子猫をお願い
고양이를 부탁해
2001 · ドラマ · 韓国
110分



ソウルから電車で1時間ほどの近郊都市、仁川(インチョン)の女 子商業高校を卒業して1年のヘジュ(イ・ヨウォン)、テヒ(ペ・ドゥナ)、ジヨン(オク・ジヨン)、ピリュ(イ・ウンシル)、オンジョ(イ・ウンジュ)。5人は、高校時代を毎日ともに過ごした仲だ。しかし、卒業してから経過した時間とともに、お互いの距離が開き始めているのを感じていた。上昇志向の強いヘジュはソウルの高層ビルにある証券会社に就職。ルックスがよく、職場でも愛嬌を振りまく彼女は男性上司にも気に入られ、女の子が欲しいものはみんな手にしているように見える。それでもヘジュは満足していない。整形手術にも視力回復手術にもトライし、お金は服につぎ込み、新たなチャンスを逃さないようにしている。職場の上司には従順だが、高校時代の友人を前にすると優越感が自然と態度に出てしまう。そんなヘジュと、何かにつけてぶつかりあうことが多くなってきたのは、5人の中でも早くに両親を失い、バラック街で祖父・祖母と暮らすジヨンだった。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
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キャスト/スタッフ
レビュー
10+挿入曲情報

불독맨션 (Bulldog Mansion)

Beer From Holland

Dream

무너지다...

