よーた。5.0沖縄で起こった性被害について追うキーがその事件に追っていくにつれて、日米の問題や主に沖縄の基地の米兵の犯罪を中心に触れていく中で被害に遭った苦しみだったり、被害が無かった事にされる現状や実態が描かれていて目が離せない作品だった。 沖縄の問題だけでなく日本の問題でもあり、そして日米の問題以外でも様々な事に蓋をして周りが納得する答えを出すのではなく、自分が問題に向き合って納得する答えを出す事が大切だと感じる事ができてこの作品を見る事ができて良かったと思える作品だった。좋아요6댓글0
北丸4.5WOWOWオリジナルドラマのため、見られる人が少ないのが本当に残念だ。 録画してかなり遅れて視聴したが、間違いなく今作が「2023年1位」の作品と断言しても良い位の名作。地上波などで放映して広く見られるべき作品だと思う。 主人公は、二流、三流雑誌でキャバクラ体験記などを書く女性ライター。飲みっぷりの良い、所謂「男前」風の女性で、サバサバ(或いはずけずけ)と物を言うタイプ。雑誌編集長から普段の記事とは少し毛色の違う記事を書く事を依頼され、編集長の別荘(?)がある沖縄へと赴く。彼女が依頼されたのは、米兵に暴行された女性の申し立てが嘘か本当か調べるというようなことで……。 というところから始まり、全体を通してみるとミステリの趣があるし、そもそもミステリとしても面白い。主人公が事件に触れるにつれ、沖縄が置かれている現状が次第に明らかになり、事件の背景にある様々な事情が見え始めてくる。 米軍基地の問題、沖縄の貧困問題、家庭内暴力、女性の生きにくさ、たった5話の中に詰め込みすぎでは?と思うかもしれないが、これがかなり高いレベルできれいに織り込まれ、ストーリーに厚みを与えている。 主人公が「友人」となる女性がある意味でもう一人の主人公であり、二人は友情、シスターフッドで強く結ばれて行く過程も面白いし、もう一人の主人公が自らのルーツと向き合う様子もしっかりと描かれ、人種差別の問題まで織り込む手腕は本当にお見事としかいえない。 この物語に出てくる女性たちは皆何かに傷つきながら生きている。それはまるで沖縄が置かれている現状と対をなし、重たい「宿題」として提示される。 普通こういう物語は希望に満ちた終わり方をするものだろうが、脚本家も演出家もそういう風にはしなかった。そして、見るものに「これは沖縄の問題ではない」とはっきりと突きつける。沖縄の問題と書くことで(私も含め)どこか他人事のようにしてしまい、無関心の中に置かれることへの強い怒りが画面越しにひしひしと伝わってくる。そうだ。これは「沖縄の問題」ではなく「日本の問題」だ。沖縄は日本の問題を捨てるための「ゴミ箱」ではない。見なかったことにするための場所でもない。そこに生き、そこを愛する人が大勢いる、私たちが暮す本土と何ら変わりのない日本だ。 俳優さんたちは、それぞれの人物を生きる人になりきり、熱演されていた。警官の悔しさ、基地反対運動を牽引してきた老婆の悲しみ、米兵を愛しその子を生んだ女性たちの切なさ、傷、これを見る人が少ないことが本当に惜しい。背景美術も良い仕事をして、物語に説得力を与えていた。薄っぺらくならない画面に俳優たちの熱演とくれば、良いドラマにならないはずはなく、このレベルのドラマを地上波で放映できないのであれば、我が国のエンタメは完全に死んでいると暗澹たる気持ちになった。 可能な限り早い多企業での配信を望む。좋아요2댓글0
uboshito4.0現状、地上波では、民放はもちろん、NHKでもできないような、本当にもうWOWOWでしか制作も放送もできないような内容のドラマだった(まあ…映画ではやれよと思うけど、いかにも客が入らなさそう…)。かつて、坂元裕二先生は地上波ではできないこととしてWOWOWで「AV」をテーマに扱ったわけだけど、野木先生は「沖縄」…沖縄を舞台にして、そこで起こる米兵のレイプ事件(今でも、現実に、頻繁に起きている事案)を、米兵との間に生まれた主人公が取材するって、設定もすごすぎだし、展開もセリフも申し分なし。本当に、この人の社会への目線は正しすぎて、心から尊敬してしまう。そりゃ、ガッキーも出演しちゃうよね(とはいえ、沖縄出身の俳優はほかにも複数名、出演している)。 野木亜紀子先生はかつて「エンタメの中に社会問題をちょっとは混ぜ込みたい」とインタビューで述べていたけれど、本作は「社会問題だけでエンタメを作った」という感じで一段階レベルアップしちゃってる(もちろん、ミステリー的要素も良かったんだけど)。それを、WOWOWでやるんだったらと、題材に沖縄を持ってくるあたり、やっぱり偉いと思う。 演出の松本佳奈も、小林聡美作品ばかりだった頃から大出世して、本作でも沖縄ロケを中心に、見事に全話の演出をやり切っていた。このテーマはやはり、女性の演出家であるべきだったと思うので、人選がすばらしい。5話しかないのに内容が重厚で、見てるだけで沖縄の置かれた現状を知ることができる啓発ビデオみたいな要素まである。なので、一気見できたりはしない作品だけど、下手な映画を見るよりよっぽど感銘を受けたし、感動もできた。松岡茉優もキャラに合ってて良い感じだったし、青木崇高との会話は深刻なこのドラマの中では清涼剤のようになっていた。沖縄にまた行きたくなる、という、純粋な映像としての魅力もあった。 【視聴:Hulu(元はWOWOW作品です)】좋아요1댓글0
