンブル狂いの夫。そして運命の飛行機事故へ。 白血病に侵されたエティエンヌは、教義により輸血ができず手術することができない。神の救いをただ待つ。信仰のために死ぬ。エティエンヌの彼女は医療従事者であり、輸血を勧める立場にあるのにそれができない。この苦悩。彼女もまたエホバの証人の信者であり、彼の苦しみを理解できた。 エホバの証人。詳しくは知らない。昔ドラマか映画で北野武が信者を演じたものを観て強烈にその表情を覚えている。 信仰。日本人には理解しがたい心情ではなかろうか。私自身も命に代えても守るべき信仰なんかない。今まさにスコセッシの「沈黙」が公開中だが、その気持ちを理解することは今の私には到底できない。 ストーリーは過去と未来を行き来しながら、吸い込まれるように終結していく。そしてルイーズの夫の言葉が強烈にジュリーの心を捉える。 観ているうちに信仰の気持ちのほんの一部を理解したような気がした。信仰なくして生きる意味なし。信仰を持たない私からみたら、そんなことのために死ぬのか、と馬鹿げたことに思うが、エティエンヌやその家族の様子を見ているうちに、急に弾けるように何かがわかった気がした。 この作品は、相当よくできている。グザヴィエの才能がわかりやすく表現されている。とにかく、登場人物の心情がどれもグサグサ入ってきて、どのストーリーも胸に刺さる。それでもエティエンヌとジュリーのストーリーはこの作品の大半を支配している。 神とは。
あい
3.5
20220130 ラストシーン、死んだのは誰だったのだろう。 エティエンヌか、ジョンか。どちらともつかない彼女の表情は、まさにわたしたち観衆の表情であり、だからこそ彼女の幸福を願ってやまない。 宗教から排斥された彼女にとって、宗教のさなかにある彼の死と、そのきっかけとなった彼の死は、どちらが意味のあるものだろうか。彼らの信仰心を理解し得ないわたしにその答えは出せないけれど、本作は確実にそれを問うてくれたのだと思う。 . エティエンヌとジュリーのエピソード以外みんなそれなりに過失があって、その対比があからさますぎて興ざめしてし まった。彼らなりにある事情にまで深入りしてくれるとより良かった。彼らそれぞれの人生がクロスするタイミングで発せられるセリフは刺さった。「飛行機が落ちるのは、全能の神がいないから」「うまくいくさ」
それはうちの猫の名前だし。
4.0
信仰と現実の矛盾を主軸に、神はいるのか、神が運命を決めるのかと問う群像劇。クライマックスに向けてひとつにまとまっていくドラマと登場人物たちの感情のゆらぎ。硬軟が両立されていて魅力的な空気だった。観客への情報量もちょうど良く、サスペンスとしても面白い。飛行機事故のフラッシュフォワードと、登場人物たちの運命を見渡す作りで、神の視点的なひっかかりも持てる。 登場人物のひとりが「捨て身だ」と言っていたとおり、彼ら彼女らはみんな捨て身で何らかを信じ、あるいは何らかに捕らわれ、自分の平穏や命を投げ出そうとしている。それを愚行だとは言えるけど、同時に彼らが背いた倫理や道徳観、正義、科学的根拠も、大勢に信じらながらときに揺れ、利害のために都合よく扱われ、新しい事実にくつがえされることもある。 神がいないならそれは残酷なのか希望なのか。運命なんてそもそもあるのか。疑いながら観ていても、ただの雨が、天から降りそそがれる意味ありげなものに感じられてしまう。そんな演出と、ちょっとエキゾチックな音楽も良かった。 @DVD
hhh
4.0
"僕にも必ず居場所があるはずだ" ドランの心の底からの叫び . 生きていく上では抗えない運命が在る それは生であり、死であり、性でも罪でもある 生きていく上では人は必ず罪を負う それは決して赦されないもの 抗えない運命に翻弄されながらも、全てを受け入れ、罪を犯した自分という存在の苦しみを自分という身体で背負い、生きていくしかない . "理不尽に思える死も 死は自然なものなのだ" まさに今死に向かうドランが聖書から引用する . "飛行機が落ちるのは 全能の神がいないからだ" ここで神の存在そのものがゆらぐ . 誰の心にも神は居て 神はどこにも居ない . 希 望を信じずにはいられない弱く哀れな人間 それでも命あるもの生きていかなければいけない THE NOVEMBERS「僕らはなんだったんだろう」が頭の奥から聞こえてきた
たむら
4.0
劇中の台詞にもあったけど、神は万能なんかじゃなくてほんとにただのアイコンでしかないんだな…
cocoa
3.5
グザヴィエ・ドランが出演するので気になっていました。 彼の監督、出演作品は何本も観ていますが、今回はあくまでも白血病患者でエホバの信者と言う役柄。 この作品はそれぞれの事情を抱えた人達が気持ちを揺れ動かしながら、ある飛行機墜落事故に遭遇する群像劇です。 最初から最後まですべての人に感情移入でき、映像や音楽も秀逸。 エホバの教えでもある輸血を禁じる決まりを看護師のジュリーが破り、信者仲間から「排斥」されるのがリアルでした。 婚約者のエティエンヌ (グザヴィエ・ドラン)も彼女が輸血したと聞き別れを決意…「まだいたの?」と冷たい一言。 でも彼にとってエホバを信仰する事はそういうこと。 一方、輸血をしたジュリー には、奉仕に行った先で聞いた「万能の神などいない。」という言葉がいつまでも心に残っていました。 登場人物すべてがうまく、「神のゆらぎ」というタイトルがまさにぴったり。 静かな奥深い作品でした。 (追記)… ラストで電車(トラムかな)に乗っていたジュリーに同僚の 看護師が「彼は昨日死んだ。」と告げましたが、彼とは事故で助かったただ一人の患者と私は思ったのですが。 多くの方のレビューでは死んだのはエティエンヌとありました。 私は迷わずに患者だと思ったのはジュリーが信仰の規則まで破り、奇跡にかけて輸血を決心したからです。 信仰心を捨てるほどジュリーにとって患者の存在が大きかったのではないかな…。
ひろ
3.5
監督ダニエル・グルー、脚本ガブリエル・サブーランによって製作された2014年のカナダ映画 ・ 様々な問題を抱えた登場人物たち、選択が運命を左右する。墜落する運命にある飛行機へと向かっていくのは… ・ 1人の選択が他人の運命をも左右する 「神のゆらぎ」というタイトルはなかなか秀逸だけど、この映画の内容はアメリカとかで怒られそう 信教心の薄い日本人なら関係ないかな ・ 群像劇だから登場人物が多いが、みんなまともではない 未来と過去を交互に描いたり、群像劇としていい感じにラストへ向かっていくんだけど、あの終わり方はどう解釈したらいいのかなあ 分かるんだけど、納得いかないというか ・ グザヴィエ・ドランが信教心の強い登場人物を演じている。自分の監督作品が絶賛されてるだけに、俳優として他の監督作品に出演していると新鮮。自分の意見を通すわけにもいかないから難しいだろうなあ。群像劇だから登場は短いが存在感のある演技だった。監督グザヴィエ・ドランもすごいけど、俳優 グザヴィエ・ドランからも目が離せないなあ
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