Columbus
Columbus
2017 · Drama/Romance · United States
1h 44m
©︎2016 BY JIN AND CASEY LLC ALL RIGHTS RESERVED



When a renowned architecture scholar falls suddenly ill during a speaking tour, his son Jin finds himself stranded in Columbus, Indiana - a small Midwestern city celebrated for its many significant modernist buildings. Jin strikes up a friendship with Casey, a young architecture enthusiast who works at the local library.
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Cast/Crew
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Eat the Night

Eliel

Meier
ジュネ
4.0
2020年66本目は、小津安二郎に大きな影響を受けたと語るコゴナダ監督の長篇デビュー作『コロンバス』。 ------------------------------------------------------------ コゴナダ監督は「カメラアングル」や「画面構成」に強いこだわりを持っており、彼のホームページでは是枝和裕、イングマール・ベルイマン、ゴダールなど様々な映画監督のテクニックを解説したビデオエッセイが公開されています。本作はそんな彼の探求心を体現する一作になっていて、最初から最後までとにかく「美しい」の一言です。 ------------------------------------------------------------ コロンバスの街中に存在する図書館・橋・銀行など数々の美麗なモダニズム建築が、完璧に計算し尽くされた構図で次々と映し出されます。主人公2人はヘビースモーカーで毎度タバコをふかしてはポイ捨て。今の時代誉められた行為ではないのに、彼らがフーッと吐き出した紫煙が画面上に漂っているのを見ると、物憂げに立ち込める霧のようでめちゃくちゃオシャレに見えてしまいます。 ------------------------------------------------------------ 「鏡面」や「ショーウィンドウ」を使って登場人物を反転させるテクニックも多用されていて、どれも非常に印象的です。始まってすぐ、ジンの父親と助手のエレナが雨の降る公園に立つシーンがあるんですが、このときに赤い傘を持ったエレナが「水たまり」に反射して綺麗なシンメトリーを作り出します。もうこの時点で私の心はかなり鷲掴みにされており、その後も全く退屈する隙がありませんでした。 ------------------------------------------------------------ ジンとケイシーは、人種も生まれも育ちも年齢も性別もまるで違う「対照的」な2人です。しかし共に語り会う中で彼らの間に何にも変えられない絆ができていき、実は2人が「対称的」だったことが分かるんですね。美しいシンメトリーの構図に「人と人との関わり」そのものが象徴されていて、ため息の出てしまう秀作でした。
ツァラトゥストラハカク語リキ
4.0
「問題は集中力じゃなくて、興味の欠如なんだ。」 * * 最近の子供はゲームのし過ぎで集中力に欠け、読書ができないって言われるけど、興味をもったゲームには集中できる。重要なのは、集中力じゃなくて何に興味を持つか。 * * モダン建築の街コロンバスを舞台に淡々と進んでいく静かでキレイな映画。 * * 偉大父とは疎遠にしている男と、頼りない母親が心配で街を出れない少女。対照的な二人が出会って、ゆっくり人生が動き出す。
wishgiver
4.5
モダニズム建築の街として知られるインディアナ州コロンバスを舞台にしたドラマ。 「建築物には人を癒やす力がある」という劇中のセリフどおり、そして美しいシンメトリーの構図と映像に完全に癒されました。 また音にもすごく配慮が行き届いてて、2人の会話のトーンも見事にマッチしてるし、ほとんどBGMのない中で本を積み重ねる音やサンドイッチを作る音など、何気ない日常の音がものすごく心地良かったです。 ケイシーを演じるのは『スウィート17モンスター』『ブロンズ』のヘイリー・ルー・リチャードソン! 彼女のセリフと声、トーンとしゃべり方が作品の世界観にパーフェクトにリンクしてて、これまでの出演作で最高の存在感と演技でした。 ちょっとティモシー・シャラメ風の司書ゲイヴのセリフもいい! 公開最終日にスクリーンで観られてホント良かったです。 (2020.8.13@刈谷日劇)
toa
3.0