ゆーき3.5レイプ事件を軸に本土の人があまり知らない沖縄の現状が明るみになっていく。 沖縄楽しーサイコーだけじゃダメだなーと思った。「沖縄の問題」ではなく「日本の問題」。色々考えさせられるドラマだった。 でもラストの犯人は必要だったかな?ドラマを盛り上げるために、ちょっと伝えたいことがブレてしまった感じがしなくもない。좋아요1댓글0
sawa4.5ライターの綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件を訴えるブラックミックスの女性・桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。それは、桜の祖母は米軍基地反対運動をしていて、虚偽の訴えではないかと疑われているためだった。やがて、綺絵と桜は共に暴行事件の真相を追う事になるのだが・・・という話。 沖縄が舞台で、基地問題や、米兵による事件など、重たいテーマを扱うわりに、犯人探しというサスペンス要素により、グイグイ引き込まれました。性的暴行事件も、直接的なシーンは出てこないので、安心して観られます。 沖縄の問題だけでなく、母と娘、女である事など、さまざまに考えさせられる事が多かったです。特に沖縄の問題は「沖縄の人にしか語る権利がない」と、考える事すらしなかった自分の痛い所を突かれた気持ちでした。 主演の2人のシスターフッド感も最高だし、青木崇高を中心とした沖縄の警官達の今まで散々悔しい思いをした彼らの熱い仕事っぷりも最高でした。色々な意味で観てよかったです。좋아요1댓글0
よーた。
5.0
沖縄で起こった性被害について追うキーがその事件に追っていくにつれて、日米の問題や主に沖縄の基地の米兵の犯罪を中心に触れていく中で被害に遭った苦しみだったり、被害が無かった事にされる現状や実態が描かれていて目が離せない作品だった。 沖縄の問題だけでなく日本の問題でもあり、そして日米の問題以外でも様々な事に蓋をして周りが納得する答えを出すのではなく、自分が問題に向き合って納得する答えを出す事が大切だと感じる事ができてこの作品を見る事ができて良かったと思える作品だった。
北丸
4.5
WOWOWオリジナルドラマのため、見られる人が少ないのが本当に残念だ。 録画してかなり遅れて視聴したが、間違いなく今作が「2023年1位」の作品と断言しても良い位の名作。地上波などで放映して広く見られるべき作品だと思う。 主人公は、二流、三流雑誌でキャバクラ体験記などを書く女性ライター。飲みっぷりの良い、所謂「男前」風の女性で、サバサバ(或いはずけずけ)と物を言うタイプ。雑誌編集長から普段の記事とは少し毛色の違う記事を書く事を依頼され、編集長の別荘(?)がある沖縄へと赴く。彼女が依頼されたのは、米兵に暴行された女性の申し立てが嘘か本当か調べるというようなことで……。 というところから始まり、全体を通してみるとミステリの趣があるし、そもそもミステリとしても面白い。主人公が事件に触れるにつれ、沖縄が置かれている現状が次第に明らかになり、事件の背景にある様々な事情が見え始めてくる。 米軍基地の問題、沖縄の貧困問題、家庭内暴力、女性の生きにくさ、たった5話の中に詰め込みすぎでは?と思うかもしれないが、これがかなり高いレベルできれいに織り込まれ、ストーリーに厚みを与えている。 主人公が「友人」となる女性がある意味でもう一人の主人公であり、二人は友情、シスターフッドで強く結ばれて行く過程も面白いし、もう一人の主人公が自らのルーツと向き合う様子もしっかりと描かれ、人種差別の問題まで織り込む手腕は本当にお見事としかいえない。 この物語に出てくる女性たちは皆何かに傷つきながら生きている。それはまるで沖縄が置かれている現状と対をなし、重たい「宿題」として提示される。 普通こういう物語は希望に満ちた終わり方をするものだろうが、脚本家も演出家もそういう風にはしなかった。そして、見るものに「これは沖縄の問題ではない」とはっきりと突きつける。沖縄の問題と書くことで(私も含め)どこか他人事のようにしてしまい、無関心の中に置かれることへの強い怒りが画面越しにひしひしと伝わってくる。