M(1931)
M
1931 · ドラマ/サスペンス/犯罪 · ドイツ
117分



ドイツのある町では最近頻繁する殺人事件に、興奮と恐怖と、憤怒の渦が巻き上げられつつあった。可愛らしい小学校の女生徒が惨たらしく惨殺されるのだ。一つの事件が解決されないうちに新しい同様の惨劇が次々と行われて行った。通り魔のような殺人犯人で、しかもその誰であるかを何人も知ってはいない。人々がよると触るとその事件を論じ合った。子ども達が行き交う小学校への途上に犯人逮捕に懸けられた一〇〇〇〇マークの懸賞逮捕ポスターが貼り出される。人の子の母親達は子どもの顔を見ることが戦慄すべき犯行の前兆のようにも思えるのだ。しかし騒ぎはこの市内の興奮だけのものではなかった。
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Elitsp0715
3.0
【見えない殺人犯 ほら、あの口笛だ…】 1930年代ドイツ 幼い少女ばかりを狙う殺人犯 ぬっと影が伸びたかと思うと、優しく声をかけ 少女を手懐ける 警察の捜査も虚しく なかなか犯人の特定には至らない。 そんな中、町中の犯罪者や乞食までもが まとまり、組織となり、犯人をおいかける! いたぞ! あの建物に逃げ込んだ!! どちらが先に見つけるか そして、男に下る裁きとは!! ___________________ 2024/06/17 久しぶりに見た映画 警察の中で手がかりを掴むまで 肩にMの文字がつくまでは どことなく間延びした印象の映画 確かに技法は秀逸!! 初めの場面で ボールで遊ぶ少女に忍び寄る犯人を 影で描く方法や 口笛で特徴づける方法は こちらをぞくぞくさせるには充分 しかも、警察と市民(裏社会の人?) それぞれが犯人を炙り出すための話し合いをする中で、別々の場所で行われている会話が 不思議と噛み合うような流れは綺麗でした! そして最後の犯人の告白 心の内を吐露する場面は なんか複雑な気持ちになりました。 (その後の遺族の言葉と相まって…) しかし、前半の間延び感がやだ!! まぁ、致し方ない部分もあるけど BGMがないだけに セリフもない場面は うぅ…と苦しかったです。 それにしても犯人役の人の 目力半端なかったょね!
Milothedog
4.0
フランス版、アメリカ版、当初の日本字幕版、アマプラ日本字幕版のどれをみるかによって抱く印象が違うらしい。フランス版は結末が全然違うとか
金木研
4.5
目は盲いても、耳は見ている。 大好きなフリッツ・ラングの名作。 幼女を狙った連続殺人鬼に翻弄される民衆、犯罪者と警察の姿を描く。 俺が観てきたラング・ハルボウ脚本で初めてメロドラマなしの作品だった。さらにいえば今までのサスペンス性を保ちつつ、メロドラマだった部分をよりシリアスかつ社会派なメッセージに置き換えたことによって上質なフィルム・ノワールに仕上がっている。 民衆に疑心の種を植え付けて、そこから生まれる混沌をコントロールするのが抜群に上手い。こういうテーマのサスペンスを描くので彼らの右に出るものはいない。 いざという時にヒール役を買って出られる犯罪者という役割はいつ見ても興味深い。 もちろんそれでも犯罪者に変わりはないから、断罪されるべきではあるけど、有事の際に市民にも政府にもできないようなことを率先して行えるのは「無敵の人」たる犯罪者の役割だと思った。ヤクザみたいな感じ。 それを褒めてはいけないという複雑さ。でも本作の犯罪者組織の躍動を見ていると応援せずにはいられないよ。 犯罪者は犯罪者でも、子供を守るためとなれば彼らの良心も疼くものだ... といった正義感によって動くわけじゃなくて、ちゃんと損得勘定で動くところが本作の犯罪者たちにリアリティを付していた。 最重要事項は己の利益を守ること。それでも偽善なりに善を尽くす。 