死刑台のエレベーター
Ascenseur pour L'echafaud
1957 · 犯罪/ドラマ/サスペンス/アクション · フランス
88分



未開地開拓会社の技師ジュリアン ・タベルニエ(モーリス・ロネ)と社長夫人フロランス・カララ(ジャンヌ・モロー)は愛し合っていた。二人の自由を阻む邪魔者シモン社長を亡きものにせんと、二人は完全犯罪を計画していた。殺害計画実行の日が来た。ジュリアンは拳銃をポケットにしのばせ、バルコニーから手すりに錨つきのロープをかけて上り、社長室に入り、社長を射殺し、その手に拳銃を握らせた。
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キャスト/スタッフ
レビュー
50+挿入曲情報

Le petit bal (Take 1)

Au Bar Du Petit Bac

The Deliberate Stranger
ダニーダン
4.0
ルイマル監督若干25才にして 映画史に 語り継がれる 名作を撮りあげたことに 拍手喝采とともに ジャンヌモローの 当時30才の その妖艶で アンニュイな 容姿とマイルスデイビスの サックスの音色に 脱帽です!
きなこ猫
4.0
完全犯罪の成功に指先がかかったとき、転落の滑車がゆっくりと回り始める。ラストショットの余韻がいつまでも心に残る犯罪映画の傑作。 また本作の音楽を担当したM・デイヴィスによるモダン・ジャズの即興演奏は、映画史のなかで永遠に語り継がれていくことになるだろう。
dreamer
4.5
都会を映すノワールなモノクロ映像と即興演奏によるジャズの音楽が、現代人の空虚な心理を斬新な演出で鋭く抉ったルイ・マル監督の秀作「死刑台のエレベーター」 この映画「死刑台のエレベーター」は、「ジュ・テーム、ジュリアン」と電話口でけだるく囁く女の顔のアップで、幕を開けます。 マイルス・デイヴィスのトランペットの旋律が、けだるく響き、この疲れた顔の女の恋が、切なくもの哀しい運命にある事を予感させます。 監督は、フランスの新しい波と言われるヌーヴェル・ヴァーグの旗手的存在だった、ルイ・マル監督の若干25歳の時の衝撃のデビュー作で、音楽は、モダンジャズの帝王マイルス・デイヴィス、撮影は「太陽がいっぱい」の名手アンリ・ドカエ、主演は、当時29歳のフランスの名女優ジャンヌ・モローと「太陽がいっぱい」「鬼火」のフランスを代表する演技派俳優のモーリス・ロネ。 監督、撮影、音楽、役者、ストーリーと、どれをとっても最高に素晴らしく、それらが互いに絡み合い、見事に化学反応を起こし、優れた映像世界を作っているのです。 土地開発会社で働くジュリアン(モーリス・ロネ)は、社長夫人フロランス(ジャンヌ・モロー)と密会を重ね、遂に、邪魔者になった社長を殺す完全犯罪を企て、二人は実行しますが、犯行直後、帰り際に乗ったエレベーターが、電源解除のため停止してしまい、彼はその中に閉じ込められてしまいます------。 フロランスは、ジュリアンと連絡がとれないため、ジュリアンを探して、夜のパリの街を歩くシーンは、まさに"映画そのもの"で、夜の中を、ジャズのけだるい音楽の中を、街の灯の中を、ハイヒールを履いた身なりのいい女が必死にさまよい歩く------。 そして、小雨が降り始め、雷が鳴り響き、女の顔には目の下に深いくまが刻まれ、焦りと焦燥の色がにじみ出てきて------。 名手アンリ・ドカエのカメラワークとマイルス・デイヴィスの即興演奏によるジャズのけだるい響きが、フロランスの心理を効果的に物語っていて、実に見事です。 およそ映画でしか表現できない、"映像が伝える感情"が、ここにあるのです。 パリの街中を行き交う人々や車、ネオンサイン、こういう"夜の街の表情"が、全て恋人を必死で探し歩く女の心理を的確に表現しているのだと思います。 このような優れた映像テクニックを持つルイ・マイ監督の映画は、極力、無駄なセリフをなくし、我々観る者の創造力をかき立ててくれます。 そして、車の窓ガラスに映った自分の顔を見て、「ひどい顔、悪魔のようだわ」とつぶやく女------、ジャンヌ・モローは本物の女優だと痛切に感じます。 この映画の全編を覆う、アンリ・ドカエの撮影によるモノクロの映像が、美しくもスリルに満ちた光と影を投げかけ、映像的な痺れるような陶酔感を味合わせてくれます。 それにしても、このモノクロの映像による、夜のパリの美しさは、比較するものがない程の美しさに溢れています。 喧噪の中に孤独が潜み、傍観者にはただ美しく見える街、それがパリの街なのです。 真っ暗なエレベーターの中で、ジュリアンの憔悴しきった横顔を照らし出すライターの光。 見回りに来た警備員が持っている蛍光灯の光、そしてラストの------。 この映画「死刑台のエレベーター」は、ヌーヴェル・ヴァーグの存在を広く世界に知らしめた記念すべき作品で、ルイ・デュリック賞を受賞した、映画史に長く残る名作なのです。
りん
3.5
音楽、役者の顔、街並み。 雰囲気がひたすらにいい映画でした。 冒頭の電話シーンのちょっとクサい感じがこの映画の雰囲気を決定付けている気がします。 サスペンス部分に関しては、なんか色々モヤッとするところがある。 若者があまりに短絡的で無責任。 主人公の計画もちょっとアラが目立ったりする。 (呼び出されたとはいえ、ロープの回収忘れるのはちょっとマヌケすぎ) 夫人も嘘つくのがちょっと軽率すぎ。 最終的には一応の着地を見せているので、めちゃくちゃ不満とかではないですが。 3組の男女カップル。 形は違えどそれぞれの年代に応じた愛 の形があるところに注目した方が楽しめるかもしれません。 若さ故に先を考えずに暴走。ついには心中未遂。 夫を持ちながらもつい他人に手を出してしまう大人の恋愛。隠しておかなければいけない恋愛なのに写真は残してしまうというちょっとした盲目感。 そして熟年夫婦の幸福感。 "愛の形"というテーマで考えるといい映画なのかもしれません。
Kako
4.0
ジャンヌモローの美しさたるや
ざべす
3.0
監督名を聞いたことあるルイ・マル作品を初鑑賞。 (『世にも怪奇な物語』のオムニバスの一つを担当していたらしいけど印象にない) 数奇な運命に翻弄されるサスペンス。 その根底にあるのはやっぱり「愛」。 え、これデビュー作なん? 大味っちゃ大味やけど、大切なところは押さえてあるし、ラストも印象に残るしで名監督って初期作でもどこか「持ってる」ねぇ~
松井
3.5
ベンツかっこええ
すいか
3.5
まず音楽がマイルスデイビスの時点でいい感じ。映画の半分は音ですから。 話は不倫カップルが犯罪を犯した事をきっかけに様々な人の人生が狂い始める。テンポが良いので中だるみしない。仮にあっても良い音楽がそこをうまーく埋めてくれてる。そう、この映画は何と言っても音楽が良い!流し見しても良いくらい。
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