そうだ。これは「沖縄の問題」ではなく「日本の問題」だ。沖縄は日本の問題を捨てるための「ゴミ箱」ではない。見なかったことにするための場所でもない。そこに生き、そこを愛する人が大勢いる、私たちが暮す本土と何ら変わりのない日本だ。 俳優さんたちは、それぞれの人物を生きる人になりきり、熱演されていた。警官の悔しさ、基地反対運動を牽引してきた老婆の悲しみ、米兵を愛しその子を生んだ女性たちの切なさ、傷、これを見る人が少ないことが本当に惜しい。背景美術も良い仕事をして、物語に説得力を与えていた。薄っぺらくならない画面に俳優たちの熱演とくれば、良いドラマにならないはずはなく、このレベルのドラマを地上波で放映できないのであれば、我が国のエンタメは完全に死んでいると暗澹たる気持ちになった。 可能な限り早い多企業での配信を望む。
uboshito
4.0
現状、地上波では、民放はもちろん、NHKでもできないような、本当にもうWOWOWでしか制作も放送もできないような内容のドラマだった(まあ…映画ではやれよと思うけど、いかにも客が入らなさそう…)。かつて、坂元裕二先生は地上波ではできないこととしてWOWOWで「AV」をテーマに扱ったわけだけど、野木先生は「沖縄」…沖縄を舞台にして、そこで起こる米兵のレイプ事件(今でも、現実に、頻繁に起きている事案)を、米兵との間に生まれた主人公が取材するって、設定もすごすぎだし、展開もセリフも申し分なし。本当に、この人の社会への目線は正しすぎて、心から尊敬してしまう。そりゃ、ガッキーも出演しちゃうよね(とはいえ、沖縄出身の俳優はほかにも複数名、出演している)。 野木亜紀子先生はかつて「エンタメの中に社会問題をちょっとは混ぜ込みたい」とインタビューで述べていたけれど、本作は「社会問題だけでエンタメを作った」という感じで一段階レベルアップしちゃってる(もちろん、ミステリー的要素も良かったんだけど)。それを、WOWOWでやるんだったらと、題材に沖縄を持ってくるあたり、やっぱり偉いと思う。 演出の松本佳奈も、小林聡美作品ばかりだった頃から大出世して、本作でも沖縄ロケを中心に、見事に全話の演出をやり切っていた。このテーマはやはり、女性の演出家であるべきだったと思うので、人選がすばらしい。5話しかないのに内容が重厚で、見てるだけで沖縄の置かれた現状を知ることができる啓発ビデオみたいな要素まである。なので、一気見できたりはしない作品だけど、下手な映画を見るよりよっぽど感銘を受けたし、感動もできた。松岡茉優もキャラに合ってて良い感じだったし、青木崇高との会話は深刻なこのドラマの中では清涼剤のようになっていた。沖縄にまた行きたくなる、という、純粋な映像としての魅力もあった。 【視聴:Hulu(元はWOWOW作品です)】
ゆーき
3.5
レイプ事件を軸に本土の人があまり知らない沖縄の現状が明るみになっていく。 沖縄楽しーサイコーだけじゃダメだなーと思った。「沖縄の問題」ではなく「日本の問題」。色々考えさせられるドラマだった。 でもラストの犯人は必要だったかな?ドラマを盛り上げるために、ちょっと伝えたいことがブレてしまった感じがしなくもない。
おいも
4.0
知らなきゃいけないことを教えてくれたドラマだった。勉強のためにも見てよかった。
sawa
4.5
ライターの綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件を訴えるブラックミックスの女性・桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。それは、桜の祖母は米軍基地反対運動をしていて、虚偽の訴えではないかと疑われているためだった。やがて、綺絵と桜は共に暴行事件の真相を追う事になるのだが・・・という話。 沖縄が舞台で、基地問題や、米兵による事件など、重たいテーマを扱うわりに、犯人探しというサスペンス要素により、グイグイ引き込まれました。性的暴行事件も、直接的なシーンは出てこないので、安心して観られます。 沖縄の問題だけでなく、母と娘、女である事など、さまざまに考えさせられる事が多かったです。特に沖縄の問題は「沖縄の人にしか語る権利がない」と、考える事すらしなかった自分の痛い所を突かれた気持ちでした。 主演の2人のシスターフッド感も最高だし、青木崇高を中心とした沖縄の警官達の今まで散々悔しい思いをした彼らの熱い仕事っぷりも最高でした。色々な意味で観てよかったです。
さい
3.5
스포일러가 있어요!!
ninik
5.0
リアル
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