ロケットマン
Rocketman
2019 · 伝記/ドラマ/ファンタジー · イギリス, アメリカ
121分
(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.



両親から満足な愛情を注がれず、少年時代を過ごしたエルトン・ジョン(タロン・エガートン)。やがて彼は、人並外れた音楽の才能を認められ、瞬く間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がっていく。
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てっぺい
3.5
【心が痛むミュージカル】 両親からも愛されず、無数の依存症を発症するエルトン・ジョンの超赤裸々告白映画。喜楽を増幅するミュージカル要素も、心を痛める逆の演出に。その分、迎えるラストはもう感動。 ◆概要 グラミー賞を5度受賞、『ライオン・キング』の主題歌「愛を感じて」でアカデミー賞歌曲賞を受賞した、エルトン・ジョンの自伝的映画。使用楽曲は「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」などヒット曲多数。監督は「ボヘミアン・ラプソディ」の最終監督を務めたデクスター・フレッチャー。エルトン自身も製作総指揮を手がけた。出演の「キングスマン」シリーズ、タロン・エガートンは、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。 ◆ストーリー 音楽の才能に恵まれていた少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、やがてロックに傾倒、「エルトン・ジョン」という名前で音楽活動を始める。後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、成功への道をひた走っていくが……。 ◆感想◆ ミュージカル映画ながら、ほぼドキュメンタリー映画を見ているような、圧倒的なエルトン自身の人物像の掘り下げっぷり。幼少期から青年期、現在に至るまで、無数の〇〇依存症をそこまで披露するかと思うほどの赤裸々映画。 ◆孤独 映画で終始描かれるエルトンの圧倒的な孤独。父からのハグもない、母から“あなたは孤独な人生を選んだ”とすら告げられてしまう、親から絶対的に与えられるはずの愛を与えられていない人生は、正直想像を絶する。そんな反動から、無数の依存症を発症、告白する冒頭に、ドラッグと酒に溺れ、周囲に当たり散らし瀕死にすら陥る怒涛の描写ラッシュの映画後半。もう見ていて心が痛む感覚だった。 フレディー・マーキュリーにジミー・ヘンドリクス、カート・コバーン、ホイットニー・ヒューストン、、命を落とすヒットミュージシャンは数えだしたらキリがない。やはり命の危機に陥ったエルトンが、大成功を収める事で逆に生まれる孤独を、この映画を通して如実に物語っていたと思う。実際、監督のデクスター・フレッチャーは、映画を共作したロバート・デニーロが抱える孤独について語っている(https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/a28780604/cfea-buzz-19-0823/)。 ◆名曲 「Your Song」「Rocket Man」「Candle in the Wind」「Goodbye Yellow Brick Road」、予想していたものの、もう名曲のオンパレード。エルトンのコアファンにもおそらく満足出来る満載感だと思う。特にやっぱり「Your Song」が生まれるシーンは鳥肌モノ。事実か演出かは置いといて、歌詞を見て一発であのメロディが生まれていく様は、エルトンの天賦の才が目の当たり、ホントにワクワク感満載なシーンだった。 ◆演出 全体にこれでもかと散りばめられたミュージカルシーンは、個人的には諸刃の剣な印象。楽しくなれる効果的なものもあれば、ちょっと冷める面も。ただ、トラバドールでエルトンと観客が宙に浮く演出はピカイチ。エルトンがアメリカで大成功する起源となった、ファーストライブの爆発力が見事に表現されていたと思う。 ◆演技 単純に、ホモセクシャルじゃない人間がホモセクシャルを演じるのは苦痛だと思う。タロン・エガートンのまさに体当たりな演技にはもう拍手。黒人コーラスからのキスに恍惚の表情を浮かべる様や、濃厚キスシーン、ジョンに対してのうっとりした眼差しまで、見事の一言。 ◆字幕 今作で個人的に気になったのが字幕。エルトンとバーニーが初対面の場で一緒に歌いだすシーンや、エンドでエルトンが昔風のミュージック・ビデオ(?)に入り込むシーンには歌詞の字幕がついていなかった。字幕担当にとって、字幕をつけない判断ってとても勇気がいる事だと思うけど、映像と雰囲気を感じる事に徹してくれ、と告げられているような気がして笑、逆に集中できた。歌詞の意味までは聞き取れなかったけど笑。 ◆ 最近で言う「ボヘミアン・ラプソディ」、「アリー/スター誕生」に続く音楽系映画。ディズニーの実写化ブームじゃないけれど、エルトンジョンに続いてどんどんミュージシャンの伝記映画が作られそうな予感笑。是非期待したい! #ロケットマン #映画 #映画鑑賞 #映画ノート #映画好き #映画大好き #映画記録 #映画レビュー #映画メモ #洋画 #シネマ #映画紹介 #映画部 #おすすめ映画 #映画鑑賞記録
みゆ
4.5