그것조차 거짓

둘이 함께라면... (Ending)
たっちゃん-半変人のお調子者-
4.0
高校時代仲良しだった5人組が卒業・就職するにつれて次第に疎遠になっていく。 あんなに昔は仲が良かった友達なのに、会話 も噛み合わなくなって関係が冷え切ってしまった、なんて経験のある人にはめちゃくちゃ刺さるんじゃないだろうか。 ヘジュが結構嫌な女でムカついた笑 気持ちは分からんでも無いけど、友人に向かって「服が一番大事よ!文句ある?」と言ったり、学歴の問題があるにせよ、友人と出会った場所である高校を「あそこに行ったのは失敗だった」と言い切ってしまったり、肩入れ不能な場面が多くて残念だった。 映画評価基準 この映画が好きか 6 没入感 7 脚本 8 映像 8 キャスト 9 感情移入度 8 音楽 6 余韻 8 おすすめ度 6 何度も観たくなるか 5 計71点
星ゆたか
3.0
2023.4.8 WOWOWの〈ミニシアターに愛をこめて〉の枠内の視聴。 斎藤工(たくみ)さんとゲスト柄本時生(ときお)さんの解説付き。 2001年韓国で初めは興行成績も振るわなかったが。 後に評判と高い評価で、その年の女性が選ぶNo.1の映画に選出されたとか。 日本では2004年にユーロスペースというミニシアターで公開されたらしい。 チョン・ジェウン(69年生まれ)監督・脚本の長編デビュー作品。 出演のペド・ウナ(79年生まれ)さんが本作で、韓国の映画大賞の女優賞受賞。 彼女はその前年「ほえる犬は噛まない」(00:ポン・ジュノ監督)で映画デビュー。 その監督の傑作「グエムル―漢江の怪物」(06)にも出演。 さらに日本の山下敦弘監督の「リンダリンダリンダ」(05) 是枝裕和監督「空気人形」(09)などにも出演した人気の女優さんだ。 物語は同じ高校を卒業した五人の仲良しグループのそれぞれが、対面する大人の社会の中で変わってゆく様子を、丹念にデリケートに描いたものだ。 父親の経営するサウナの雑用係を無料でしているテヒ(ペ・ドウナ)。 心優しい彼女はボランティアで、足の不自由な障害者詩人の口述筆記。 パソコンより文字の打ち込み音がいいと詩人の要望で、タイプライターでうって上げていた。またジョンにお金👛を貸したり、最後まで変わらぬ友情を捧げる。 誰にも変わらぬ心配りの出来る彼女のとりあえずの夢は、オーストラリアにワーキングホリデーに行くことだ。 五人の中では一番美人のヘジュ(イ・ヨウオン)は証券会社に就職して給料も安定しているので。 関心はファッションと美容。 メガネからコンタクト、そして更にレーザー手術まで受けた。 美人の姉の住んでいたソウルのマンションに移り住む。 やや何でも合理的に考え安く、暗い表情のジョンに冷たくあたったり、彼女にぞっこんで優しい男👨友達チャニオンを、便利に“アッシー代わり”に使ったりしている。 両親を亡くし祖父母とオンボロアパート(大家に家の修繕を何度頼んでも、嫌なら引っ越せの一点張り)に住むジャン(オク・チョン)。 テキスタイルデサインの勉強をしたいと望み、暇があれば書いているが、中々身元保証人がいないので、商業学校を出ても就職出来ないでいる。 あと双子のピリュ、オンジュの二人はオシャレ小物の露店商みたいな仕事で生計を立てている。 斎藤さんと柄本さんは、この双子に注目している発言だが。 描写も他の三人に比べずっと少ないし、見た目以上の印象はない。 この五人を演じた女優さんはいずれも1980年前後の生まれの人達で実年齢の役どころだ。 あんなに他愛もないことでふざけあっていた彼女ら。 まだ大恋愛や結婚の状況前なので、その頃普及し初めたケイタイで、まだ呼び合えば。 変化に気づきながらも、あの頃の雰囲気楽しさも、合理的なヘジュと気分の落ち込みがちなジョンを除けば、何とか戻れた。 卒業後一年ぐらいじゃ、そんなもんだろ。 むしろ周りの大人らとの関わりで、変化させられる中、意地でも“変えたくない” (これまでの自分を守る)人間関係なのではないか。 そんな彼女らの仲の良さの絆の“しるし”の如く、存在するのが〈猫を愛でる気持ち〉だ。 それは生物を、強いては人間を慈しむ気持ちへと通じる。 この監督さん、猫への思いに特別な所があるらしく。 2022年12月「猫たちのアパートメント」というドキュメンタリー映画を日本でも公開している。 この映画ではもともとジョンが拾ってきた迷い猫😺だ。 飼い主を巡り、ジョンからヘジュへ。そして一旦ジョンに戻り、さらにテヒから最後はピリュ・オンジュ双子の手に。 『子猫をお願い‼️』と。 最初に優しい祖母👵に言われる言葉。 『猫は神秘的な動物で家で飼うのは良くない。不吉なことが起こると。』 案の定このあと。 ジョンが仲間と楽しく過ごし留守の間、家が崩壊し祖父母が下敷きの犠牲で亡くなる事故に遭遇する。 この映画は日本を越える徹底的な学歴社会の韓国ならではの内容とも言われたが。 大学へ進学しなかった女性達の待遇する、この社会での“生きずらさ”を描いている。 一見華やかな証券会社に勤めたヘジュも、自前の世渡り術でいい人生のスタートの方だと思いしや。 実態はお茶くみとコピー資料などの雑用係で一日が過ぎる。 上司の女性にも夜学して学位でも取らないと。それは変わらないとも言われる。 彼女らが夜間住む街の散策で見る光景。 遅くまで懸命に食品工場で働く一般の女性達の姿だ。 この辺は今日の日本でも、経済の底辺を非正規職員の労働力に頼っている実情と照らし合わせても、そうは変わらない感じもする。 彼女らがこのあと。 20代から30代に向けて、どういう心ざしをもって生きていったのか。 そして社会はそういった若者をどう迎えていたのか。 興味が持たれる映画だ。
