Lilting
Lilting
2014 · Drama · UK
1h 31m


A young man of Chinese-Cambodian descent dies, leaving behind his isolated mother and his lover of four years. Though the two don't share a language, they grow close through their grief.
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
「唐人街探偵1900」都度課金開始✨
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かな
4.5
美しい邦題だと思った。 追憶と、踊りながら。 ロンドンで暮らす初老の中国人女性と、その息子。息子のゲイのイギリス人の恋人の繊細で複雑な人間模様。 英語の不自由な中国人女性と中国語のわからない息子のイギリス人の恋人。 彼らを繋ぐのは、通訳をしてくれる女性。 「ここは、訳さないで。」というセリフに彼らの心情が表れていると思った。 故郷を離れ、異国の地で暮らす中国人女性の孤独感。息子のイギリス人の恋人の柔らかい表情。悲しみに涙する様子。 言葉を使って、心を通わせていくことの難しさやもどかしさ。 難しい人間模様を繊細に表現している。 失ったものはもう戻ってこないけれど、そこからまた築き上げていけるものもあるのかもしれないと思った。
ロアー
3.5
ウィショ君7作目。 息子カイを亡くしたカンボジア系中国人のジュンと、カイの彼氏だったウィショ君が、言葉も通じないまま仲良くしようとするもうまくいかないお話。 言葉が通じなくても伝わる 言葉が通じても伝わらない そんなテーマの映画でしたが、よりはっきりと 言葉が通じてない方が伝わっていた 言葉が通じている方が伝わっていなかった って言ってもいいくらいだったかも。 通訳の女性やジュンのイギリス人の彼氏の存在で、その辺のテーマをより浮きだたせてて、うまいな~って思いました。 ジュンと一緒に暮らしたいとまで考えてるウィショ君と、言葉を始めとして異国の文化になじめないというよりなじみたくない頑固なジュン。 なんていうか嫁姑みたいな関係なんだけど、その辺がゲイだったり、ましてやカイがジュンにカミングアウトしてなかったってことで距離感が複雑で、結局はどっちもカイっていう大事な存在を亡くした同士で寄り添えるはずなんだけど、悲しみを分かち合いたいウィショ君と、母親としての想いがあるジュンとでうまくいかない、このもどかしさですよ(カミングアウトしてなくても多分ジュンは気づいてたよね) そんな設定上、登場シーンからして途方に暮れて困ってるウィショ君がかわいい。始終困ってたり悲しそうだったりするけど、料理をふるまうシーンとか、得意そうな嬉しい時の顔がまたかわいい。 えっ、食べたの!?ぺっしなさい!とか、歌えないし口笛吹けないウィショ君とか踊るウィショ君とかもかわいいし、ウィショ君のかわいい大セール。 幸せだった頃を思い返すシーンで、ウィショ君がカイの胸に足当ててるシーンも素敵だった。この作品、サンダンス映画祭で撮影賞獲ってて全体的にやわらかくて穏やかな映像が美しくて、回想と現実がリンクしてることで癒えない悲しみが表現されてるところも良かった。 そして何より、フルフル唇震わせて泣くウィショ君の破壊力。 あのモサモサの髪の毛ハゲさすくらいの勢いでいい子いい子して抱きしめたくなります。ウィショ君の泣く演技って、本当に辛いの我慢してて堪えきれずに泣き出す感じが見てるこっちの心にズキッと刺さってくるので、ストーリーとか無視して、あのシーンだけ切り取って見ても貰い泣きしちゃうと思う。だからなのか、ウィショ君が泣いちゃう映画多いよね。 ところで、DVD特典の「胸キュン❤︎ ベン・ウィショーオリジナル・ポストカード」にまんまと胸キュン❤︎したのでお部屋に飾ってみました(笑)
milk
3.5
This may contain spoiler!!
