ゴッズ・オウン・カントリー
God's Own Country
2017 · ドラマ/ラブロマンス · イギリス
104分
©︎ Dales Productions Limited/The British Film Institute 2017



青年ジョニーは、ヨークシャーにある寂れた牧場をひとりで管理している。やりがいもなく家族とのいさかいも多い孤独な日々を、酒や行きずりのセックスで紛らわせながらやり過ごすジョニー。羊の出産シーズンになり、季節労働者のゲオルゲが雇われる。初めは衝突する二人だったが、ジョニーは徐々にゲオルゲに恋心を抱き始める。
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ジュネ
4.0
2019年35 本目は昨年シネマート新宿で五回限定上映されていたLGBTムービーで、その時はどれも立ち見続出の満席だったために見ることが叶わなかったんですけれど、好評を受けこの度拡大公開が決まったということで見に行って来ました『ゴッズ・オウン・カントリー』。 主人公のジョニーが荒くれるのも頷けるほど、彼の置かれた環境は「ザ・寂れた片田舎」。娯楽も生活の余裕もなく、ジョニーにとってセックスは単なる欲望のはけ口です。しかし、ゲオルゲが現れてからそれまでは完全に「攻め」だったジョニーが恋に夢中になり、全く正反対の「受け」に転じていく過程が非常に面白かったです。 これ、そんじょそこらのラブロマンスより何倍も激甘な描写満載で、一つ一つのラブシーンにもちゃんと意味がありますし、LGBTというキーワードぬきにしても単純にラブストーリーとして見応え抜群でしたね。 ところが本作の見所はそれだけに留まらず、真骨頂はジョニーと家族の関係性にあると思います。反りがあわず病気で介護が必要な父親や、直視できない現実に心を痛めながらも優しく見守り続ける祖母との関係の変化に、是非着目して見てほしいなと。 ちょっとこれはゲイ映画だからって理由で見逃すのはもったいない1本になっていると思います。
みゆ
4.0
すんごいよかったー(ノД`)泣 ジョニーの破滅的な生き方や、 ゲオルゲに対する仕打ちには心底頭にきたこともあったけど、彼が置かれた境遇を思えば多少仕方ないと思えなくもないかなぁ…? そんなしょーもないジョニーを深い愛情で満たし、本物の愛に気付かせてくれたゲオルゲには本当に感謝しかないよね! そんな2人の蜜月なシーンはかなり生々しくて情熱的で「え!そこ映しちゃって大丈夫??」てドキドキしまくりだったよー!!
星ゆたか
3.0
2022.1 タイトル「神の恵みの地」(イギリス・ヨークシャー地方)の自然環境に居ることの良さに、気付かさせてくれたのは、地元の人間ではなく、“ジプシー”と呼ばれるのを嫌う、地方から来た短期労働者であった。 牧場での 過酷(労働・肉親関係)な毎日から逃避するかのように、刹那的生活をしていた主人公が、将来の目的をもつ、日々の暮らしの中にゆとりや喜びをもつ、人間との出会いから、少しずつ変わってゆく様子を描いた物語。 “ヘンタイ、ホモ野郎、”と自虐的に呼びあう二人だが、これは、そのまま一般社会のその風評言葉を、この映画の作者が、こういった 人たちに向けている現状に愁いている言葉だ。 そもそも人間は、他人を、見た目や言動や性嗜好で判断、差別したがる傾向がある。しかし、前記の自然の美しさに感動する力や、生活の対応力に秀でた人間の内秘めた個性や素養の方こそ崇めるべきだ。 特に感心したのは、あの死んだ羊の皮を剥いで、子羊の身に保温のために着せる場面。とてもじゃないが、私には、仮に知っていたとしても、出来ない。すごい家畜の飼育便法だ。 映画は様々な人間の言動、時代、社会、習慣、嗜好、など(時にチョッピリ刺激的映像で)を見せ学ばせてくれる。本作もそんな意味で印象深い一編である。
gambarzo
4.5
ネタバレがあります!!
rmh.
4.0
ネタバレがあります!!
akubi
4.0
何もかもが気にくわなくて、ここは糞だめみたいだ。 一日の終わりには浴びるほど飲んで我を忘れる。 セックスは知っていても、愛を知らなかった迷える子羊。 温かかった君の手のひら。そこに流れる確かな血。僕はなにも知らなかったんだ。自分勝手に糞だめだと、思い込んでいただけ。 世界は美しい。君の心も。 ほら、もうすぐ夜が明ける。 。。虚構の"現実"を知り、ほんものの苦境を知らない彼の心に自分を重ねた。 不幸を謳う、幸福の身勝手を。 寒々とした風に吹かれた、暖かに燃えつづける炎を。
ssyouguo
5.0
全てが良過ぎる
k.k
4.0
こういうテーマだと周りからの偏見や嫌がらせが描かれるケースが多いが、本作は主人公2人のラブストーリーと家族との関係性に絞った内容になっている。だから内容がシンプルに入ってきた気がする。それと言葉にできない感情に溢れていて、台詞がなくてもそれが伝わってくる。LGBT映画だからといって敬遠するのがもったいないくらい見ごたえ十分の内容。
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