Twenty-Four Eyes
二十四の瞳
1954 · War/Drama · Japan
2h 34m
©︎1954/2007 松竹株式会社



Schoolteacher Hisako Oishi struggles to imbue her students with a positive view of the world and their place in it, despite the fact that she knows full well that most of them will die in the war.
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about movie
4.0
戦時を生きた人々が作る本物の反戦映画。なんと劇中に一切直接的な戦争シーンがないという。戦地に行かずとも戦時の場にいた、まさに女性の視点から描かれた名作。 一人また一人と経済的理由や戦争が原因で学校に通えなくなる子供達。無力な先生は時代に身を任せるのみ。その無念が伝わってくる。 本来歌は人を元気にするためのものだが、彼らは歌う以外に術がなかったのだろう。しきりに歌う描写が出てくる。 青春を全てお国に奪われた子供達だが、先生との日々は一生の宝物のはず。だから先生の人生には確かに意味があったんだ、と私は思いたい。
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
うにゃ
5.0
戦地のシーンがないのに、戦争による悲しみがよく伝わってくる。登場人物達と一緒になって泣いた。
星ゆたか
5.0
2022.1 (あんな可愛いい瞳を、私はどうしても濁しちゃいけない、と思った。) 原作〔壺井栄・1900―1967・昭和27年・出版〕で、女学校の師範科を卒業したばかりで、瀬戸内海の小豆島の分校へ赴任してきたヒロインの、大石先生が、汚れなき六歳ぐらいの子供たちを眼にして、思った。と書かれている。 木下恵介監督・高峰秀子主演コンビによる最高傑作と謳われた映画。 また二人にとっても絶調期のころの作品で、木下監督は同年、「女の園」とで、なんと、あの黒澤明監督の、「七人の侍」を抜いて、ベストテンの1位、2位を独占する快挙。高峰さんもこの木下両作品に出演し女優賞を受け、さらにその翌年には、「浮雲」 成瀬巳喜男監督作品で、これまた最高評価を受けた。(彼女29歳の時の出演作。) また映画興行界事態も、昭和の戦後の最も隆盛期の、(1950年から1956年)作品だ。 戦争の醜悪な面をえぐり出すでなく、もっぱら酷い目にあいながら、愛情を失わなかった、心の美しい人びとの堪え忍ぶ姿だけを、美しい風景の中で描いた反戦映画。 “泣きミソ先生”とあだ名した先生と、自分たちのイタズラで怪我させて、会えなくなり、9キロの峠道を7歳の12人の子供たちが、トボトボと歩いてゆく。お互い、元気ずけに、♪からす なぜなくの‥‥‥♪と歌いつづけ、陽もくれはじめ、心ぼそくなって泣き始めた頃、やっと病院帰りのバスの先生にめぐりあい‥‥ ここの一連の場面には、大いに泣かされました。またこの中で、子供たちを演じたのは、地元の十二組二十四人の素人の兄弟姉妹。分校時代をその弟妹、本校時代を兄姉に演じさせたという。 かつて日本映画界では、オトコの黒澤、オンナの木下、とその描写する世界を、抜きん出た二大巨匠として、称賛した。しかし海外でも高く評価された黒澤さんに対して、木下さん作品は、なかなか報われなかった。そしてそれは、いつしか国内でも‥‥‥‥。 その辺の口惜しい思いを、1999年、87歳で亡くなられた木下さんの葬儀で、かってのまな弟子の、脚本家の山田太一さんは、弔辞で語った。 『‥‥日本の社会はある時期から、木下作品を自然に受けとめることができにくい世界に入ってしまったのではないでしょうか。しかし、人間の弱さ、その弱さがもつ美しさ、運命や宿命への畏怖、社会の理不尽に対する怒り、そうしたものにいつまでも、日本人が無関心でいられるはずがありません。ある時、木下作品の一作一作が、みるみる燦然とかがやき始め、今まで目を向けなかったことをいぶかしむような時代がきっとまた来ると思っています。‥‥‥』
アリちゃんパパ
5.0
小豆島の小学校に赴任した女先生の半生を描いた木下恵介生涯の傑作です。 イタズラをして先生を怪我させてしまった子供達が泣きながらお見舞いに行くシーンや戦後の同窓会シーンなど最初から最後まで感動するシーンの連続でした。特に貧しさから、小学校を辞めて金比羅の茶屋に奉公に出た娘が修学旅行に来た大石先生と友達に再会し、先生達の乗った船を追いかけるシーンの見事なこと!娘のクローズアップで はなく、駆け出す娘の後ろ姿を追いかけた木下監督の発想は天才的です。生涯忘れがたい名シーンとなりました。
くり
1.5
小説を読んだほうが良い
フィルフィル
3.0
前半は普通の学園ドラマに見えたけれど次第に雰囲気が変わり、後半には現実を訴えたドキュメンタリーみたいになった。何も知らない子どもたちの二十四の瞳が、苦しい現実を見つめてやがて大人になっていく感じで。 (以下ネタバレ) 途中でなくなる瞳はあるけれど、心の中にはしっかり二十四の瞳が残っている感があって愛を感じた。特に「あの男なら、小石先生との結婚は許す!」シーンには愛が爆裂しておった。
chiyo
5.0
丁寧に制作された大作だと思いました。 子供たちの純粋さ、可愛さに何度も涙した。 女性という立場でしなやかに意志を貫きながら戦時下を乗り切った先生の行動や言葉は、世界で戦争が行われている今こそ重く感じられる。 戦争の無意味さ、時代に翻弄される人々の切なさ、この反戦の思想を世界中の人々に理解してほしいと思う。
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