静かな雨
静かな雨
2019 · ラブロマンス/ドラマ · 日本
99分
(C)2019「静かな雨」製作委員会/宮下奈都・文藝春秋



大学で生物考古学研究助手をしている行助(仲野太賀)は、ある日、パチンコ屋の駐車場でおいしそうな鯛焼き屋を見つける。そこは、こよみ(衛藤美彩)という女性がひとりで経営する鯛焼き屋だった。やがて、2人は言葉を交わすようになるが、ある朝、こよみが交通事故に遭い、意識不明になってしまう。行助が毎日のように病院に通うなか、こよみは奇跡的に意識を取り戻す。しかし、事故の後遺症で記憶障害を抱えてしまうこよみ。事故以前の記憶は残っているが、目覚めてからの記憶は一日経つと消えてしまう。行助は、記憶が刻まれなくなったこよみと、以前と変わらずに接していこうとするのだが……。
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Shou
5.0
日常を切り取った物語かと思いきや、幻想的で詩的で芸術的。やや独特なセリフも演出も、この世界観に引き込まれると全てがしっくりくる。こういう映画を最高純度のラブストーリーっていうのでは。巷ではいわないのか。
caoru
3.5
ネタバレがあります!!
hiromu
4.0
色々探してたら気になったので見てみました。 新しい記憶を忘れるっていうのが切ないんだけど、心温まる素晴らしい映画だなと思いました。終始落ち着いた雰囲気で派手さはないんだけど、繊細な心理描写に引き込まれました。 こよみさんが作る美味しそうなたい焼きを見てると、たい焼き食べたくなりますね。 キャストに関しては仲野太賀は言わずもがな素晴らしい演技でした。ドライブマイカーに出てた三浦透子さんが出てたのは知らなかったので驚きました。
のりたまご
3.5
静かな雨。タイトル通りの作品でした。 言葉での説明はほとんどないけれど、演者さんの表情や仕草でそれが伝わって、ぐっとくるものがありました。 暗い話ではなく、むしろ温かいお話。
mico
3.5
ふと気付かされる悲しい瞬間に耐えられなくなると、どこからか硬いピアノの音が響いて、雨の音と呼吸の音が鮮明に耳に届く。それが臨場感を増すので悲しさがより一層観ている人に伝わる。 素敵な映画でした!
cocoa
3.5
宮下奈都さんの原作は既読。 「羊と鋼の森」と同じように文章の美しさが際立つ小説「静かな雨」を、今回は中川龍太郎 監督がデビュー作として手掛けました。 映画のストーリーは原作とは少し違うものの邦画としては満足な一本でした。 脚が麻痺により不自由な行助(ユキスケ)(仲野太賀)は大学の研究員。 ある日、パチンコ店の駐車場で「たい焼き屋」を営む若い女性こよみ(衛藤美彩)と親しくなる。 そして突然こよみが事故に合い、高次機能障害になってしまう。 過去の記憶はあるけれど昨日の記憶が失くなってしまうこよみと彼女に寄り添うユキスケのお話です。 原作も短いせいか、映画でも細かい説明はほとんど入らず。 ユキスケの脚の事も家族の事もノータッチ。 でも静かなピアノのタッチ音を背景に物語はゆっくり進みます。 ユキスケの不自由な歩行のシーン。 研究室では院生の女の子のズケズケ踏み込む無神経な会話。 古い家に暮らすユキスケの日々のシーンなどみていて飽きないです。 石油ストーブにやかんを乗せて暮らせるのは良いな。 ユキスケの家で暮らすようになったこよみが朝になる度に言うのが… 「ここ、ユキさん家?」 「あっ、もう雨やんだんだ。」 毎日、そうだよと答えるユキスケだったがこのシーンは堪らないよね。 こよみが飼っていたリス(その名もリスボン)が死んでしまった後、あちこちから胡桃が出てくるエピソード。 記憶を失うこよみが日々残す付箋と重なるシーンは堪らないです。 でも責めてしまったユキスケの気持ちももっとわかる。 2人が並んで座ってたい焼きを食べたり、夜の月を見るところは印象に残る静かな素敵なシーンでした。 ひとつ言うならば、こよみの母親役で川瀬直美さん登場ですが、台詞や演技が今一つ。 川瀬作品が苦手なせいかそこだけ気になりました。 でも、若手で期待されている中川監督との関係なんだろうな…。 仲野太賀さんはダメ男やうるさい男が多いけど、今作の役は好きです。
ともぞー
3.0
いわゆる記憶喪失ものの作品は物語の起承転結だったり感情の起伏がハッキリしてる印象だけど、この作品はタイトル通り最初から最後まで静かに物語が進んでいく。 なんで左脚に障害を持ってるのかとか、なんでたい焼き屋をやっているのかといった説明も一切ない。 それが心地よくもあり、物足りなくも感じる。
ゴリラの母ちゃん
4.0
ネタバレがあります!!
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