エンドロールのつづき
Chhello Show
2021 · ドラマ · インド, フランス, アメリカ
109分
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インドの田舎町。9歳のサマイ(バヴィン・ラバリ)は、学校に通いながら父(ディペン・ラヴァル)のチャイ店を手伝っている。厳格な父は映画を“低劣なもの”と考えているが、ある日、特別に家族で街に映画を観に行くことに。人で溢れ返ったギャラクシー座。席に着くと目に飛び込んできたのは、後方からスクリーンへと伸びる一筋の光。そこには、サマイが初めて見る世界が広がっていた。映画にすっかり魅了されたサマイは、再びギャラクシー座に忍び込むが、チケット代が払えずつまみ出されてしまう。それを見た映写技師のファザル(バヴェーシュ・シュリマリ)がある提案をする。料理上手なサマイの母(リチャー・ミーナー)が作る弁当と引き換えに、映写室から映画を見せてくれるというのだ。サマイは映写窓から観る色とりどりの映画の数々に圧倒され、いつしか“映画を作りたい”という夢を抱くようになるが……。
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あっちゃん
5.0
『性の曼荼羅』などのインド出身パン・ナリン監督が、自身の実話をもとに描いた感動のヒューマンドラマ。 第95回アカデミー賞国際長編映画賞インド代表作。バリャドリード国際映画祭ゴールデンスパイク賞を受賞したほか、トライベッカ映画祭など世界中の映画祭で5つの観客賞を受賞。 インドの田舎町で、父親のチャイ店を手伝う9歳のサマイ。 ある日、家族で行った映画館で映画に魅了された彼は、たびたび映画館に忍び込むようになり、知り合った映写技師の提案でサマイの母親の手作り弁当と引き換えに、映写室から映画を観ることに。 ストーリーが絶品で、傑作としか言いようのない素晴らしい作品。特にラストがいい。時代の変化に気づき、自分の夢に向かって一歩を踏み出す少年の成長に深く心が揺さぶられた。
Tsukky
3.5
インド版ニューシネマパラダイスだと思って観に行ったら‥ 監督の子どもの頃の体験を映画化したらしいですが、とにかく行動力が凄い!映画を観るため、みんなに観せるために奮闘する姿に感心してしまいました。 映画を見れることが当たり前じゃない様子を観ることで、改めて映画館で映画を観れる幸せを感じさせられました。 過去の名作のオマージュがあったり、ラストの大どんでん返しであったり、監督の映画愛を感じられる一作でした!
てっぺい
4.0
【続く映画】 監督の、映画を愛しすぎた幼少期のとんでもない実話。オマージュふんだんの映画愛しかない作風で、監督が現在アカデミー会員になっている事からも、前向きなラストにその輝かしい“エンドロールのつづき”を連想する。 ◆トリビア ○ 映写技師ファザルのモデルとなったモハメッドさんも、実際に2011年のデジタル化で失職。その後2021年にコロナ罹患で他界した。生前に一度だけ本作を鑑賞し、監督に「もう一度だけフィルムの匂いを嗅ぎたい」と話したという。(https://screenonline.jp/_ct/17598756) 〇本作は、日本で話題となった『RRR』を抑え、第95回アカデミー賞インド代表(国際長編映画賞)としてショートリストにも選出され、ノミネートへの期待が高まっている。(https://www.cinemacafe.net/article/2023/01/16/82963.html) 〇本作は、トライベッカ映画祭ほか、世界中の映画祭で5つの観客賞を受賞、バリャドリード国際映画祭では最高賞にあたるゴールデンスパイク賞をインド映画として初めて受賞した。(https://www.banger.jp/news/90666/) 〇お弁当を交換条件に映画を見せてもらっていたのは実話。ガラスやミシン、扇風機などを集めて自分なりの映写機を作ったのも実話。(https://www.cinemacafe.net/article/2023/01/16/82963.html) 〇原題は「Last Film Show」、監督は未来を感じられる邦題の方が気に入っている笑。(https://www.cinemacafe.net/article/2023/01/16/82963.html) 〇監督のパン・ナリンは世界一の映画ファンを自負。自身でも映画クラブし、3万5000点以上のDVDやBlu-rayディスクを収集、200を超える映画祭に参加、もしくは審査員として出席してきた。(https://toyokeizai.net/articles/-/641652) 〇公式HPには「道を照らしてくれた人々に感謝を込めて」として著名な映画監督の名前(スティーブン・スピルバーグや黒澤明など)が明記されている。(https://movies.shochiku.co.jp/endroll/) 〇撮影ロケ地は、監督の故郷でもあるインド・グジャラート州。子役たちも全員グジャラート州出身であることにこだわった。(https://www.fashion-press.net/news/93524) 〇サマイが女性のバングルを眺めながら、監督の名前を連想する場面は、幼少期の監督自身が“色とりどりのバングルひとつひとつが映画だとしたら、何の映画だろう”と想像を膨らませた経験から生まれたシーン。(https://www.fashion-press.net/news/93524) 〇パン監督は日本初の女性映画監督である坂根田鶴子を例に挙げ、映画界における“女性活躍のパイオニア”は日本だったと考えている。(https://ananweb.jp/anew/462830/) 〇「お母さんのお弁当」を、インド料理店「ムンバイ」(都内、四谷と銀座)が再現。期間限定で味わえる。