ソニア ナチスの女スパイ
The Spy
2021 · 伝記/歴史/サスペンス/戦争/ドラマ · ノルウェー
109分
(C)2019, The Spy AS BR・F, Film i Vast, Scope Pictures, Nordisk Film Danmark -All rights reserved



第二次世界大戦中、ナチス占領下のノルウェー。ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェン(アレクサンダー・シェーア)は、女優として活躍していたソニア・ヴィーゲット(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)の人気に目を付け、彼女をプロパガンダに利用しようとする。そのころ、ノルウェーの隣国スウェーデンは、戦線を拡大させて諸国に侵攻していくナチ・ドイツを警戒し、情報収集に躍起になっていた。そこで、スウェーデンの諜報部は、ソニアにスパイとしてナチスに潜入するよう要請する。ソニアは、一度はその要請を拒否するが、逮捕された父親を解放させるため、テアボーフェンに接近して彼の邸宅への潜入に成功する。ソニアは次第にテアボーフェンの寵愛を受け、信頼も得るようになる。そんなある日、テアボーフェンから、ナチスのスパイとして北欧諸国の情報を収集するよう依頼される……。
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ジュネ
3.0
2020年137本目は、実在した女優兼スパイのソニア・ヴィーゲットの伝記ドラマ『ソニア ナチスの女スパイ』。 ------------------------------------------------------------ ソニアはノルウェー・スウェーデンを舞台に第一線級で活躍した女優だったにも関わらず、ナチスドイツに関与した疑いの目で見られてしまい、その後人気が再燃することはありませんでした。映画を見ると分かるようにドイツ主導の作品に主演したのは、「演じ続けたい」と願うソニア自身の判断でもあったわけですが、それを逆手に取られて利用されてしまいます。 ------------------------------------------------------------ 劇中で描かれていることはほぼ事実に則しており、終盤でソニアはとてつもない窮地に追い込まれます。その時のプレッシャーたるや尋常ではなかったと思いますし、いくら舞台慣れした彼女でも吐き気を催すほどの緊張だったでしょう。一貫して浮かび上がるのは、国益という建前のもと人の人生を踏みにじる「国家」の卑劣なやり口です。ソニアを利用した政府は謝罪や感謝を述べるどころか、彼女を脅迫し続けました。 ------------------------------------------------------------ 映画としては娯楽色が薄い堅実すぎる作りのためか、いささか「地味」だと思ってしまいますけれど、もう一度女優ソニア・ヴィーゲットにスポットライトを当てるためには必要な作品だと思います。彼女は裏切者の汚名を着せられたまま、1980年にひっそりと1人息を引き取りました。国が過ちを認めるのは、それから20年も経ってからのこと。ホントに酷すぎる話ですね…。
wishgiver
4.0
第二次世界大戦中のナチス占領下ノルウェー。 女優として活躍するソニア・ヴィーゲットの人気に目を付けたナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、彼女をプロパガンダに利用しようと画策する。 一方、ソニアは隣国スウェーデンの諜報部から、スパイとしてナチスに潜入することを要請されるが拒否。 しかしテアボーフェンが意のままにならない彼女への見せしめに父親を逮捕したことから、父を解放するため、スウェーデン諜報部の要請を受け、テアボーフェンに接近する。 次第にテアボーフェンの信頼を得るようになったソニアは、今度はナチスのスパイとしてスウェーデンの情報収集を依頼される。。。 実在の人物ソニア・ヴィーゲットの衝撃の実話ですが、かなり良かったです。 ドイツが栄華を極めていた第二次大戦前半の時代背景や映像が素晴らしかったし、ノルウェー映画の本気の力量を堪能しました。 サスペンスとしても歴史映画としても一級品。 ソニア役の女優さんもとても良かったし、衣装も超ステキで、映画館で観る価値大の作品です。 (2020.11.27@伊勢進富座)
Schindler's Memo
2.5
スパイ映画なのだろうが、何とも緊張感が薄いスパイだと思う。この映画で一番緊張感があるのは冒頭である。このシーンで、「何かすごいことが・・・」という期待を持つ。 二重スパイというより、ダブル・ハニートラップ、いやむしろ、ヒロインにとってはハーレクインみたいな展開で進む。 始まってすぐ、ナチス側にレジスタンス系の父親が投獄されるのだが、これを助けるためにレジスタンス側に接触を図り、ナチス側にハニートラップをかける。正直、あからさまなのだが、ナチス側の受け取りは個人的な「すり寄り」としか見ていないという緊張感の無さである。そんなものなのだろうか? まあ、とにかくこのヒロインは、つまりは「女優」なのであるというのが、この映画の言いたいところだと思う。父親のこと、政治的なプロパガンダなどはきっかけに過ぎないのであって、ソニアは最初から最後まで「自分を演じた」というところは間違いが無い。その意味では徹底していたのではないか。
ちびユウ
3.5
ネタバレがあります!!
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