ナイロビの蜂
The Constant Gardener
2005 · ドラマ/ミステリー/ラブロマンス/サスペンス · イギリス, ドイツ, ケニア, フランス, アメリカ, スイス
129分



ガーデニングが趣味の物静かな英国外務省一等書記官のジャスティン(レイフ・ファインズ)は、スラムの医療施設を改善する救援活動に励む妻テッサ(レイチェル・ワイズ)と、ナイロビで暮らしていた。しかし突然、テッサがトゥルカナ湖の南端で殺害されたという報せが届く。彼女と同行していた黒人医師アーノルド(ユベール・クンデ)は行方不明。警察はよくある殺人事件と断定して処理しようとするが、その動きや、テッサに密かに思いを寄せていた同僚サンディ(ダニー・ヒューストン)の不審な振る舞いから、疑念にかられたジャスティンは、妻の死の真相を独自に調べ始める。
🌇朝に出会い、夕暮れで恋になる
「サンライズ・サンセット」都度課金開始✨
🌇朝に出会い、夕暮れで恋になる
「サンライズ・サンセット」都度課金開始✨
hanako
3.5
2024/10/15 ずっと気になっていた作品。 アフリカに赴任中の外交官の妻が殺される。妻は生前、夫に内緒で何かをしていた…。 妻は何を考え、何をしようとしていたのか。妻の軌跡を辿る旅で夫が辿り着く結末とは。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆【ネタバレあり】 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ アフリカの惨状。マトモな医療を受けるために、本人たちは知らないうちに、欧米の製薬会社の治験材料となっていた。ずさんに扱われる命と引き換えに巨額の利益を得る製薬会社、そして癒着関係にある政府。 情熱的な活動家である妻は、不都合な真実を暴くために奔走していた。道徳的には夫を裏切るような手段さえ使い、まさに命を懸けた戦いをしていた。 妻から夫への愛の形は、「すべてを夫に隠し続けること」だったということか。 全てを知った夫は、妻の遺志を継ぎ真実に辿り着いて、妻が最期に訪れた同じ場所で命を落とす。 壮大でとてつもない愛。アフリカの広大な自然の映像と合わさり、何とも言えない悲しい余韻が残りました。
アリちゃんパパ
3.5
イギリスの外交官とその妻が製薬会社の陰謀に巻き込まれる社会派スリラーの問題作です。 ミステリの体裁をとってはいますが、本作のテーマは、アフリカの貧困と理不尽な暴力、そしてアフリカを食い物にする先進国の横暴であり、立派な社会派映画に仕上がっています。そして巨悪に絶望的な闘いを挑んだ夫婦の姿が感動的です。 アカデミー賞ではミステリ映画は余り評価されず、本作でレイチェル・ワイズが助演女優賞を受賞したのは異例ですが、愛と信念の主人公を体当たりで演じた彼女にはアカデミー賞が相応しいと考えます。
zizi
4.0
原作未読。上質なサスペンスでもあり、喪失した妻の再探求の物語〜庭いじりばかりからの勇気ある脱却。 ブラジル人の監督だからか、ケニアのスラムの乾いた撮り方が自然で良かった。実はこの映画の役者やスタッフが実際にNGOを作り、スラムに水施設や橋をかけたらしく、スラム街の人々の姿への役者の溶け込みが自然。エンディングは非常に辛かったが。
まじママんじ🍀
3.0
フィクションなんだよね?ノンフィクションのようなリアルさだったけど、余り感情移入出来なかったなー(..)
Lisan
3.5
ケニアの映像が良い。
dreamer
4.0
この映画「ナイロビの蜂」は、殺された妻の行動をたどりながら、妻の本質を理解していく夫=不屈の園芸家の心の道程を描いた秀作だ。 スパイ小説の巨匠、ジョン・ル・カレの小説の映画化作品で、ケニア在住の外交官の妻(レイチェル・ワイズ)が何者かに惨殺される。 彼女は熱心な活動家で、ケニアの貧困層の医療問題に取り組んでいた。 彼女の夫(レイフ・ファインズ)は、事件の背後の陰謀を探り始めるのだった-------。 この映画は、基本的にはミステリで、第三世界における欧米の大企業の不正の告発が、表向きのテーマですが、さらに重要なのは妻を失った夫が、妻の行動をたどりながら、妻の本質を理解していく姿だ。 レイチェル・ワイズ演じる妻は、我々観る者の目から見ても、エリート外交官の妻には向かない人のように見えるんですね。 パーティの席でも果敢に外国の大臣を批判するし、不正の追求のためなら色仕掛けだって辞さないんですね。 そんな妻の行状を夫は見て見ぬ振り。 ひたすら趣味の庭いじりに没頭していたのだが、妻の死の原因を追ううちに、妻の行動の背後には自分への深い愛情が存在していたことに気付き始める。 「ナイロビの蜂」とは、陰謀と関係のある存在を意味しているが、あまり良いタイトルとは思えない。 これは、すでに発刊されていた原作の小説に合わせただけであり、原作の小説の邦題があるにもかかわらず、全く無関係な邦題を付ける映画が多い中、この配慮はありがたいと思う。 しかし、原題の「Constant Gardener(不屈の園芸家)」の方が、遥かに内容を的確に表していると思いますね。 主人公は、日課の草木の手入れと同じスタンスで、くじけることなく、じわじわと陰謀に迫っていくんですね。 彼が選択する結末は、一見、敗北主義的だが、実は用意周到に復讐という大樹の種を植えたともとれるんですね。 そして、自身を肥やしとすることで、この樹が大輪の花を咲かせることを願ったのだと思う。 まさに、「不屈の園芸家」の物語なのだ。
Agent Y
3.0
あってはならないこと。誰にも誰かの命を値踏みすることなどできない。世界には多くの恐ろしい陰謀が渦巻いている。
よりこ
3.5
喪ってからようやく理解する気になって、本当の姿を知って愛が深まる悲しさ。遅いんだよ〜〜。革命魂のまっすぐな瞳に見つめられると逃げたくなっちゃうんだね。
さらに多くのコメントを見るには、ログインしてください!