初めて知る街。モダニズム建築の街らしい。 絵画的な撮り方というのかな、ほとんど動きのないシーンで音だけが響くから静止画じゃなくて映像なんだとわかるくらい。定規と分度器とコンパスで造ったみたい。対称性は古くから美の条件の一つにもされるけど、しつこいくらいにそれを強調する画角が続いて、建築写真集を読んでいるみたいな感覚だった。 不安定なときだからこそ、不動の建築物の対称性は別世界のような確かさを感じさせることもあるのかもしれない。 ジンの言う「身近すぎて何も感じなくなる」気持ちが痛いほどよく分かった。本当の無ほどカラッとしてない。離れてても近い物を目にすると何となく思い起こしてしまったりね。かさぶたを引っ掻くみたいに。 ヒトは建築と違って揺れながら動いていく。煙草をやめるカサンドラ、不安定さから脱皮するのかな。
餅太郎
3.5
『コロンバス』と聞いてパッとモダニズム建築が頭に浮かぶ人にとっては大変素晴らしい内容。そうでない方には少し退屈かもしれない。監督のコゴナダ氏は小津安二郎の世界に惚れ込んで小津映画の脚本家である野田高梧(こうごのだ)氏からその名前をとった。そして映画を見ていただくと分かりますが ちょっと小津大好き過ぎ カメラが微動だにしない撮り方、ズームしたりパンしたりしない。人物が佇む、全てが計算して配置され、何かが時折通り過ぎる程度。まるで美術館で絵画や写真展を見ている様な内容。つまり、美術館が苦手な人には絶対に無理だと思われます。 息子ジン役のジョン・チョーさん、イイでしょう?あの困った様な表情が好きで個人的に推しなのですが、彼が気になった方は2018年『Search』をどうぞ。 おまけ1 もし、この映画を見てコロンバスを旅してみたいと思った方はひとり旅で。映画で見るよりは遥かに地味で退屈で物悲しい街かもしれません。(コロンバス行きたい方はそもそも派手さは求めていないでしょうけれど) おまけ2 『ロスト・イン・スペース』を丁度見ていたので偽Dr.スミスが激しく気になりました。流石はインディペンデント映画の女王だわ。存在感すごい。
nao
3.5
インディアナ州コロンバスで出会う2人を、美しいモダニズム建築と共に静謐なタッチで描く作品 すべてのカットがコロンバスのモダニズム建築への敬愛とも言うべき映像美に彩られ、静かで、穏やかで、抑制的な場面が連続する コロンバスにある建築群は静謐なたたずまいをみせ、その建築を見つめている人間の配置は絶妙に計算されている。その絶妙な構図は完璧だと思わせられるほど美しい それでいて、登場人物がそれぞれの建築物に対する想いを吐露すると、そこには、豊穣ともいえる感情がほとばしり出て、冷たい機能美だけではない優しさのようなものが画面に立ち現れてくる モダニズム建築が持つ透明感のある美の世界を映画として表現し、こもった振動でリズムやメロディーが伝わる音楽、建築の冷たさと暖かさ、それに魅せられる人間と無関心な人間、二面的な両方の存在を上手くつなぎ合わせ展開する人間ドラマは、閑寂で美しい 多くは語らないが、鑑賞者の心に言葉に表せない"何か"を残していく作品です
zizi
4.0
カメラアングルに小津フリークさが出ているが、その背景がまた素晴らしいモダニズム建築。その前での演技も演出にセンスがあり、無音の会話シーンや鏡を使ったりなど惹かれる。音楽センスもとても良い。 主役の女優さんの子供の様な笑顔が輝いてて、とても自然で溢れる天然系可愛さ。ファンになった! 物語は丁寧に織られたもので、きちんと感じながら観ないと置いていかれるかも。 起承転結より、少しずつ理解が進むなかで背景や人物像も見えてくる、とても静謐な物語でした。
cocoa
3.5
原題もそのまま「Columbus」。 モダニズム建築の街で知られるインディアナ州コロンバスが舞台。 そこでたまたま知り合った2人。 一人は高名な建築学者の父を持つ息子ジン(ジョン・チョー)、一人は図書館で働く建築物が好きな女の子ケイシー(ヘイリー・ルー・リチャードソン)。 まったく対照的な2人が建築物を見ながら語り合うことでそれぞれ新しい人生を踏み出す…そんなストーリー。 小津安二郎氏にオマージュを捧げたと言うコゴナダ監督の初長編らしいですが、脚本も映像美も素晴らしい作品でした。 ジンは決して人当たりが良いわけではない。 韓国で抱えている仕事も急かされるばかり。 その上、父親が倒れたと言う一報でコロンバスに来たけれど気持ちは複雑。 そんなジンがタバコをきっかけに知り合ったのがケイシー。 自分の将来を考えながらも人生に立ち止まっている彼女はとても親しみのある女の子。 そして「失礼ですが…」と言いながらジンの内面までしっかり追求できる。 父親に一切構ってもらえず愛情を感じないジンはコロンバスから早く立ち去りたい。 この街の建築物が大好きで、さらに問題を抱える母親を置いて外の世界に踏み出せないケイシー。 対照的な2人が最後に選んだ人生がとても奥深い。 全編において映像美が溢れていて、さらに登場人物の言葉も心地よかった。 鳥のさえずり、木の葉の舞う音、キッチンでの作業の音もそう。 タバコのシーンが多いけど…(それもポイ捨て)、なぜか穏やかで深呼吸をした気分になれる。 鏡や水面を上手く活かした美しい画面もたくさん印象に残りました。 ちなみにケイシーの男友達ゲイブを演じたのはマコーレー・カルキンの弟、ロリー・カルキン。 カンキン兄弟は激似ですね。
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