ざべす5.0アレハンドロ・ホドロフスキー監督の幻の大作『DUNE』のドキュメンタリー。 私みたいにおじいちゃん(監督)好きな人が見る映画かなぁと思っていたけど、SFの知見を得たい人にも必見の映画! まさか監督の映画がお蔵入りすることで、『スターウォーズ』『マトリックス』『エイリアン』『ブレードランナー』等々のヒット作の原点になっていたとは…。 おじいちゃんの作品へのひたむきさも愛だよ!! 完全な世界を作るために、一人一人に「一緒に映画を作ろう」と口説く情熱。 5分のチョイ役にも手を抜かない。 “これしかいない”という俳優を見つけたら、ニューヨークやパリやスペインまで追っかけ「1時間の撮影で10万ドル」という未曾有のギャラを請求されても妥協しない。 SF超大作『DUNE』の特殊効果を担ってもらおうと当時の分野のナンバーワン巨匠ダグラス・トランブル(例えば『2001年 宇宙の旅』の演出を手掛けている)と会うが、ホドロフスキーは彼を「魂の戦士ではない」とお断りするくだりも好き。 自分がスタンリー・キューブリック好きなのに『2001年宇宙の旅』はピンと来なかったのは“魂を感じなかったから”と言われればそんな気がする単純さ。 でも一番好きなお話だったのは、製作費が1500万ドル、上映時間が12時間になることからハリウッドが資金は出せないと製作の中止が決まり、 しかもデヴィッド・リンチが『DUNE』の監督をすると発表され失意に溺れるホドロフスキーが、それでも泣き出しそうになりながら完成したリンチの『DUNE』の上映を観に行くと… 「たんだん元気がでてきた」 「あまりのひどさに嬉しくなった」 とエヘヘと語る彼に愛が止まらない。 (当方リンチもファンである。『DUNE』の出来がアレだったのは、ハリウッドのお飾り監督として製作権すらまともになかったのをホドロフスキーも推測している) 完成していたら、歴史に残るSF超傑作になっていたと信じる(私も信じる)作品の断念にひととおり泣きはらしたあとで 「作ろうと思ったきっかけも“イエス”。製作中止になっても“イエス”だ」って笑い顔の彼に満点以外の提示はない。좋아요4댓글0
ドコノコノキノコ4.0実現することなく終わったホドロフスキー版デューンについてのドキュメンタリー映画。失敗したプロジェクトの顛末が監督本人のインタビューなどを交えて描かれます。 集められたスタッフが本当に錚々たる顔ぶれでビビります。 プロジェクト自体は頓挫してしまったが、後の映画界に沢山の影響を及ぼす結果になったという締めは感慨深い。エイリアンとかね。 関係ない話。 集められたスタッフにマグマがいましたねー。マグマがバンド内で使う創作言語「コバイア語」が私の仲間内で昔はやりました。。。ハマタイ!좋아요2댓글0
ツァラトゥストラハカク語リキ3.0[絵画や小説や詩と同じように人間の魂を深く探求する。それが映画だ!」 * * かなりスピリチュアルな映画監督が作りきれなかった幻の大作『DUNE』をめぐるドキュメンタリー。 * * 凄くエネルギーがあって哲学もあるホドロフスキー。彼のことが凄く気になって本も買ったけど、何がきっかけで気になっているのかが思い出せない、、。좋아요2댓글2
YOU4.0フランク・パヴィッチが監督を務めた、2013年公開のドキュメンタリー作品。 1975年にアレハンドロ・ホドロフスキーが錚々たる豪華キャスト・スタッフを迎え進めていた『DUNE』の映画化、その企画立案から制作中止に至る過程や後のSF映画に与えた多大な影響などがホドロフスキー始め関係者のインタビューから詳しく語られます。私自身はホドロフスキー監督に関する知識も思い入れも全くもってゼロですが、本作はそんな自分でも十分楽しめる良質なドキュメンタリーでした。まずホドロフスキーおじさんの表情や喋り口調から伺える陽気な人間性からして興味を惹かれますし、作中では彼の略歴や客観的評価を端的に説明してくれてもいる為むしろ彼の監督作を遡る上での「入門編として最適な一作」のように思います。また入門編という意味では、本作は意外にも『DUNE』に関する知識はほとんど必要としない作りでした。あえて言えば「1975年前後の大まかなSF映画の流れ」がある程度頭に入ってさえいれば、後に各々がハリウッドで才能を開花させることとなる若き”魂の戦士”たちをキャプテン・ホドロフスキーがアッセンブルさせていく道のりのワクワク感、そして集結したドリームチームの二度と実現不可能なゴージャス感は十二分に堪能出来ると思います。あと何より本作を踏まえておけば、現在公開中のヴィルヌーヴ版『DUNE/デューン 砂の惑星』を何十倍も何百倍も喜ばしく、そして切実に楽しめること間違いなし!