幸福の黄色いハンカチ
幸福の黄色いハンカチ
1977 · ドラマ/コメディ/ラブロマンス · 日本
108分
©︎1977,2010 松竹株式会社



欽也が島勇作と逢ったのは、春の陽差しの強い網走の海岸であった。欽也は自分の車で、北海道の広い道をカッコイイ女の子を乗せて、ドライブするのが高校時代からの夢で、嫌な仕事も無理をして勤め、金をためて新車を買い求めた。東京からフェリーで釧路港へ、そして、あざやかな緑の根釧原野を欽也の赤い車は、ラジオの軽快なリズムに合わせて、ひた走った。欽也は網走の駅前で、一人でふらりと旅に出た朱実と知り合う。朱実は列車食堂の売り子で、同僚から誤解を受けて、やけくそになって旅に出たのだった。朱 実は欽也の車に乗せてもらったものの、海岸で不意に欽也からキスを求められて、車から飛び出した。逃げ出した朱実をかばい、鋭い目付で欽也を睨んだ男、それが島勇作であった。欽也から見た勇作は、なんともいえない、いい男だった。しかし、欽也は啖呵を切った行きがかり上、勇作に挑むが、軽くあしらわれてしまう。そんなことがきっかけで、三人の旅は始まった。
💃 踊り終えたあと、本音がこぼれる
「タンゴの後で」都度課金開始✨
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椎憐
4.5
ストーリーは単純で分かりやすく、しかし見ている人の心をぐっと掴むヒューマンドラマ。 赤の他人だった3人に、次第に絆みたいなものができてお互いを認め合い、助けあるのが素敵。 私が物心ついた時には既に大御所だった俳優陣の初々しい姿が観れるのも面白かった。 何度か行ったことのある網走が、昔はこんな感じだったんだなぁ〜とか、個人的には知っている土地が舞台だったのでそこも楽しめた。 最後の黄色いハンカチの量に笑ってしまったけど、同時に涙もポロポロ溢れた。
LIBRO
3.0
高倉健だから成立するが、殺しの理由がね…。サラッと済ましてて雑なのがしっくりこない。それに、ラスト15分のための映画に感じて、そこまで持ち堪えられない。店で高倉健がビールを頼んでから、飲み切るまでの演技は食い入るように見た いつも未練がましいのは男とよくわかる 【余談】 高倉健が店でビールを頼んで、飲み干すシーンを撮るため、2日前から高倉健は絶食していた
星ゆたか
4.0
2023.4.15 NHK.TV.〈アナザーストーリーズ:運命の分岐点〉2023.4.14 高倉健と「幸福の黄色いハンカチ」より。 1977年10月1日公開作品。 私は年を明けて正月の1月3日に、2つ年上の兄と地元の映画館で見ました。 隣の兄と最後は共に涙を流した思い出の映画です。 原案はアメリカのコラムニスト、ピート・ハミルが71年10月14日付の『ニューヨーク・ポスト』紙に発表したもの。 刑務所から4年ぶりに出所した初老の男が、ニューヨークからフロリダへ向かうバスの中、乗り合わせた若い数名の客に、ポツリポツリ身の上話をし始める。 それは獄中から妻に宛てた手紙に。 再婚してくれてもいいが、もし俺が家に戻ってもいいのなら家の樫の木に、黄色いハンカチを結んでいてくれと書いたと。 バスが家に近づくに従って、男の顔はこわばる。 しかし突然若者達が歓声を上げた。 樫の木の枝に何百枚という黄色いハンカチが風になびいていたからだ。 この物語を後にアメリカのカントリー ミュージックのトニー・オーランド &ドーンが。 