インサイダー
The Insider
1999 · 伝記/ドラマ/サスペンス · アメリカ
157分



CBSの人気報道番組『60ミニッツ』のプロデューサー、ローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)はタバコ産業の極秘資料を入手。彼は全米第3位の企業ブラウン&ウィリアム(B&W)社の元研究開発部門副社長ジェフリー・ワイガンド(ラッセル・クロウ)と接触。彼はB&W社が利潤追求のためタバコに不正な手段で人体に有害な物質を加えているという秘密を握っていたが、病気の娘の医療手当をはじめ家族の生活を守るため、B&W社の終身守秘契約に同意していた。彼がマスコミと接触したことを知った社は、陰日向に彼とその家族に圧力と脅迫を加える。信念と生活への不安の板挟みでワイガンドは苦悩するが、ついに『60ミニッツ』のインタヴューに応じ、法廷で宣誓証言することを決意。番組の看板ジャーナリスト、マイク・ウォレス(クリストファー・プラマー)のインタヴュー収録も終わったが、ここで問題が発生……。
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wishgiver
4.0
全てを賭けて正義を守ろうとした男たちのアツいドラマ。さすがマイケル・マン監督、硬派なドラマは見応えありました。 ---------------------------------------------- アメリカCBSの人気ドキュメンタリー番組「60ミニッツ」の敏腕プロデューサー、バーグマンの元にタバコ産業の不正を告発する書類が届く。 バーグマンは番組のために大手タバコメーカーB&W社(ブラウン・アンド・ウィリアムソン)の元研究開発担当副社長、ワイガンドに接触し、解説インタビューに応じるよう説得する。 守秘義務を盾にB&W社に圧力をかけられるワイガンドだったが、自身の信念のためにインタビューに応じることを決断。 法廷での公的証言は守秘義務に抵触しないことから、タバコ会社を訴えていたミシシッピ州の法廷でも証言するが、タバコ会社は証言の信憑性を失墜させるため、ワイガンドの個人的過去を執拗に調査して公開する。 一方「60ミニッツ」も、社の売却話を進めたい上層部の圧力に屈し、番組は放送できなくなる。。。 ---------------------------------------------- 経済的・社会的に破滅させられるリスクを顧みず証言を決意したワイガンドをラッセル・クロウ、そして彼を絶対に守ろうとするバーグマンをアル・パチーノが好演。 2人の迫真の演技は必見レベル。 アル・パチーノは『セント・オブ・ウーマン』に次ぐカッコ良さでシビれました。 本作でオスカー主演男優賞にノミネートされたラッセル・クロウも、「60ミニッツ」の看板キャスター、マイク・ウォレスを演じたクリストファー・プラマーも素晴らしい。 バーグマン、ワイガンドの生き様は真に尊くて、忘れられない作品になりました。
Satchan
4.5
ネタバレがあります!!
