隣の唐十郎4.0【陪審員 2番】(邦題) 有罪ほぼ確定の圧倒的不利 事件の盲点を突く形勢逆転 スカッと痛快法廷劇! …というわけにはいかない 分かりやすいヴィランもヒーローもいない 現実社会は善悪が混ざり合って複雑 他人の意見に流されがち、自分都合の無責任が世の流れ… だがしかし、圧倒的多数の無配慮が激流となる今だからこそ考えたい 本当の正義とは? ~~~~~~ に、してもなんでイーストウッドの最新作が劇場公開されないのか? WatchaPEDIAさんでもこんな扱いだし…😓 メディアリリースして くれたからやっと観られました🥲いいね12コメント0
Masatoshi4.0邦題は『陪審員2番』です。米国でも小規模の上映で、日本では未公開。なんでだろ、批評家受けは良いのにここ最近の『リチャード・ジュエル』などと同様に、派手さがないからかとか、一般受けが盛り上がらないだろうかとか勝手な思い込みだったからなのでしょうか。 今作もそりゃ話題作ではないかも知れないですが、こう言う渋い作品こそ、クリント・イーストウッドが本来描きたいスリラー作品なのではと思えます。 しかも、淡々としていながら、観客にこんなにジリジリヒリヒリとさせる演出が出来る映画監督は他には見当たらないないのでは。 で、結果、全米映画批評家協会により2024年の映画トップ10の中に選ばれたそうですが、文句なしに納得できました。 余談ですが、イーストウッドの監督デビュー作『恐怖のメロディ』では、当時まだ無名だったロバータ・フラックの『愛は面影の中に』が使われ、それがきっかけとなりロバータ・フラックは『やさしく歌って』などで有名になっていきました。そのロバータ・フラックがつい先日88歳で他界されたそうです。ご冥福をお祈りします。いいね8コメント0
wishgiver3.5ニコラス・ホルトとトニ・コレットの競演は非常に見応えがあった。 二人の葛藤の演技と構成はイーストウッド監督の手腕が光るし、キャストもとてもいい。 観られて満足だけど劇場スルーになるのもなんとなくわかる作品かも。 2025.8.6@U-NEXTいいね5コメント0
Schindler's Memo5.0クリント・イーストウッドの新作。年齢的に考えると、おそらく引退作となるのではないかと予想されているらしい。 もし引退作となるのであれば、監督第一作が「恐怖のメロディ」なので、いずれもミステリーだというところが感慨深い。 そして本作は、あの「12人の怒れる男」を思い起こさせる法廷劇であり、この監督の持つヒューマニズムというテーマを前面に押し出し、さらに「法の判断」という正義の解釈を問題提起している重厚さを持っている。 正直、本邦劇場未公開というのが信じられない。確かに地味だが、傑作である事は間違いないと思う。 ミステリーの部分は解決されない。主人公がぶつかったのは鹿かもしれないし、人間かもしれない。 また、被告人が現場に戻ったのかもしれないし、戻らなかったかもしれない。これについては、検事と弁護人が迫真の解説でもって陪審に訴える。このカットパックがすごい。 主人公は十字架を背負う選択(おそらくこの解釈は間違っていると思う。ただ、これしか思い浮かばない)をし、件の検事がどういう選択をするのかをするのか問題提起してラストショットとなる。 イーストウッド老匠が、持てる力を振り絞って放った「罪と罰」だと思う。いいね5コメント0
星ゆたか4.02026.2.14 94歳(今年5.31で96歳)のクリント・イーストウッドが監督し。 2024年12月にW·Bワーナーブラザースの事業方針で[U-NEXT]独占配信で(日本でも)で公開。 クリント・イーストウッド作品としては「愛のそよかぜ」(73)以来51年ぶりの“劇場”公開されなかった作品との事です。 内容は、一般市民から偶々、陪審員(ある死亡事件の裁判審議の)に選らばれた主人公が。 『もしかしたらその事件の真犯人が、被害者の女性の恋人の容疑者でなく。自分かも知れないと?!。』 『“有罪か無罪”かの決断に迫られる、道徳的·倫理的ジレンマ』を描いたスリリングな物語だ。 出演は主人公のジャスティンにニコラス·ボルト(89年生まれで19歳時出演「シングルマン」から印象の)。 対する女性検察官フエイス役には、近い所の(2025.12.6)鑑賞作品では。