七彩
5.0
求めていたティーンムービーかも知れない。正確には20歳だけれど。 ティーンムービーの大きな主題は、今まではあまり目立たない存在だった子が・あるいは人生に行き詰まっていた子が・あるいは大きな壁にぶち当たった子が、何かを見つけて・達成して・成長する過程を描くものだと思っていたし、実際それを求めていた。 しかし、ティーンも終わり20代に突入した今、そのキラキラとした明るい話にほんの少しだけ違和感を感じるようになった。今まではスッと入ってきて、めちゃくちゃに大好きだったローラーガールズダイアリー、レディバード、ブックスマートなどに共通するほんの少しの"違和感"の正体は、『何かをしなきゃいけない』という観念だと思う。例えばブックスマートでは、主人公たちが高校生活で何もしていないことに気付き、何か思い出に残ることをしなくちゃ!と奮起するところから物語が始まる。しかしこの観念というのは、周りと同じことをしなくてはいけないという風潮からくる感情な気がするし、また高校生活に特になんの変化もなく過ごした私は何かしなければならなかったかというと、そうでは無い。何もなかったけれど、楽しかった記憶はしっかりある。ティーンムービーの主題であるし、これによって勇気付られたことは何度もあったが、そろそろ"何もしない"をただ描くティーンムービーがあっても良いのでは、と漠然と思っていた。 そこで出会ったのがこの『子猫をお願い』である。いちいちリアルで、それでいてフィクション的要素もあり、でも劇的な起承転結はなくて。普通の生活を送る私に向けたような、そんな気を起こさせてくれるベストな映画だった。 主人公たちは20歳に成り立て(だと伺える。終始登場人物たちの説明や深堀はない、しかしそこがミソ)の女性5人は高校の親友たちで、しかし就職や進学などでバラバラになってしまった数ヶ月後から物語が始まる。 家業のサウナ経営を手伝いながら"お人好し"と揶揄されるようなボランティアをしている人、大企業に入ったが実際は雑用ばかりさせられている人、手作りアクセサリーを売りながら姉妹で仲良く暮らす人、貧困に苦しみながら絵を描く人。共通するのは、大学に通っていなくて(=学歴がないという設定)、社会から少し外れさせられてしまったこと。それぞれ物語のキャラクターとして十分な要素を持っていながら、しかしそれがものすごく現実に居そうな(いるかもしれない)人になっていて、登場人物たちが多くを語らなくてもすんなりと理解出来る。場面状況もリアル然ることながら、それぞれの価値観もバラバラなのにどれも共感できた。『物理的距離を埋めるために会わないと、友情が崩れちゃうよ』や『お互い同じ環境じゃないから話題も揃わないね』というセリフが、まさに今の自分そのまんまの思いで、説得力があった。 マイベストムービー、堂々の1位! DVDも買っちゃったしね。
ツァラトゥストラハカク語リキ
3.5
「あなたが斧で人を殺しても見捨てない。何か理由があったのだと思う。」 * * 女子校時代の仲良し5人組が社会に出てからを描く。その中でも3人ににスポットを当て、それぞれに抱える問題を追う。 * * 1人は両親がおらず貧しくて、久しぶりに5人で集まっても素直に楽しめないのが心苦しい。 * * 1人は冒頭のセリフの通り友達思いで、本当の主人公は、貧しい子ではなくてこっちの子で、この子の友達想いっぷりを描いた映画なんだと最後に気づいた。 * * 「喧嘩もするけど、5人はこれからも一緒だよ」的なストーリーじゃ無いのが良い!
wishgiver
4.5
学歴社会の韓国で、商業高校卒の仲良し5人組の少女が社会に出て苦悩する様と友情の変遷を描いた青春映画。 やっぱりぺ・ドゥナの真っ直ぐさは素晴らしい。 女性監督ならではの心の機微とリアリティ、そして環境が変わり、友情が変わる中、それを守ろうとするテヒの人間性に深く共感しました。 猫を思わせる大きな瞳で物事を正面から見据え、いつも平等を貫くテヒは完璧なまでにぺ・ドゥナのハマり役。 そしてラストも超好 き。 そしてやっぱりぺ・ドゥナが大好き。 観終わってから冒頭の無邪気な高校時代を観ると、ヘジュとジヨンの仲睦まじい様がまた泣ける。 5人の続きが見たいし、テヒに救われたジヨンが今度はきっとヘジュを助けて真の友情が育つはず。 2024.1.16@Amazonプライム
Taul
4.5
『子猫をお願い』初鑑賞@シネマート心斎橋。高校の仲良し5人組少女が社会に出ての群像劇。一見淡々としたエピソードの羅列と何も強いない見守るような監督の視線のミックスがズバ抜けて素晴らしい。等身大の彼女らが映画の中で生きている。ペ・ドゥナのお願いはどうなったのか。今に繋がる作品だった。 『子猫をお願い』そう『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』にも託されたもの。同世代の女性達でその間の二十歳の頃。2001年製作で当時の韓国がズバリ映っていて、男性社会、家父長制、格差がより生々しい。各エピが愛おしかったり切なかったりで心に残る映画になりそう。ペ・ドゥナはいつも最強。
kom
3.0
ネタバレがあります!!
ma
3.0
ネタバレがあります!!
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