怒り
怒り
2016 · ミステリー/ドラマ · 日本
142分



八王子の閑静な住宅地で、惨たらしく殺された夫婦の遺体が見つかる。室内には、被害者の血で書かれたと思われる『怒』の文字が残されていた。犯人逮捕に結びつく有力な情報が得られないまま、事件から1年が経ってしまう。千葉の漁港で働く洋平(渡辺謙)は、家出していた娘・愛子(宮崎あおい)を連れて帰ってくる。愛子は漁港で働き始めた田代という男(松山ケンイチ)と親密になっていき、洋平に彼と一緒に住みたいと告げる。しかしその直前に愛子のために田代に正社員登用を勧めて断られていた洋平の胸の内は複雑だった。二人のアパートの下見の際、田代が前住所を偽っていることが判明。さらに田代という名すら偽名だった。疑念を強める洋平が愛子を問いただすと、彼は借金で追われていると告げられる。そんな中、テレビで整形して逃亡を続ける八王子殺人事件の犯人の似顔絵が公開された。手配書を見つめ、警察に電話をかける愛子。
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キャスト/スタッフ
レビュー
600+挿入曲情報

M1 - The Site

Connection

M2 - No Man's Land

M4 - Darkroom

Tucked In

M5 - Omen
ずんずん
4.5
信じて裏切られるのと 信じなくて失うのとでは どちらのほうが苦しくて怒りになるだろう と考えさせられた。 とにかくよかった。 悪人よりこちらのほうがよかった。 役者全員が体当たりで、 誰がどうこうとかではなく、 純粋に作品にのめり込めたし、 感情移入が出来て胸が熱くなった。 それにしても3人にどことなく 似ている犯人の顔。 あんまり似てると思ってなかった3人が なんか似てるような気にさせる。 先が全然よめなかった。 そして見終わったあとの後味の悪さ。 すごく好きなタイプだ。
GOICHI
4.5
「心震える群像劇ドラマの傑作」 「悪人」の吉田修一原作×李相日監督が再タッグ。「悪人」は好きな作品だったのでこの映画にも期待してたが、期待以上だった。愛した人が実は殺人犯じゃないかみたいな話で、言葉にするとなんかベタでよくある話みたいな感じになるが(実際キャッチコピーもコレでちょいクドい)、実際観るとそれだけじゃない、色んな感情が伝わってくる凄みを端々から感じる作品だった。 千葉、東京、沖縄と、3つの場所/視点で話は展開していく。それぞれの場所で登場人物は固定であり、この3つの人間関係は決して繋がらず、コロコロ視点が変わる同時進行の群像劇なんだが、構成力が上手いのかそういう点が全く気にならなく、すんなりと話に入っていけるのが凄い。逆に交わらずに愛した人が殺人犯に似てるというシンプルな点だけ共通させているコトがややこしい要素を排除して見やすくなっているのかも。しかも、こういうのってどれかのパートがメインになって、後の2つがおざなりになりがちだが、3つともしっかり順当にドラマが展開していくので見応えの比重が偏る、なんてコトも無い。別のパートに移り変わる時に前のパートの台詞や音が被ったりする演出が多いのも良い。 その完成度の高い群像劇ドラマを抜群の演技で見るモノの心を震わせる役者陣。全ての役者が最高の演技をしてくれるので感情移入度も半端ない。特に妻夫木聡と綾野剛のゲイカップルは凄い。ちゃんとした濡れ場もあるし、ゲイに全く無縁の自分でもラストには涙無しではいられない程自然と感情移入してた自分がいる。ちょっとネジが外れてそうな人を演じる宮崎あおいも凄いし、痛みと悔しさがこれでもかと伝わって来る広瀬すず(実際にその場面を見てとしか言えない)も体張った価値はあってお釣りが来るぐらい必見。ラストのなんとも言えない叫びも素晴らしい。 サスペンスとして見れば、犯人判明のくだりは結構唐突で、犯人判明後もちょいモヤッとする。が、それは意図的だろうし、あくまで群像劇ドラマとして見るのが正解なんだろう。こう書くとサスペンス部分をおざなりにしてるみたいな言い方だが、そういうわけでは無く、ちゃんと中盤あたりから疑惑が段々と浮かび上がっていく緊張感は十二分にある。ただ犯人の自白はちょい冗長だったかな。 人間の心の在り方、それぞれの愛の形、人を信じることの難しさ。坂本龍一の音楽も最高にマッチした、涙無しでは語れない傑作だった。