「ナイトメア·アリー」(21)出演のトニー·コレット(72年~)。 ジャスティンの妻·妊婦役にソニイ·ドウイッチ(94年~)。 この人はあの「バックトウザフューチャー」の母役のリー·トンプソンの娘だそうだ。 また陪審員役の1人には、父親がドナルド·サザーランドのキーファー·サザーランド(66年~)もいた。 陪審員役では他に「セッション」(14)で数々の助演賞受賞のJ·K·シモンズ。 日本人女優の福山智可子さんも。 主人公は以前アルコール依存性で交通事故を起こした事があり。 その事件の夜も容疑者と同じ酒場に出くわしていた。 その晩は雨あしの強い帰路で。〔鹿衝突注意!〕看板の道路で、何かに衝突し、雨降る中、車から降り、真っ暗闇の中確認したが。車の左側の下を破損していたので。後日修理していた。 という経緯があった。 (もしかしたらあの時ぶつかったのは鹿でなく人だったのか?)。 陪審員に見せられた被害者の実写真に。 思わず主人公は吐き気を催し、トイレで吐いた。 その異変に素早く気ずいたのが。 キーファー·サザーランドの演じる人物であり。 また同様、この事件は恋人の殺人事件でなく。 車によるひき逃げではないか?と推測する元刑事(経歴を正直に言えば陪審員には成れない)のJ·K·シモンズの人物だ。 この映画は、主人公の心底にある“正義·道徳·倫理観”を問われる内容なので。 同じ陪審員という立場にある、これら2人等の人物の主人公への“指摘”が。 具体的に裁判の動向(有罪か無罪か)に、直接影響するまでにはならないが。 少なくとも主人公の心は多いに動揺·不安感を抱かせる。 当初主人公は知人の弁護士に、事件の経緯と、自分が名乗りあげても、情状酌量で軽い罪で済まぬか?と相談したり。 また陪審員の最初の審議に。 何も事件を振り替えず、討論もせず。 警察の判断の『殺人容疑で有罪』判決を。 陪審員全員の総意とする事には、『どうか?』と手を上げる1人になる。 ここで、思い出すのはやはり。 あの陪審員制度に、疑問を投げ掛けた名作「十二人の怒れる男」(57年シドニー·ルメット監督)だ。 脚本のジョナサン·エイブラズも、やはり“そこ”は意識したのか。 陪審員の1人1人の性格·言論に。 あの名作に登場した人物との類似性を観られる。 陪審員の審議を早く終わらせて帰宅したがる女性とか。 容疑者を自己の経験から偏見を持っていて。悪者と判断したがる男性。 また裁判の証言者に。 夜の雨の街灯も無い中、離れた場所で。 犯人は容疑者と断定する目撃者の発言とか。 孤独な老人が裁判で発言する事で得られる“注目”の為に。 『犯人は容疑者に間違いない、車から降りた人物こそ、あの法廷の“アイツ”だ』と断言するし、後に検察官が自宅を訪ねて目撃証言を確認しても、自信持っている答える。 この老人の発言も「十二人の怒れる男」のオマージュかな?!。 容疑者は酒に酔うと暴力的になるから“犯人”に間違いないと決めつけたがる思考といった所に。 あの名作の影響力の大きさを観る。 結局、主人公は妻の出産の不安を増長させる事なく。 他の陪審員の意見に同調して(あえてその場面は省略)。 犯人の有罪判決を。 ただ裁判後、被害者の墓前に花を手向けて。 自己の“正義の蓋を閉ざし”行為の後ろめたさを償ったりする。 映画は、『裁判有罪』検察官の勝利で幕を閉じ。 彼女は最初の裁判の目的の。 次期地方検事選挙アピールを好印象で終わらせた訳だが。 あの陪審員で、元刑事(それが裁判所に判明され陪審員から下ろされた)が残した、事件後車の修理依頼のリストを。 一軒一軒確認して。 (『もしかしたらあの“陪審員2番”がひき逃げした事件だったのかも?』)と。 想い帰し。 主人公の自宅を訪ねる所で幕を。 果たして、この後…? 観客に委ねて。 また、更にこの映画は最近の例えば、SNS情報による。 不正を犯した人が政治選挙に当選したりする事例に見られる。 凡庸な人間が、偏った情報に惑わされて。 本当の正義を見逃す危険性をも示唆している。いいね4コメント0
ケロンボ3.52025年10月1日、配信鑑賞。 法を犯しているのに、あたかも正しいことをしているかのやうに錯覚させられる主人公の言動。 裁判員裁判がいかにあやふやなものであるかを見せつけられる作品。いいね3コメント0
隣の唐十郎
4.0
