1950年代。黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において異端児だったチェット・ベイカーは、甘いマスクとソフトな声で多くのファンを熱狂させていたが、麻薬に溺れ転落。どん底に落ちたチェットは、自身の人生を描いた映画の出演である女性と出会い、再生を目指していく。