隣の唐十郎
4.0
八王子夫婦殺人事件。 凄惨な犯行現場に血で書かれた[怒り]の文字を残し消えた犯人。異常です。 千葉、東京、沖縄の3拠点のお話。 それぞれの街に同時に現れた[身元不明の男]を巡る人間模様。 3人それぞれのワケあり男。 みんな怪しいのです🔍🧐 コナンくーん!😭 人は皆、逃亡者。 犯してしまった罪や、辛い現実 忘れたい出来事… 素性や過去を偽っても、享楽に耽っても、どんなに忘れようと努めても 人は自分自身から逃げる事は出来ない。 やりきれなくて悲しく残酷な物語。 [怒り]を生む元となるのが人間関係なら、[癒し]もまた人間関係の中にしか無いと思われる… 重…😓
naho
4.5
しばらく抜け出せない。 信じたくても信じられない辛さ。 信じなかったことへの後悔。 信じていた人からの裏切り。 どれが一番辛いのか、そんなことは一生分からない気がする。 人の心は見えないからこそ尊いし恐ろしい。 これを観た後、「信じたい」と思うのか「信じることは恐ろしい」と思うのか。 人との繋がり方、関わり方を改めて考えさせられる。映画が単なる娯楽ではないことを迫真の演技で教えてくれる。
セイクク
2.5
八王子で起きた殺人事件から1年、東京・千葉・沖縄の素性の分からない3人の男達に焦点を当てた作品です。 個人的な総合点は2.5点ですが… まず始まって前半半分はもう〜面白くない! o(`ω´ )o 無駄に有名俳優・有名女優を沢山使い、大した演出もなくジメジメダラダラとただ時間が過ぎていきます… (*´Д`*) 妻夫木の濡れ場もしつこすぎ! 陰鬱に重たくすればOKみたいな邦画特有の悪い部分が出ていました… 久しぶりに途中で観るのを止めようかと思い、正直このままなら評価は1.5〜2点を想定していました (ㆀ˘・з・˘) しかし前半終わり部分の広瀬すずの渾身の演技から流れが一気に変わり、犯人特定に向かい作品が面白くなっていきます〜 ☆☆☆☆ (↑この部分の広瀬すずの演技は5点!!) 宮崎あおいも見せ場の演技で盛り返し、妻夫木聡・森山未來も良い演技をしていました♪ そ・し・てラスト付近では、高畑充希が大した役でもないのにこの作品上位に入る演技力を見せます! 後半は賞を意識したかのような脚本になっており、鼻につきますが正直良かったと思います〜 (o^^o) …し・か・し、やはり全体を見渡した限り、全体的に脚本があまり良いとは言い切れず、演技も「点」では素晴らしいものがあるものの、作品として線になってませんでした↓ 後半部分が良かっただけに3点でも良いかなぁ〜と思いましたが、今回は厳しめに採点しました (*´◒`*)
Tomo_gabethedoggo
4.5
観たあとしばらく放心状態になる映画
ぱるぽ
4.0
【ネタバレ注意】「この三人同一人物やな、違う時系列の話や」とドヤ顔で言った親父が見終わった後、恥ずかしさからか怒り顔だった。
free
4.5
後味は最悪。すごい重さの悲しく、つらい気持ちがのしかかる。 東京八王子で起きた夫婦殺害事件。 凶器と思われる包丁が落ちていた場所のドアに血で書かれた「怒」の文字。そこから指紋も検出されたが犯人は捕まらずにいた。犯人は整形手術をしていると考えられており整形後の様々な顔の指名手配写真がつくられていた。 それから一年後千葉、東京、沖縄に突如現れた3人の男。別々の3人は別々の場所で指名手配のあの犯人なんじゃないかと疑われ始める。 これはミステリーじゃなく人間ドラマ。 人を疑う辛さ。信じる勇気。裏切られた悲しみ。疑ってしまった後悔。信じてしまった後悔。 最後に指名手配犯はわかるがその動機も、その後の結末も後味は最悪。 何でという問いが止まらない。何であのとき信じなかったんだろう。何で疑ってしまったんだろう。何でいい人だと信じてしまったんだろう。 人間の本性、弱さ、強さがすべてつまってる。 辛くて重たくて2度みる勇気はない。でも、間違いなくオススメできる作品。
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