私も毎シーン毎カットを噛み締める思いでありました。 また作中では絵コンテやデザインをホドロフスキーの構想に近い形で動かすなどして観客側も完成版のルックやテイストをざっくりと想像出来るような作りになっています。ここに関しては「DUNE」の世界観、特にリンチ版のイメージを把握していれば諸々の差異やホドロフスキーの独創性もより興味深く受け取れますし、本作屈指の”名シーン”では爆笑必至です。現在に至るまでの映画産業の流れを考えれば作中で語られている功績と影響は決してオーバーなものではありませんし、「ホドロフスキー版DUNEの完成/未完成」こそが彼の人生最大の分岐点であり”映画史上最大の特異点”だという事に疑いの余地はありません。これぞ史上最大最強の『WHAT IF…?』!!ウォッチャーよ、この”もしも”をこそ見せてくれ。 オープニングを見る度にいつも感じているのですが、 監督:ポール・バーホーベン 脚本:ダン・オバノン/ロナルド・シャセット 原作:フィリップ・K・ディック 撮影:ヨスト・ヴァカーノ 特殊メイク:ロブ・ボッティン 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 編集:フランク・J・ユリオステ 製作総指揮:マリオ・カサール/アンドリュー・ヴァイナ 主演: アーノルド・シュワルツェネッガー というトンデモなく豪華な顔ぶれで構成された『トータル・リコール』ってやっぱり何度考えてもヤバくありませんかね。個人的には「ホドロフスキー版DUNE」に唯一対抗し得る鉄壁の布陣だと思うのですが。そう思うと『トータル・リコール』が存在する世界に生まれて本当に良かった!『Crusade』も実現しないかなぁ。좋아요1댓글0
Mafumika4.5こんなに魅力的で刺激を与えられる人のお話きけるなんて最高だった! ホドロフスキーのDUNE、観たかった気持ちはもちろんものすごく強いけど、たくさんの人たちに影響を与えて、皆さんが違う形で使っていくなんて、最高だなと。좋아요1댓글0
ザキシマ@映画垢3.5未完成の傑作「DUNE」、その全貌🎥 自らの脚で現地に赴き著名人たちを口説き落としていくホドロフスキーの熱量とその魅力たるや 他の映画に与えた影響を鑑みるに、完成してたらどうなっていたのか想像もつかない 完成品を観てみたいが、未完成だからこその輝きも感じる가장 먼저 좋아요를 누르세요댓글0
sawa3.5ホドロフスキー監督が、スタッフやキャストを集め、詳細な絵コンテまで作成したものの、長大過ぎる上映時間や膨大な製作費により映画会社から断られ、作られる事のなかった、幻の「DUNE」という作品。どのように構想されたのか、その経緯とその幻の作品が後世に与えた影響を語るドキュメンタリー映画。 監督の過去作が、あまりにも悪趣味でカルト的なので、一体どんなヤバい人なんだろうと思ったら、明るく楽しいおじいさん。「こーんなにすごい映画だったんだよ」と楽しそうに語る。 偶然見つけたバンドデシネの作者をスカウトしようと探してたら、たまたま向こうがやって来たとか、キャストとしてスカウトしたダリから「君は砂に落ちてる時計を見つけた事があるか?」という謎の問いに機転を利かせたとか、初対面の俳優がいきなり自分の60ドル分のビタミンCを全部飲んだ(なぜか嬉しそう)とか、絶対盛ってるエピソードが楽しい。 確かにすごい構想で、絶対面白そうと思うのだけど、映画会社から「1時間半にしろ」と言われ、「12時間、いや20時間じゃなくちゃ嫌だ」ととんでもない要求を曲げずに交渉決裂。 主役として2年間毎日6時間もノーマーシーな武芸の稽古を続けさせられた息子(彼が、「この映画が公開されていれば僕の人生は今と違った」と語る所、とてもしんみり)もガッカリする中、何とデビット・リンチが監督で「DUNE」が公開されると聞いて大ショックなホドロフスキー。 息子に無理やり連れて行かれ、始まる前は今にも泣き出しそうだったと、ホドロフスキー。「ところが、映画が始まるとだんだん元気が出てきたんだ。あまりのひどさに嬉しくなった!大失敗だぁ!!!」とニコニコなホドロフスキーに大爆笑。このシーン、知ってはいたけどそれでも笑っちゃう。思い出しても笑っちゃう。 それでも、この幻の作品が後世の作品にこんなに影響を与えたんだという最後のパートは感動しました。ホドロフスキーのキャラクターもあって、すごく良いドキュメンタリーでした。가장 먼저 좋아요를 누르세요댓글0
ざべす
5.0