『幸せの黄色いリボン』 (Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree)という歌にして。 1973年の4月4週連続全米No.1ヒットにして人気になっていた。 ちょうど今から50年ほど前の4月。 アメリカの♪ヒットメロディの風♪に乗って日本の巷にも流れ初めた頃だ❗ その歌の内容を山田洋次監督(1931年生まれで高倉健さんと同年)が倍賞千恵子さん(1941年生まれ)から聞き。 東映の任侠映画から新たな個性の役の挑戦を目指していた高倉健さん(1931~2014:本名:小田剛一:福岡出身)に主役をお願いして映画化。大ヒットした。 高倉健さん46歳の時の。 俳優としての運命の分岐点になった代表作の一本だ。 後に山田監督は、この作品の高倉健さんのラストショット。 黄色いハンカチを見た高倉健さんの無言の表情に、撮影しながら涙が溢れたと語っている。 また最初の打ち合わせの二人だけの場でも。映画の内容に健さんが即答。 『いつ体を開けておけばいいですか』 さらに帰り際には『山田さん、今日は嬉しい日です。』と一礼し、帰っていった日のことも鮮やかに覚えているとも。 あの高倉健さんがこの映画出演話によほど嬉しかったのか。 『ドキドキするって言うんですか。 胸がときめくと言うんですかねぇ。』 と山田監督の作品依頼に対して、後のインタビューで応えてます。 またこの時映画初出演の武田鉄矢さん(49年生まれ)に高倉健さんは。 この映画は《ただいま》《おかえり》を素直に感じてもらう映画だよと語ったとか。 高倉さんの残した台本には。倍賞さんのセリフの『おかえり』の所に“赤線”が引いてあった。それはもしかしたら高倉さんが映画の中でも、あまり味わうことのなかった、平凡であるけど幸せ😆🍀の実感のある言葉だったからではないかと推測された。 それまで長い間演じてきたヤクザ渡世の人間でなく、普通の生き方の不器用な男の家庭の幸せの物語に。 高倉健さんもそのお母さん(タカノさん)にも喜んで貰えた映画だったからだそう。 家に帰ると温かく迎えてくれる人のいる平凡な幸せ😃💕。を噛みしめる映画だからと。 常々高倉健さんは映画人生の拠り所は。その著書にもある、お母さんに捧げられる映画に出続けること。 「あなたに褒めてもらいたくて」というエッセイにも、その辺の心情は書かれています。 また高倉健さんは生涯に205本の映画に出演し。 その内1956年から75年ぐらいまでの間に183本が東映作品だったとか。 多い年には一年に13本の映画出演なんてこともあったそうです。 この映画は高倉健さんの中年男と。 武田鉄矢さん桃井かおりさん(52年生まれ)の若いカップルのロードムービーの形になってますが。 この中で役を演じる健さんが鉄矢さんをさとす言葉が当時も心に残りました。 『おなごちゅうものはな、男が守ってやらないけん、大事にしてやらないけん。』 これはこの時の役の彼は、自分自身にも言っているんですけどね。 九州弁でなおさら心にしみますね。 また舞台となった北海道夕張市は炭鉱街として栄え、その後産業の転換から衰退、観光事業に変えて見たがあまり成功せず、遂には行政支援の届け出と。 激動の街の歴史を重ねたが。 その市内には今でも。 この作品のロケ地には記念館(室内には黄色いカードに訪れた人達のたくさんのメッセージ)が残され。 近くの広場には映画と同じような連なる黄色いハンカチを掲げ、高倉健さんらとの思い出を勇気に変えて。 街の再建に勤しむ人々の姿があるという。
邊見 猛
5.0
ネタバレがあります!!