タロン・エジャトンがエルトンを演じるから… 正直それだけの理由で観に行ったのだけど、 何度も、何度も、号泣した。 『ボヘミアンラプソディー』の二番煎じで終わるんではないか?という不安は杞憂で終わった。 ▫︎ 何よりタロンの、タロンが、タロンを封印し、 全力全霊でエルトンを演じている姿に感動する。 人を惹きつける歌唱力は勿論のこと、 過激で繊細で、とても脆くて危なっかしいエルトンを体当たり演技で魅せてくれたことに鳥肌が立つ程感激した。 ▫︎ エルトンを演じるにあたって相当のプレッシャーがあったと思うけどタロンはそのプレッシャーを跳ね除けエルトン本人を始め多くの人の期待以上にエルトンを演じきったと思います。 ▫︎ “ド派手な衣装に個性的なメガネの癖の強いおじさん歌手”くらいな印象しかなかったエルトン・ジョンの苦悩と成功、そして最後の最後で本当の幸せを掴んだ壮絶な人生。 本作がきっかけで知る事が出来て良かったです。 ▫︎ それにしても… 両親に愛されていたフレディとは違い、 両親にすら愛されなかったエルトンの人生はあまりにも不憫で、寂しい気持ちを酒とクスリで誤魔化すのも無理ないな…と。 “そういう人間だから”と開き直る元父親すら、 最終的には受け入れるエルトンの優しさは何なんだろう。 自分の事を“僕は難しい子供だった”なんて言わないで欲しい。 親に愛されたい、ハグして貰いたい、 ただそう願うだけの普通の子供だったのに。 ▫︎ 『ボヘミアンラプソディー』も感動したけど、 個人的には本作の方が感情移入しやすくて好きだったかもしれない(*´ω`*) エルトンとバーニーの友情に乾杯! 【劇場鑑賞】
kasa1024
5.0
もう素晴らしく最高すぎる作品。エルトン・ジョンの過去〜現在をミュージカル調に描いた作品で鑑賞した後に凄いエンターテイメント作品だったとつくづく思う。
wishgiver
4.0
タロン・エガートン、完全にエルトンでした! 親からも愛されなかったエルトン、でも作詞の相棒バーニーと出会い、いきなりロックスターへ。 ド派手なパーティ好きエルトンの愛がとても伝わるステキな作品でした。 比較されるであろう『ボヘミアン・ラプソディー』とは企画・演出・構成がかなり異なりますが、ミュージカル仕立てのこちらの方が伝記映画としてはわかりやすく、エルトンの内面に上手くスポットが当たってると 思います。 ライブシーンがほとんどないのが残念ですが、実際禁酒に成功して、現在ハッピーなエルトンが見られて良かった。 幾多のド派手な衣装はとても正確に再現されてて、一見の価値ありです。 ♢♢♢ 母親役のブライス・ダラス・ハワード、大好きな女優ですが太◯りすぎです(笑)。 (2019.8/23@AC津南)
toa
3.5
歌うっっっっっま! 半生だけでこんなに名曲を生むなんて、天才って凄い。YOUR SONGもSorry Seems To Be The Hardest Wordも、知らずに聞いてた曲がたくさん。特にYOUR SONGが出来上がるシーン、鳥肌が立った。 生い立ちや依存症だったことは初めて知った。壮絶な経験が人の心を打つ作品を生み出す力になるのかもしれないけど、一個人としては辛いなぁ。満たされなかった原体験は一生つきまとうという。フロイトの言うあらゆる防衛機制が出てるような反応だった。 エンドロールの写真、よかった。 ちなみにSingのジョニーは彼がモデルなのかな?タロン・エガートンだし、ピアノも弾いてたし。
ETO
3.5
音楽5、ドラマ5、感動0。 ゲイを描きすぎて、うーん正直観てられない。 もうちょっとうまく描いてほしい、それを中心に伝えたいの?たぶん違うと思うんだけど。 テンポは良いけど、出会い別れの繰り返し飽きる。 アリーにもボヘミアンにも劣る…
ジュネ
3.0
2019年184本目はエルトン・ジョンの半生を多数の名曲と共に綴り、主人公エルトンをタロン・エガートンが演じます、『ロケットマン』。 -------------------------------------------------- 『ボヘミアン・ラプソディ』では実質的にブライアン・シンガーから監督を引き継いだ形のデクスター・フレッチャーですが、今回は初っぱなから自由に作れたからなのか、自らの欲望を爆発させたと言っていい一作で全てがスケールアップしています。そしてそこに抜群の説得力を持たせるのが主演のタロン・エガートン。 -------------------------------------------------- 顔立ちやハゲ具合に留まらずやはり光るのは歌声で、あまりに声が似ていたため最初は吹き替えだと勘違いしていたくらいです。そんな彼の凄まじい名演×きらびやかな演出×数々の名曲が次から次へと繰り出され、本人の半生を描く伝記なんて趣旨は何処へやら、ド派手なミュージカルを見せられた気分で視覚の満足度はまさにロケット。 -------------------------------------------------- 一方で誇張はフレディ・マーキュリーの時よりも酷く、曲の発表順や時系列、起こった出来事など作中で描かれていることの多くは真実ではありません。また、奇抜な衣装で心に鎧を身につけ本当の気持ちに蓋をし、偽りの愛や薬物にすがったエルトン本人も、真実から目を背け続ける人間として描かれます。 -------------------------------------------------- 私はどうしてもこの手の「感動狙いの過剰演出」って好きになれないんですけど、嘘だらけゆえに「たった1つの真実」とでも言うべきエルトン・ジョンとバーニーの友情・愛情がいっそう光輝いて見えるとは…ここまで計算ずくなら大したものだと思います。
まりお
4.0
まず、主演のタロン・エガートンが好きだから! 彼の演技を見るだけでも、満足できる出来映え! そもそも、キングスマンのあの彼が、 しかもキングスマンで共演したエルトンの伝記的な作品で主演とは、絆を感じる。 SING!!!!! もそうらしいけど(´ω`)エルトンがタロンを気に入ってるのかな。 正直エルトンをあまり知らない世代だから、「あ、これ聞いたことあるー」くらいだったけど、彼の有り余る才能と苦悩に涙した。 しかし奇しくも流れはほとんどボヘミアンラプソディ。 比べてしまうのは否めないか、、 でも、タロンエガートンを選んで正解だったと思う!
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