激動の昭和史 沖縄決戦
激動の昭和史 沖縄決戦
1971 · 歴史/戦争 · 日本
148分



昭和十六年十二月、ハワイ真珠湾奇襲で始まった太平洋戦争は、十七年五月のミッドウェー海戦で日米が攻守ところを換えた。同年八月米軍はソロモン群島のガダルカナル島に上陸した。これは、大本営の予想に約一カ月早い米軍大反撃の開始であった。タラワ、マキン、ギルバート、アーシャル群島と、太平洋を飛び石伝いに米軍は怒涛のように、日本本土を目指して北上して来た。圧倒的な物量差と、後手後手と廻った大本営の作戦によって十九年七月にはサイパン島が陥落。米軍は、日本の喉元に匕首を突きつけられた型で太平洋戦争は最終段階に突入しようとしていた。
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どりんこ
3.0
沖縄での「本土決戦」 その言葉の裏で、実際は何が起きていたのか、ほとんど知らなかったというのがまず率直な感想。 この作品では人がひたすら死ぬシーンが淡々と続いていく。最終的な死者が約20万人で、うち約半数は民間人だとか。 数が多すぎてピンとこない。 沖縄10万に対し米英50万と戦力差が圧倒的で、現地は初めから持久戦覚悟だったこと。 本土大本営は、航空機での攻撃を優先させようとしていたこと。 そしてその意志統一が図られないまま、沖縄は切り捨てられたこと。 その結果、県民の1/3が戦死という結果に繋がったのだと知った。 戦後、沖縄返還の前年に公開された本作。政治的な配慮の結果か、戦闘相手の米英軍がほぼ映らないという斬新な構成になってます。 何か、顔の見えない相手と戦っているようで、少し違和感を覚えました。 でも、それが戦争なのかも知れない。 それにしても..出演している役者がめちゃくちゃ豪華。 個人的には天本英世(死神博士)が驚きでした。
LIBRO
4.0
「日本のいちばん長い日」に近く、一切のメロドラマ性がないので、強烈だが、見るべき
YOU
4.0
岡本喜八が監督を務めた、1971年公開の戦争映画。 『日本のいちばん長い日』を観て私が最も感服させられたのは「起こる事態をひたすら即物的に捉えることでそこにドラマ性が生まれる隙を一切排し、戦争の不条理性と暴力性だけを鮮明に映し出す」という語り口でしたが、本作ではその手法がそのまま戦場に置き換えられています。つまり劇中ではヒロイックな活躍も映画的カタルシスも全くもって皆無、劇中の言葉を借りるならば「阿鼻叫喚の地獄」が真正面から映されるだけの2時間半でした。特に強烈な印象を残すのはやはり住民たちによる集団自決ですが、そんな悲惨極まりないシーンでさえ本作は流麗な音楽とナレーションによってダイジェストで紹介します。この首尾一貫した描写のリアリズムとドライな語り口、凄いです。そして何より『日本のいちばん長い日』にも共通する「即物的なタッチにより却って鮮明化される戦争の悲惨さ」というのは「客観性」という特性を本質的に内包する映画だからこそ為し得る効果ですし、尚且つその冷徹な視点がそのままメッセージ性にまで昇華されるというこの重層的な作りにはまたしても唸らされました。2作続けて観たことで喜八作品にも俄然興味が湧いてきましたし、本作も今すぐ帰って…!というテンションではございませんがまた必ず観直そうと思います。 庵野監督の生涯ベスト作品としても有名でご本人曰く「100回以上観ている」とのこと。それにしても、100回以上繰り返し観るくらい大好きな映画に出会える機会って今後何回あるんでしょうかね。でも『スパイダーマン2』の列車アクションと『死亡遊戯』のダン・イノサント戦に限って言えば僕も150回くらいは観てると思う。
U1
4.0
2021.2.6 忘れてはいけない、歴史。 同じ過ちを繰り返してはいけない。
ぴよそら
2.5
怖い… これが戦争…
矢萩久登
5.0
新文芸坐さんにて「映画監督・岡本喜八 生誕100周年記念プロジェクト in 新文芸坐 vol. 3 「戦中派」岡本喜八」にて『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971)を8月15日に鑑賞。 『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971)東宝8.15シリーズの第5作。 岡本喜八監督、脚本は新藤兼人さん。 実際に戦火を越えてきた岡本喜八監督らしく太平洋戦争末期の沖縄戦を客観的な視点で捉え、敵兵の演出もできるだけ排除、日本軍と市井の人々のみフォーカスを当てることで凄惨な沖縄の事実を描ききり、単なる英雄譚ではない反戦を訴えかけておりました。 軍司令部の小林桂樹さん、丹波哲郎さん、仲代達矢さんをはじめ、中谷一郎さん、高橋悦史さん、岸田森さん、天本英世さんの喜八組の面々、川津祐介さん、池部良さん、 鈴木瑞穂さん、神山繁さん、浜村純さん、東野英治郎さん、東野英心さん、井川比佐志さん、田中邦衛さん。そしてナレーターは小林清志さん。 当時としてもオールキャストだったでしょうが、とにかくキャスト、ナレーションが多彩で重厚。 2025年終戦80周年になりますが、本作品のような個性的で重厚なキャスティングはなかなか想像がつきませんね。 毎年この時期はこのような映画ときちんと向き合いたいですね。
松井
4.0
長参謀長(丹波哲郎)はあんな感じやったんだろう
すのさん
3.5
沖縄戦での兵隊戦死者10万人、民間人15万人、 民間人の三分の一が死亡、なんで悲しい 現実なんだろう。 第二次世界大戦も末期、栗林中将の硫黄島も玉砕、 この沖縄を失えば明日にも本土決戦となる 緊張したなか、陸軍、海軍、沖縄県民決起するも 大本営は、沖縄を見捨て、援軍もよこさず、 自分達の守りを固めるのだった。 史実を元に岡本喜八監督、新藤兼人脚本で グイグイ迫ってきます。中でも、丹波哲郎演じる 長参謀長は感情の浮き沈みが激しく、すごく ハマってました。八原高級参謀演じる仲代達也、 冷静沈着でメリハリの効いた物言いはカッコいい、 小林桂樹さんの牛島中将、穏やかな演技で、 激戦の中での清涼剤を見事に演じてます。 他にもお馴染みの演者さんがいっぱい出ていて 楽しくなりますが、目軍医大尉の岸田森さん いい味出してるし、加谷中佐の高橋悦二さん、 アウトローなカッコ良さ出してました。 酒井和歌子さん、はちきれんばかりの ピチピチ感で惚れ直しました。 他にも沢山の演者さんによる若い演技が 満喫できますのでオススメ。特に昭和生まれ。 なんと、数日前にお亡くなりになった、 小林清志さんのナレーションでした。 皆さん同様声がお若い。RIP. 役者さん見てて楽しいのはさて置き、 史実に沿って実写フィルムと特撮映像交えて なかぬか手の込んだ作りになってますので 戦争を知らない世代にも見てもらいたい 作品でした。 20220810
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