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の幻の大作『DUNE』のドキュメンタリー。 私みたいにおじいちゃん(監督)好きな人が見る映画かなぁと思っていたけど、SFの知見を得たい人にも必見の映画! まさか監督の映画がお蔵入りすることで、『スターウォーズ』『マトリックス』『エイリアン』『ブレードランナー』等々のヒット作の原点になっていたとは…。 おじいちゃんの作品へのひたむきさも愛だよ!! 完全な世界を作るために、一人一人に「一緒に映画を作ろう」と口説く情熱。 5分のチョイ役にも手を抜かない。 “これしかいない”という俳優を見つけたら、ニューヨークやパリやスペインまで追っかけ「1時間の撮影で10万ドル」という未曾有のギャラを請求されても妥協しない。 SF超大作『DUNE』の特殊効果を担ってもらおうと当時の分野のナンバーワン巨匠ダグラス・トランブル(例えば『2001年 宇宙の旅』の演出を手掛けている)と会うが、ホドロフスキーは彼を「魂の戦士ではない」とお断りするくだりも好き。 自分がスタンリー・キューブリック好きなのに『2001年宇宙の旅』はピンと来なかったのは“魂を感じなかったから”と言われればそんな気がする単純さ。 でも一番好きなお話だったのは、製作費が1500万ドル、上映時間が12時間になることからハリウッドが資金は出せないと製作の中止が決まり、 しかもデヴィッド・リンチが『DUNE』の監督をすると発表され失意に溺れるホドロフスキーが、それでも泣き出しそうになりながら完成したリンチの『DUNE』の上映を観に行くと… 「たんだん元気がでてきた」 「あまりのひどさに嬉しくなった」 とエヘヘと語る彼に愛が止まらない。 (当方リンチもファンである。『DUNE』の出来がアレだったのは、ハリウッドのお飾り監督として製作権すらまともになかったのをホドロフスキーも推測している) 完成していたら、歴史に残るSF超傑作になっていたと信じる(私も信じる)作品の断念にひととおり泣きはらしたあとで 「作ろうと思ったきっかけも“イエス”。製作中止になっても“イエス”だ」って笑い顔の彼に満点以外の提示はない。
ソントン
4.0
キ◯ガイ。僕が国家予算を動かせるなら、このジジイに映画撮らせまくる。
ドコノコノキノコ
4.0
実現することなく終わったホドロフスキー版デューンについてのドキュメンタリー映画。失敗したプロジェクトの顛末が監督本人のインタビューなどを交えて描かれます。 集められたスタッフが本当に錚々たる顔ぶれでビビります。 プロジェクト自体は頓挫してしまったが、後の映画界に沢山の影響を及ぼす結果になったという締めは感慨深い。エイリアンとかね。 関係ない話。 集められたスタッフにマグマがいましたねー。マグマがバンド内で使う創作言語「コバイア語」が私の仲間内で昔はやりました。。。ハマタイ!
ツァラトゥストラハカク語リキ
3.0
[絵画や小説や詩と同じように人間の魂を深く探求する。それが映画だ!」 * * かなりスピリチュアルな映画監督が作りきれなかった幻の大作『DUNE』をめぐるドキュメンタリー。 * * 凄くエネルギーがあって哲学もあるホドロフスキー。彼のことが凄く気になって本も買ったけど、何がきっかけで気になっているのかが思い出せない、、。
YOU
4.0
フランク・パヴィッチが監督を務めた、2013年公開のドキュメンタリー作品。 1975年にアレハンドロ・ホドロフスキーが錚々たる豪華キャスト・スタッフを迎え進めていた『DUNE』の映画化、その企画立案から制作中止に至る過程や後のSF映画に与えた多大な影響などがホドロフスキー始め関係者のインタビューから詳しく語られます。私自身はホドロフスキー監督に関する知識も思い入れも全くもってゼロですが、本作はそんな自分でも十分楽しめる良質なドキュメンタリーでした。まずホドロフスキーおじさんの表情や喋り口調から伺える陽気な人間性からして興味を惹かれますし、作中では彼の略歴や客観的評価を端的に説明してくれてもいる為むしろ彼の監督作を遡る上での「入門編として最適な一作」のように思います。また入門編という意味では、本作は意外にも『DUNE』に関する知識はほとんど必要としない作りでした。あえて言えば「1975年前後の大まかなSF映画の流れ」がある程度頭に入ってさえいれば、後に各々がハリウッドで才能を開花させることとなる若き”魂の戦士”たちをキャプテン・ホドロフスキーがアッセンブルさせていく道のりのワクワク感、そして集結したドリームチームの二度と実現不可能なゴージャス感は十二分に堪能出来ると思います。