千夜、一夜
千夜、一夜
2022 · ドラマ · 日本
126分
(C)2022映画『千夜、一夜』製作委員会



北の離島の美しい港町。30年前、登美子(田中裕子)の夫が突然姿を消した。彼はなぜいなくなったのか。生きているのかどうか、それすらわからない。漁師の春男(ダンカン)は登美子に想いを寄せ続けているが、彼女がそれに応えることはなかった。ある日、登美子のもとに、2年前に失踪した夫・洋司(安藤政信)を探す奈美(尾野真千子)が現れる。彼女は自分のなかで折り合いをつけ前に進むために、夫がいなくなった理由を探していた。そんな折、登美子は街中で偶然、洋司の姿を見かける……。
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
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Sara
5.0
田中裕子さんの一人芝居が見れただけでも満足です。 尾野真千子の「若松さん、夢見てるのよ!」の言葉にこの映画のすべてが詰まっているような気がした。
星ゆたか
3.0
2024.10.2 年間約8万人の行方不明者の届け出があるという「失踪者リスト」に着想を得て。 ドキュメンタリー出身で。 「家路」(14)という映画(11年原発事故で進入禁止地域での話)久保田直監督作品に出演した。 田中裕子さん主演で、失踪者の夫をひたすら30年まちわびる女性の物語だ。 佐渡島という北朝鮮の拉致事件のあった土地柄を舞台にしているが。 その社会性の告発よりも、『失踪された側の人間の心の有り様に迫った』作品。 田中裕子さん演じる50代の女性·登美子は遠洋漁業の仕事をしている夫に。 ある日突然『ちょっと出かけてくる』と言われ、そのまま失踪されて。 手掛かりを求めて街頭呼び掛け運動なども熱心に取り組んだ。 残念ながら成果はでず。 『自分のどこが原因で失踪したのか』心に問答し続け。 まだ結婚解消の手続きもせぬままに。 30年がすぎていた。 近くのイカ加工工場のパートで働き。 日々幼馴染みの漁師の春男に言い寄られている。 そんなある日看護師の仕事をしながら、2年前『散歩に行ってくる』と日中出かけたままね中学教師の夫を探し待ちわびる奈美が紹介で訪ねてきた。 登美子が過去の経験上知り得る、[特定失踪者問題委員会]に調査資料を提出してもらうた為に。 更にその先に離婚調停依頼書として使用する為でもあった。 奈美は登美子さんのように『いつまでも夫を待つ』事は出来ない。 『結婚のそもそもの目的計画を実施していく』上で。 『35までに出産し子供を育てていきたい』 その為にはいつ戻るか分からない夫より。 病院の同僚の男性の求愛を受け。 前向きに生きたいと思っていた。 この二人の夫に失踪された妻の立場で異なる考えを持った女性を対比させながら。 『生きる目的·意義を考えたい』とするテーマが浮き上がってくる。 劇中登美子の実母と。 夫の義母が亡くなり。 その義母の葬儀に出向いた時に偶然。 奈美の夫と遭遇し。 登美子は自分の夫に問いかけるように。 『失踪した経緯と理由』を聞き出した。 そして奈美が既に新しい“夫候補”の男と同棲している所へ。 状況を元夫婦のどちらにも話さず。 付き添い(どちらからも感情に走り過ぎないよう頼まれ) “修羅場”へ。 その後映画は帰宅した登美子の家の夜。 雨も降る中、奈美に追い出された夫が。 お世話になった登美子が失踪夫を30年も待ち続けている女性と知らされて訪ねてきた。 ここで奈美の夫の失踪の理由。 『幾つで子供を持ち家を建てと、結婚計画のプランどうりに生きなくてはならない事に疑問を⁉️』 登美子の待ち続ける理由。 『父親が戦争心身症から暴力的になり、その為、登美子は男性恐怖症になり。初めての男性·夫に全ての心の拠り所を託していた』 その夫の明快な失踪の理由を聴くまでは、先に歩み出せない。 だから、いくら幼馴染みが夫が帰るまで一緒になって欲しいとせがまれても、応えられないのだ。 映画の見せ場としては。 突然登美子に連れられて夫が帰ってきて。 大きく動揺する奈美とらの修羅場の所と。 その後の、登美子と奈美の夫(まるで背格好から登美子の夫の代わりのような)と。 【失踪】を廻る理解と和解の抱擁の場面があげられると思うが。 この登美子の30年は、奈美の2年に比べ長過ぎやしないか?。 せめて登美子の方を15年位にして。 奈美の2年と比べたら、失踪された女の男を待つ心持ちに具体的な実感が、もっと伴うのではないかと思った。 30年の歳月の中には、この二時間ばかりの映画で描ききれない、もって余りすぎる程の出来事と心の動きがあっただろうから。 ただ時間の流れには、凝縮した幸·不運結果や、或いは平坦な無為な部分も含めて、誰も止める事の出来ない日々連続の経緯は。 振り返ると『あっという間⁉️』である事も真実。 だから30年もそれこそ長いようで短いのかも知れない。 という風に考えた時。 田中裕子の演じる女性の辛抱強さも。 ダンカン演じる男性のしつこさも。 その時の流れの中では。 決して長くない瞬間瞬時の思いのほとばしりなのかもね。