(https://mumbaijapan.com/news/202301_endroll/) ◆概要 インドのチャイ売りの少年が映画監督の夢へ向かって走り出す姿を、同国出身の監督自身の実話をもとに描いたヒューマンドラマ。 【監督・脚本】 パン・ナリン(インドのグジャラート州出身者として初の米アカデミー会員) 【出演】 バビン・ラバリ(主人公役。約3000人の中から選ばれた新人) 【原題】「Last Film Show」(直訳で「最後の映画上映」) 【公開】2023年1月20日 【上映時間】112分 ◆ストーリー インドの田舎町で暮らす9歳の少年サマイは、学校に通いながら父のチャイ店を手伝っている。厳格な父は映画を低劣なものと考えているが、信仰するカーリー女神の映画だけは特別だと言い、家族で映画を見に行くことに。初めて経験する映画の世界にすっかり心を奪われたサマイは再び映画館に忍び込むが、チケット代を払えず追い出されてしまう。それを見た映写技師ファザルは、料理上手なサマイの母が作る弁当と引き換えに映写室から映画を見せると提案。サマイは映写窓から見る様々な映画に圧倒され、自分も映画を作りたいと思うようになる。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆映画愛 自分の手を包んだ、映画を作る光に心を魅了されたサマイ。学校をサボっても、“2度とくるな”とつまみ出されても映画への情熱を諦めない。やがてお弁当を取引に映画鑑賞を取り付け、さらにはファザルとのふれあいを通じて、仲間の協力を得て、映写機を作り上げてしまう。この発想力と、それが実話という驚き。映画愛を語る作品は数あれど、実際に映像を映し出してしまうほど映画の原理から愛を描く作品はない。映写機に愛おしそうにキスをするサマイの一瞬の描写がとても印象的だったし、一映画ファンとして、映画を楽しむ魅力をこれだけ表現してくれた事に感謝すらしたくなる。 ◆オマージュ 冒頭、駅に列車が来て、グレーからカラーに変わるのは、映画の父と呼ばれるリュミエール兄弟の「ラ・シオタ駅への列車の到着」。最近では「NOPE」('21)で引用された、映画の元となったと言われる「動く馬」の描写もあった。あのテーマ曲そのままにスタンリー・キューブリック「2001年宇宙の旅」のオマージュも。そもそも作品そのものが現代の「ニュー・シネマ・パラダイス」。フィルムから生まれ変わったバングルを眺めてサマイが連想した映画監督・俳優達(アーミル・カーン以外のインド人は勉強します笑)と、こちらも映画ファンには見逃せない本作の楽しみ方だった。 ◆現実 “英語を話せる者と話せない者に分かれる”との先生の言葉の通り、英語が出来なかったファザルが失職(彼のモデルとなった監督の友人の映写技師も同じく2011年にデジタル化で失職したそう)。“GALAXY”が読めて、前へ未来へと進んでいくサマイとはこのデジタル化を起点にある意味対比として描かれていた。エンドでの、映像がフィルム化し、切れていくのも、そのフィルム時代を憂う、本作のラストにふさわしい演出。ただし、映画としてはあくまでもサマイが夢を持って進んでいく姿とそれを見送った家族と仲間でまとめてある。今現在アカデミー会員にまで成り上がったパン監督自身がその明るい未来を証明しているように、“エンドロールのつづき”にはあの七色に光るバングルのような、サマイの輝かしい未来が待っているはず。 ◆評価(2023年1月20日現在) Filmarks:★×4.1 Yahoo!映画:★×3.0 映画.com:★×4.7 引用元 https://eiga.com/movie/94775/
まじママんじ🍀
4.0
まるで逆に映画に愛され選ばれた子って感じの宿命みたいだね、光や色や音にも繊細さを感じる敏感さがもう素質があったって事なのかな🎞️✨子供の頃にやりたい事がハッキリしてる時点で凄いし、プラス親の理解協力も必要だけど実行が速っ👏子供を守るだけじゃなく『学ぶ為に発つ』がもっと実現出来る未来が来たら、いろんな事がイイ方へ変わる期待が持てるよね➰🌱
Taul
4.5
『エンドロールのつづき』鑑賞。ノスタルジックさや映画(特に映画についての映画)オマージュもたっぷりありながら新しい視点に触れた感覚。光と影による芸術である映画の仕組みに思いを馳せながら、フィルム映写の死と輪廻転生的な趣向による映画文化の継承性。駅と列車というリュミエール兄弟による映画の祖の場所を使い、枕木が並び続いていく線路はコマが並び続いていくフィルムといった象徴性も心地よい。そして最後まで見ていくと、インドと共に映画の未来に向かうスケールの大きい少年の心の宇宙についての作品のようで素晴らしかった。
のっ
3.5
ニューシネマパラダイスぽさがあった 美人ママの料理食べたくなる 天才だ 見ただけで原理が分かったなんて 手動で映写機つくれんのか フィルムのSDGsにフィルムの束に飛び込みたいほどショックだったのに最終的には女性達が生まれ変わったキラキラ色んな色の装飾品をつけて笑顔でいるのを見て前向きに未来へ進む少年がいいね。
wishgiver
4.0
映画を愛しすぎた監督の幼少期の実話だそうで。。。 素晴らしい映像とストーリーに心を掴まれました。 絵も構図もすごくキレイだし、いつも元気いっぱいの主人公サマイが観ててとにかく気持ちいい。 映写技師ファザルもいいし、サマイのお母さんが作る料理もめちゃくちゃ美味しそう。 これは映画館で観るべきだったし、心から映画を愛するサマイの続きが見たい。 "発て、そして学べ" 2024.5.11@Amazonプライム
ユウ
4.0
映画館で映画を観ること、映画自体を考えさせられる。映画内で上映している作品が魅力的。ラストの列車シーンが良かった。自分の映画の原体験を思い出す。
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