【陪審員 2番】(邦題) 有罪ほぼ確定の圧倒的不利 事件の盲点を突く形勢逆転 スカッと痛快法廷劇! …というわけにはいかない 分かりやすいヴィランもヒーローもいない 現実社会は善悪が混ざり合って複雑 他人の意見に流されがち、自分都合の無責任が世の流れ… だがしかし、圧倒的多数の無配慮が激流となる今だからこそ考えたい 本当の正義とは? ~~~~~~ に、してもなんでイーストウッドの最新作が劇場公開されないのか? WatchaPEDIAさんでもこんな扱いだし…😓 メディアリリースして くれたからやっと観られました🥲
Masatoshi
4.0
邦題は『陪審員2番』です。米国でも小規模の上映で、日本では未公開。なんでだろ、批評家受けは良いのにここ最近の『リチャード・ジュエル』などと同様に、派手さがないからかとか、一般受けが盛り上がらないだろうかとか勝手な思い込みだったからなのでしょうか。 今作もそりゃ話題作ではないかも知れないですが、こう言う渋い作品こそ、クリント・イーストウッドが本来描きたいスリラー作品なのではと思えます。 しかも、淡々としていながら、観客にこんなにジリジリヒリヒリとさせる演出が出来る映画監督は他には見当たらないないのでは。 で、結果、全米映画批評家協会により2024年の映画トップ10の中に選ばれたそうですが、文句なしに納得できました。 余談ですが、イーストウッドの監督デビュー作『恐怖のメロディ』では、当時まだ無名だったロバータ・フラックの『愛は面影の中に』が使われ、それがきっかけとなりロバータ・フラックは『やさしく歌って』などで有名になっていきました。そのロバータ・フラックがつい先日88歳で他界されたそうです。ご冥福をお祈りします。
wishgiver
3.5
ニコラス・ホルトとトニ・コレットの競演は非常に見応えがあった。 二人の葛藤の演技と構成はイーストウッド監督の手腕が光るし、キャストもとてもいい。 観られて満足だけど劇場スルーになるのもなんとなくわかる作品かも。 2025.8.6@U-NEXT
Schindler's Memo
5.0
クリント・イーストウッドの新作。年齢的に考えると、おそらく引退作となるのではないかと予想されているらしい。 もし引退作となるのであれば、監督第一作が「恐怖のメロディ」なので、いずれもミステリーだというところが感慨深い。 そして本作は、あの「12人の怒れる男」を思い起こさせる法廷劇であり、この監督の持つヒューマニズムというテーマを前面に押し出し、さらに「法の判断」という正義の解釈を問題提起している重厚さを持っている。 正直、本邦劇場未公開というのが信じられない。確かに地味だが、傑作である事は間違いないと思う。 ミステリーの部分は解決されない。主人公がぶつかったのは鹿かもしれないし、人間かもしれない。 また、被告人が現場に戻ったのかもしれないし、戻らなかったかもしれない。これについては、検事と弁護人が迫真の解説でもって陪審に訴える。このカットパックがすごい。 主人公は十字架を背負う選択(おそらくこの解釈は間違っていると思う。ただ、これしか思い浮かばない)をし、件の検事がどういう選択をするのかをするのか問題提起してラストショットとなる。 イーストウッド老匠が、持てる力を振り絞って放った「罪と罰」だと思う。
星ゆたか
4.0
2026.2.14 94歳(今年5.31で96歳)のクリント・イーストウッドが監督し。 2024年12月にW·Bワーナーブラザースの事業方針で[U-NEXT]独占配信で(日本でも)で公開。 クリント・イーストウッド作品としては「愛のそよかぜ」(73)以来51年ぶりの“劇場”公開されなかった作品との事です。 内容は、一般市民から偶々、陪審員(ある死亡事件の裁判審議の)に選らばれた主人公が。 『もしかしたらその事件の真犯人が、被害者の女性の恋人の容疑者でなく。自分かも知れないと?!。』 『“有罪か無罪”かの決断に迫られる、道徳的·倫理的ジレンマ』を描いたスリリングな物語だ。 出演は主人公のジャスティンにニコラス·ボルト(89年生まれで19歳時出演「シングルマン」から印象の)。 対する女性検察官フエイス役には、近い所の(2025.12.6)鑑賞作品では。「ナイトメア·アリー」(21)出演のトニー·コレット(72年~)。 ジャスティンの妻·妊婦役にソニイ·ドウイッチ(94年~)。 