アリちゃんパパ
4.5
高倉健さんと山田洋次監督が初めてタッグを組んだ名作です。 炭鉱で働いていた健さんが物の弾みで人を殺して服役しま す。出所した彼は妻が待っているはずの炭住に戻る途中に知り合った武田鉄矢と桃井かおりのカップルと旅をする物語です。 それまで任侠映画中心に活動していた健さんが山田監督と出会うことで俳優としての領域を広げた記念碑的な作品です。出所直後に食堂でいかにも美味そうにラーメンを食べビールを飲む無言の演技が見事でした。
MAMIYAっち
5.0
健さんが亡くなって、もう3年か〜(涙) 改めて観たら、泣けてしょうがない? 大量の黄色いハンカチが見えたときは、 もう泣けちゃいましたm(_ _)m これは大声で(あなたと一緒に暮らしたい) と言っている? やはり人間は一人では生きていけないね? オチがわかってても感動できるのは凄い‼︎ てか、タイトル自体がネタバレです? 手紙で想いを伝えるシーンって今の時代、 ケータイ1つでどうにかなっちゃうね? ケータイが僕たちに便利さを提供してくれる のは本当にありがたいんだけど、この映画に あるような純粋な人生の楽しみも奪っている 様な気がする。…携帯がある今では、 この物語は成立しない…凄く寂しいけど? 乗ってる車がファミリア(家族)ってのも、 何だかほのぼのしてしまいます(^_−)−☆ ラストはコテコテのハッピーエンドですが、 いくらひねくれ者の僕でも、 涙を流さずにはいられません? 若い時は普通であることに何の魅力も感じな かったが、歳を重ねるたびに普通であること の難しさが心にしみます? 健さ ん、素晴らしい俳優でした。 日本という国にうんざりする時も多いけど、 この国の美徳を体現した人でした。合掌?
Takmaaaaani24
4.0
2015.06.25 *映像依存症患者の映画日記* 016 マイナーな日本映画が続いていたので、今日はドメジャーな一作。この映画の武田鉄矢が一番好きだというコメントをよく聞きますが、全く以ってその通り。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『幸福の黄色いハンカチ』 (1977年/日 監督:山田洋次) 彼女に振られた花田欽也(武田鉄矢)は、赤いファミリアに乗り込み北海道へ一人旅に出る。ひょんなことから知り合った朱美(桃井かおり)と二人旅をする中、刑期を終え出所した島勇作(高倉健)とも知り合い、勇作の"ある目的"のため夕張への旅が始まる。 山田洋次監督の作品で不動の人気を誇る名作映画です。人気の要因は主役3名の魅力的な個性にあると思います。この映画が初出演となった武田鉄矢が、この映画の中のコメディ部門を担当してるんですが、女にだらしなくて軽薄で感情屋で、はっきり言えば最低でw、でもそんな"欽ちゃん"最高です。後年の金八先生の説教臭さよりも、身近な存在感に親しみが沸きます。 桃井かおりが、若いのにあのかったるい喋りなのが良いw。泣いたり笑ったり怒ったり、場を和ませながら次の展開へ動かす活動的なエネルギーに満ちていて、よくある若い女子ヒロイン像に収めようとしなかった女優と監督の意思を感じられます。 そして武田鉄矢に対して、"黙して語らず"な高倉健の、まぁなんと観客の心を惹きつけることこの上ない!高倉健って、僕の年代(1983年生まれ)だと60年代の東映任侠映画の盛衰も知らないし、当時の人気にいまいちピンとこなかったのですが、この映画を観て何か熱いものを感じました。出所後、ラーメン屋でビールを注文して、小さなグラスに注いだビールをまじまじと見つめながら両手で包んで持ち上げてグィッと飲み干す、その一連の動きと飲んだ後の言葉にできない表情。日本映画の名優、此処に在り。たたずまいで語れる稀有な俳優だったんですね~。 山田洋次監督は『男はつらいよ』を長年作り続けていたのもあり、やはりロードムービーの演出に手腕が冴えると思います。旅の中の"出会い"は嬉しいですが、"別れ"は寂しい。しかし別れのシーンにて無駄な台詞もなく登場人物の目線の配慮や動きの「間」を感情にゆだねて、それが辛気臭くなく軽快にサクッと描いていて、なんとも晴れやかな気持ちになれるんですね。 この映画のように気の向くまま旅に出るのも良いかもしれませんね♪
Mega5
5.0
ラストは涙なしでは見られない。 武田鉄矢と桃井かおりのコンビが面白い。 健さんが駐車場でヤクザを懲らしめるところがスカッとする。
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