dreamer
4.0
"自分を信じ自分を貫こうとする男の美学をクールに熱く語る、マイケル・マン監督の社会派ドラマ「インサイダー」" 「ヒート」、「コラテラル」のマイケル・マン監督が放つ、男同士の死闘をクールに描いた骨太の社会派ドラマです。 静けさの中にもほとばしる熱気、マイケル・マン監督の抑制された演出が、男達の生きざまを輝かせます。自分を信じ、自分を貫こうとする男の美学が、我々観る者の心を激しく揺さぶります。 アメリカのCBSの人気報道番組「60ミニッツ」の舞台裏で実際に起きた事件を描く、実録社会派ドラマで、「60ミニッツ」の敏腕プロデューサー、ローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)とタバコ会社の不正を内部告発した、ジェフリー・ワイガンド(ラッセル・クロウ)という二人の実在する男達の熱い戦いを実録タッチで描いています。 2時間38分と長い上映時間ですが、マイケル・マン監督の工夫を凝らした演出がピリピリするような緊張感を持続させてくれます。 まず、実話に基づいている事もあって、手持ち撮影によるドキュメンタリー・タッチが実に効果を上げているなと思います。更に、クローズ・アップやスローモーションで画面にメリハリをつけ、バーグマンのジャーナリストとしての信念と、ワイガンドの迷える複雑な心情を鮮やかに映し出していると思います。 このワイガンドが内部告発をする段になって、様々な圧力がかかり、身の危険や家族崩壊の危機にさらされる事になります。凄まじいまでの葛藤と戦い、ワイガンドは強固な正義心を貫こうとします。 現実問題として、このような過酷な試練にさらされた時、人間は理想というものを貫き通せるものであろうか? 人間は本来は、もっともっと弱いはずだし、このワイガンドの勇気を我々は現実のものとして、受け止められるであろうか?----と、自問自答せざるを得ません。 様々な脅迫に耐えられず、夫から離れていったワイガンドの妻は、現実的な人間らしさを象徴するキャラクターでもあります。ただ、残念ながら、この女性は丁寧に描かれていたとは言い難く、このドラマの枠外へと追いやられてしまっています。こう考えてくると、結局のところ、ワイガンドの正義心を前へと突き動かしているのは、"男と男の信頼関係"だったのだと思います。 バーグマンの信念、それは、自分の情報源になってくれる人間を守ってやる事。これがジャーナリストの鉄則だと信じているのです。CBSがタバコ会社の圧力に負けて放送が中止になれば、新聞社へ情報を流し、あらゆる手段を使ってでも、この内部告発を世間に伝えようとするのです。 ワイガンドの勇気に報いるために、バーグマンもまた、組織の中での自分の立場を顧みる事などしないのです。この二人の男の稀有な勇気と信頼が、長く険しい道のりの果て、真実の公開へとたどり着かせるのです。 我々が日頃、享受している「言論の自由」や「報道の自由」は、これら多くの犠牲や努力の上に成り立っているのだと、あらためて痛感させられます。 バーグマンとワイガンドが命を懸けて示してくれた大きな理想。これは、まぎれもなく、れっきとした事実なのです。 なお、この映画は1999年度のLA批評家協会の最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(ラッセル・クロウ)、最優秀助演男優賞(クリストファー・プラマー)、最優秀撮影賞を受賞し、また、同年の全米批評家協会の最優秀主演男優賞(ラッセル・クロウ)、最優秀助演男優賞(クリストファー・プラマー)を受賞しています。
松井
4.5
シブイ、続編かリメイクが観たい
イリオモテコタツヤマネコだっちゃ
4.0
'ニコチンの生理反応は麻薬のそれに一致します’ ↑↑↑これ、凄い証言。
maco
見ている最中
現在ニコチンの依存性を知る我々から見ると、驚くような内部告発者の苦境が描かれている。売上のために真実を隠蔽する大企業を告発するのがどれほど大変なことなのか、法律がそれをはばみ、ジャーナリストすらも尻ごみをしてしまう。追いこまれた男たちをラッセル・クロウとアル・パチーノが熱演している。
Morimi
3.5
B&Wの圧力がほとんど間接的にしか現れないところがシリアス。 法廷者でばちばちやり合うのも好きだがこのような映画のアプローチも面白い。 (一つどうしても気になるところが、ケンタッキー州から秘密保持命令違反で訴えられなかったのかどうか。) 突き詰めていくと、2人の“仕事”ではなく“己”に対する信念。 いやー、アル・パチーノいいね。この映画の髪型と2024年のアカデミープレゼンターの髪型とほぼ変わらないとこもいいね。 タバコ業界然り、人間の弱みに漬け込む商売は好きじゃないな。 日本もせめて豪のようなパッケージに変えれば良いのに。
あや
3.5
こういう映画を見ると、ジャーナリストかっこいいな〜って思うけど、人生かけて仕事出来ないって同時に思う。昔はこんなふうに仕事する人生に憧れてたけど、そうじゃなくなったのは自分の視野が広がったからだなぁと思う。私が見えている世界が全てでは決してないことを思い出させてくれた。2022.7.4
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