あと何より本作を踏まえておけば、現在公開中のヴィルヌーヴ版『DUNE/デューン 砂の惑星』を何十倍も何百倍も喜ばしく、そして切実に楽しめること間違いなし!私も毎シーン毎カットを噛み締める思いでありました。 また作中では絵コンテやデザインをホドロフスキーの構想に近い形で動かすなどして観客側も完成版のルックやテイストをざっくりと想像出来るような作りになっています。ここに関しては「DUNE」の世界観、特にリンチ版のイメージを把握していれば諸々の差異やホドロフスキーの独創性もより興味深く受け取れますし、本作屈指の”名シーン”では爆笑必至です。現在に至るまでの映画産業の流れを考えれば作中で語られている功績と影響は決してオーバーなものではありませんし、「ホドロフスキー版DUNEの完成/未完成」こそが彼の人生最大の分岐点であり”映画史上最大の特異点”だという事に疑いの余地はありません。これぞ史上最大最強の『WHAT IF…?』!!ウォッチャーよ、この”もしも”をこそ見せてくれ。 オープニングを見る度にいつも感じているのですが、 監督:ポール・バーホーベン 脚本:ダン・オバノン/ロナルド・シャセット 原作:フィリップ・K・ディック 撮影:ヨスト・ヴァカーノ 特殊メイク:ロブ・ボッティン 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 編集:フランク・J・ユリオステ 製作総指揮:マリオ・カサール/アンドリュー・ヴァイナ 主演: アーノルド・シュワルツェネッガー というトンデモなく豪華な顔ぶれで構成された『トータル・リコール』ってやっぱり何度考えてもヤバくありませんかね。個人的には「ホドロフスキー版DUNE」に唯一対抗し得る鉄壁の布陣だと思うのですが。そう思うと『トータル・リコール』が存在する世界に生まれて本当に良かった!『Crusade』も実現しないかなぁ。
Mafumika
4.5
こんなに魅力的で刺激を与えられる人のお話きけるなんて最高だった! ホドロフスキーのDUNE、観たかった気持ちはもちろんものすごく強いけど、たくさんの人たちに影響を与えて、皆さんが違う形で使っていくなんて、最高だなと。
ザキシマ@映画垢
3.5
未完成の傑作「DUNE」、その全貌🎥 自らの脚で現地に赴き著名人たちを口説き落としていくホドロフスキーの熱量とその魅力たるや 他の映画に与えた影響を鑑みるに、完成してたらどうなっていたのか想像もつかない 完成品を観てみたいが、未完成だからこその輝きも感じる
sawa
3.5
ホドロフスキー監督が、スタッフやキャストを集め、詳細な絵コンテまで作成したものの、長大過ぎる上映時間や膨大な製作費により映画会社から断られ、作られる事のなかった、幻の「DUNE」という作品。どのように構想されたのか、その経緯とその幻の作品が後世に与えた影響を語るドキュメンタリー映画。 監督の過去作が、あまりにも悪趣味でカルト的なので、一体どんなヤバい人なんだろうと思ったら、明るく楽しいおじいさん。「こーんなにすごい映画だったんだよ」と楽しそうに語る。 偶然見つけたバンドデシネの作者をスカウトしようと探してたら、たまたま向こうがやって来たとか、キャストとしてスカウトしたダリから「君は砂に落ちてる時計を見つけた事があるか?」という謎の問いに機転を利かせたとか、初対面の俳優がいきなり自分の60ドル分のビタミンCを全部飲んだ(なぜか嬉しそう)とか、絶対盛ってるエピソードが楽しい。 確かにすごい構想で、絶対面白そうと思うのだけど、映画会社から「1時間半にしろ」と言われ、「12時間、いや20時間じゃなくちゃ嫌だ」ととんでもない要求を曲げずに交渉決裂。 主役として2年間毎日6時間もノーマーシーな武芸の稽古を続けさせられた息子(彼が、「この映画が公開されていれば僕の人生は今と違った」と語る所、とてもしんみり)もガッカリする中、何とデビット・リンチが監督で「DUNE」が公開されると聞いて大ショックなホドロフスキー。 息子に無理やり連れて行かれ、始まる前は今にも泣き出しそうだったと、ホドロフスキー。「ところが、映画が始まるとだんだん元気が出てきたんだ。あまりのひどさに嬉しくなった!大失敗だぁ!!!」とニコニコなホドロフスキーに大爆笑。このシーン、知ってはいたけどそれでも笑っちゃう。思い出しても笑っちゃう。 それでも、この幻の作品が後世の作品にこんなに影響を与えたんだという最後のパートは感動しました。ホドロフスキーのキャラクターもあって、すごく良いドキュメンタリーでした。
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