この人はあの「バックトウザフューチャー」の母役のリー·トンプソンの娘だそうだ。 また陪審員役の1人には、父親がドナルド·サザーランドのキーファー·サザーランド(66年~)もいた。 陪審員役では他に「セッション」(14)で数々の助演賞受賞のJ·K·シモンズ。 日本人女優の福山智可子さんも。 主人公は以前アルコール依存性で交通事故を起こした事があり。 その事件の夜も容疑者と同じ酒場に出くわしていた。 その晩は雨あしの強い帰路で。〔鹿衝突注意!〕看板の道路で、何かに衝突し、雨降る中、車から降り、真っ暗闇の中確認したが。車の左側の下を破損していたので。後日修理していた。 という経緯があった。 (もしかしたらあの時ぶつかったのは鹿でなく人だったのか?)。 陪審員に見せられた被害者の実写真に。 思わず主人公は吐き気を催し、トイレで吐いた。 その異変に素早く気ずいたのが。 キーファー·サザーランドの演じる人物であり。 また同様、この事件は恋人の殺人事件でなく。 車によるひき逃げではないか?と推測する元刑事(経歴を正直に言えば陪審員には成れない)のJ·K·シモンズの人物だ。 この映画は、主人公の心底にある“正義·道徳·倫理観”を問われる内容なので。 同じ陪審員という立場にある、これら2人等の人物の主人公への“指摘”が。 具体的に裁判の動向(有罪か無罪か)に、直接影響するまでにはならないが。 少なくとも主人公の心は多いに動揺·不安感を抱かせる。 当初主人公は知人の弁護士に、事件の経緯と、自分が名乗りあげても、情状酌量で軽い罪で済まぬか?と相談したり。 また陪審員の最初の審議に。 何も事件を振り替えず、討論もせず。 警察の判断の『殺人容疑で有罪』判決を。 陪審員全員の総意とする事には、『どうか?』と手を上げる1人になる。 ここで、思い出すのはやはり。 あの陪審員制度に、疑問を投げ掛けた名作「十二人の怒れる男」(57年シドニー·ルメット監督)だ。 脚本のジョナサン·エイブラズも、やはり“そこ”は意識したのか。 陪審員の1人1人の性格·言論に。 あの名作に登場した人物との類似性を観られる。 陪審員の審議を早く終わらせて帰宅したがる女性とか。 容疑者を自己の経験から偏見を持っていて。悪者と判断したがる男性。 また裁判の証言者に。 夜の雨の街灯も無い中、離れた場所で。 犯人は容疑者と断定する目撃者の発言とか。 孤独な老人が裁判で発言する事で得られる“注目”の為に。 『犯人は容疑者に間違いない、車から降りた人物こそ、あの法廷の“アイツ”だ』と断言するし、後に検察官が自宅を訪ねて目撃証言を確認しても、自信持っている答える。 この老人の発言も「十二人の怒れる男」のオマージュかな?!。 容疑者は酒に酔うと暴力的になるから“犯人”に間違いないと決めつけたがる思考といった所に。 あの名作の影響力の大きさを観る。 結局、主人公は妻の出産の不安を増長させる事なく。 他の陪審員の意見に同調して(あえてその場面は省略)。 犯人の有罪判決を。 ただ裁判後、被害者の墓前に花を手向けて。 自己の“正義の蓋を閉ざし”行為の後ろめたさを償ったりする。 映画は、『裁判有罪』検察官の勝利で幕を閉じ。 彼女は最初の裁判の目的の。 次期地方検事選挙アピールを好印象で終わらせた訳だが。 あの陪審員で、元刑事(それが裁判所に判明され陪審員から下ろされた)が残した、事件後車の修理依頼のリストを。 一軒一軒確認して。 (『もしかしたらあの“陪審員2番”がひき逃げした事件だったのかも?』)と。 想い帰し。 主人公の自宅を訪ねる所で幕を。 果たして、この後…? 観客に委ねて。 また、更にこの映画は最近の例えば、SNS情報による。 不正を犯した人が政治選挙に当選したりする事例に見られる。 凡庸な人間が、偏った情報に惑わされて。 本当の正義を見逃す危険性をも示唆している。
ケロンボ
3.5
2025年10月1日、配信鑑賞。 法を犯しているのに、あたかも正しいことをしているかのやうに錯覚させられる主人公の言動。 裁判員裁判がいかにあやふやなものであるかを見せつけられる作品。
うにゃ
4.0
ネタバレがあります!!
🥩🥩
2.5
ネタバレがあります!!
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