あろうことか本来は対立する正義が意図せずとも利害の一致によって同じ目的のために動く。お互いにお互いの動向に気づいているわけじゃないのも面白い。 ネットとか携帯電話がない時代ならではの人海戦術が見もの。 みんなタバコふかし過ぎ。煙で画面真っ白。 黒澤明は絶対この映画を参考にして『天国と地獄』を作った。倒叙ミステリーの構造がほとんど一緒。警察捜査部分なんて特に。犯人の姿を時折ちょい見せする感じとか、捜査網が徐々に犯人に迫っていく感じも。 口笛。隣の部屋の叫び声。劇伴が無い作品だから、静寂や音に対する感度が上がっている鑑賞者に様々な音を印象付ける演出が見事。 完全に見た目で判断してるけど、今リメイクするとなればブレンダン・フレイザーだね。 終盤の法廷劇は圧巻。 信じられんくらい後味最悪だった。 あまりに最後のセリフがぶつ切り過ぎて生々しいよ... そんな終わり方ある...? 傑作。それでも俺の中のフリッツ・ラング最高傑作は変わらず『ドクトル・マブゼ』。
about movie
2.0
この時代にまさか現代にも通用する法廷の場面が見られるとは。さすが法律の国ドイツ。 様々な技法が取り入れられ、当時としては斬新な場面も多い。また、口笛を使ったアイディアも素晴らしい
ひでP
4.0
2026年01月03日Amazonプライム、無料配信。 ベルリンを舞台に、連続殺人犯が警察と犯罪者たちに追い詰められる様を描く。 1931年製作。 ドイツの映画。 監督、フリッツ・ラング。 ラングの初のトーキー映画で代表作。 サイコスリラー映画の始祖として高く評価されている。 脚色は、「月世界の女」「スピオーネ」のテア・フォン・ハルボウ。 デュッセルドルフで起こった実話を基に台本を執筆。 出演、ペーター・ローレ、エレン・ヴィドマン、インゲ・ランドグート、グスタフ・グリュントゲンス、フリードリッヒ・グナス。 1930年代のベルリン。 幼い少女ばかりを狙った連続殺人事件が発生。 警察の必死の努力にもかかわらず犯人逮捕の目処は立たず、市民や暗黒街の犯罪者たちは自身の手で犯人を捕まえることを思い立つ。 【フリッツ・ラング】 英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」 【映画史を作った重要な映画50本】 メトロポリス(フリッツ・ラング) M(フリッツ・ラング) 【フィルム・ノワール、勝手にベスト50】飾窓の女。(フリッツ・ラング) 【フィルム・ノワール、勝手にベスト50】条理のある疑いの彼方に。(フリッツ・ラング)
ご自由さん
4.0
邦題「M(1931)」だった。 Mは独語のmurderから。 スターティングから素晴らしい! 1930年代のベルリン 幼い少女を狙った連続殺人事件。1931年作とは思えないストーリー展開とと白黒映像美。UP.DOWNのカメラワークGood。 なんと言っても脚本が素晴らしい。また口笛の曲「グリーグ/ペール・ギュント第1組曲より山の魔王の宮殿にて」が印象的! 調べていると LIL LEAGUEのLollipopに出会う なんと歌声とラップで表現したPOPS? なかなか良い曲。
ガーーーン
3.0
議論され続ける社会問題に鋭く切り込んだ社会派作品 てっきり連続殺人犯探しミステリーと思ってたのでギャング主催のエセ裁判での転換に度肝抜かれる👨⚖️ 一面的ではなく犯罪者、被害者、第三者の視点混じえた多面的な作りが知恵熱を誘発する🤒 死刑制度の是非なんて日本においてはまだ結論出てないムズい課題 群集心理の恐ろしさはジャニーズ問題でも感じる違和感 中盤まではお話の進行が鈍重で飽きが来るけどこの裁判でひっくり返った 口笛レパートリーあればバレないのに😗 結論は知らない人に連いてっちゃダメ
YAMATO
3.0
ネタバレがあります!!
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