cocoa
2.5
北の離島の港町が舞台。 イカの加工場で働く登美子(田中裕子)は30年前に失踪した夫を待ち続けていた。 ある日、2年前に夫が失踪したと言う奈美(尾野真千子)が相談に来る。 行方のわからない夫を待つ2人の女性…しかしそれは対照的な生き方だった…そんなストーリーです。 年間8万人にもおよぶ失踪者の数。 監督は地域を特定していないが、やはり拉致の可能性のあるとされる佐渡島が舞台。 でもほとんどが標準語なのはちょっと残念だった。 登美子を演じる田中裕子さんは安定の存在感だった。 30年前に夫が失踪した理由もわからず、周りの人達も事情を汲んでそっとしている。 幼馴染みの漁師、春男(ダンカン)はずっと登美子を好きで一緒になりたがっている。 それにしても春男の母親(白石加代子)や町の年寄りたちに「一緒になるように」強いられるのは嫌だな~。 登美子は地域の人達に夫の事で世話になった恩もあるから毅然には断れないのか、その辺も難しい。 奈美の登場で2人の対比がくっきりする。 30年待ち続ける登美子と、2年待ったが離婚に向けて動く奈美。 後から奈美の夫(安藤政信)が戻っての修羅場はさすが尾野真千子!だった。 登美子は30年間、夢遊病のように、いなくなった夫に話しかけていたのだろう。 夫婦のわずかな思い出を胸に、いつの間にか話し言葉も淡々となり、海を見つめて生きている日々だった。 「帰ってこない理由なんてないと思ったけど、帰ってくる理由もないのかもしれない」 「もういないかもしれない」 「人間なんてあっけないから」 そう話す登美子は未来なんて見ていないと感じた。 あぁ、30年って長いようで短いのかな…。 きっとこれからも待ち続けるのだろう。 ラストで、一度はいなくなった春男と海でもみ合うシーンは要らなかったと思う。 何だか、制作側のこだわりを急に感じてしまい、一気に気持ちが冷めた。 小さな港町に生きる人間のしがらみを拒絶する登美子を描きたかったのだろうけど…。 それから春男の母親を演じた白石加代子さんはとても良かった。 暗い電気の下で機織りをしたり、春男のこの先を案じたり。 いなくなった春男を心配し「待ってるってつれえもんだね」と吐露する年老いた姿が印象的でした。
亮一
3.0
ある日突然家族の人が居なくなる 田中裕子の演技が淡々としてた 30年も待つ者の心境か? 失踪した方の心境が描かれていて感慨深かった。
75
3.0
ネタバレがあります!!
susumun
3.5
行方不明になった夫を30年待ち続ける女性を描きます。 見終わって、ネットのレビューを見たところ、「暗い、重い。これをいいと言う人は、どこを評価するのだろうか?」というのがありました。 ・・・ふふふ、分からないだろ? 20年前の自分を見るようだよ・・・ いやあ、今年はもう、六割から七割は邦画ですね。昔は逆だったんですけどね。 年齢とともに、この暗さ、この重さが気持ちよくなってくるんですよ。🤣 そして、出てくる俳優陣見ながら、「おお、小倉久寛さん、すっかりおじいさんだな・・・」などと、自分だけが歳を取ってるわけでないなどどと、ちょっと安心したりしてね。 若者からみたら、「哀れな年寄り」となるのでしょうが、そういうときに年寄りが若者に言う台詞は一つで十分。 「お前もいずれそうなる。」🤣 静かないい時間を過ごしました。
ATSUMI
3.0
拉致問題も絡んでたのがリアリティ増したかも。もうわからないのよ。彼女は強いのか狂ってしまったのか。夢見てるのか。どれも違う気がする。ひたすらに生きているだけなのではないか。
シン
2.5
長ったらしい割に最終的になんなのって感じ。 まあそんなに待ってたら色々おかしくなるのもわかるけど。
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