cocoa
3.0
原題は「Lilting」で「軽快な、うきうきしたリズム」って感じらしい。 今回の邦題は内容にマッチした美しいタイトルです。 イギリスの老人ホームに暮らすカンボジア系中国人の高齢女性ジュン。 一人息子カイ(アンドリュー・レオン)の訪問をいつも楽しみに待っていたがカイは突然の事故死。 カイの恋人の男性リチャード(ベン・ウィショー)がジュンを訪ね、お互い喪失感で悲しみながらカイを想う…そんなお話。 オープニングの「夜来香♪」…かつて山口淑子さんが歌った中国の歌謡曲に合わせ、ジュンの姿を追います。 訪ねてきたカイとお喋りしていると、ホームの職員が入ってきてベットに寝転ぶカイを認識せず、そしてカイの姿も消える…。 この何気ない 、しかし意味のある短いシーンが印象的でした。 ジュンは英語が分からずイギリスに居ても馴染めずカイが支えだった。 カイの友だちリチャードを嫌っていたのは嫉妬心からか。 カイがゲイでリチャードは友だちではなく恋人だとは生前にカミングアウトしなかったので、母親ジュンの気持ちの揺れは大きかっただろう。 分からず屋なイメージ通りのジュン役、チェン・ペイペイの演技がとても巧かった。 そしてカイとリチャードのベッドでのシーンが美しすぎて…。 ベン・ウィショーの繊細な表情もとても惹き付けられました。 言葉が通じないジュンとリチャードが亡きカイの部屋でカイの匂いを感じるシーン。 これからも生きていく決意をしながらあっという間にジ・エンド。 短いお話でしたが映像もきれいで味わい深い作品でした。 007の「Q」とは違ったベン・ウィショーの魅力を感じられました。
fuwachan
3.5
ベン・ウィショー好き!めちゃくちゃ好き!! 物憂げな表情と泣き顔と細くて白い肌と柔らかそうな髪と萌え袖と…は〜たまらん!最高!守ってあげたい…!! リチャードとカイと雰囲気が似ててお似合いで本当に恋人みたいだった。2人のシーンすっごいよかった〜!愛おしいのが伝わってきた イギリスのインテリアって本当素敵!部屋の中で喋ってるだけなのにおしゃれとか!好き! 考えさせられる系なんだろうけどよくわかってないからなのか?考えても結論が出ないからなのか?なんかふわ〜とした気分 とにかく、なんかよくわかんないけどすごいよかった!笑 ベン・ウィショーを愛でるためにまた観たい!
ruri
4.5
Wong Kar-waiの映画、映像演出、特に「花様年華」に影響されている映画。予算が£15000だけでここまで本格的でかつシンプルで魅力なメロドラマを作れるのが凄い。過去と現在が不自然でなく一本の映画に繋がった映画。言語、分かち合える言葉は形さまざま、人それぞれだと知らされた。
うき
3.0
タイトルと同じくらい、美しく、繊細なつくりの映画だった。大切な人の大切なものを守りたい、とは簡単に言うけれど、この主人公と同じことができる人がどれだけいるだろう。お互いの中に息づくカイの存在を認識したことから、頑なだった母親の心が少しずつ溶解していく。その描写がすごく丁寧。カイに対する愛情の深さは、言葉の壁さえも超えた。宝物のように大事にしまいこんだ追憶のなかで、ひとりで、時にはジュンとリチャードの二人で、穏やかに踊ってくれたらいいなと思う。
ばお
4.0
タイトルがすごく素敵。しかもちゃんとラストにつなかってる。 ロンドンを舞台に、慣れない環境に戸惑い息子に救いを求める初老のカンボジア系中国人女性(ジュン)と息子の恋人でゲイのイギリス人青年(リチャード)の心の交流を描いたヒューマンドラマ。 言語や文化、世代の相違、性的指向の問題、老齢化など、様々な問題が絡まり重厚なストーリになっている。 リチャードを演じるベン・ウィショーの繊細さが生かされている作品でした。 ジュンにとって残された唯一の家族であり、また外の世界とのつなぎ役である息子のカイ、リチャードにとって大事な恋人であるカイ。このカイが事故でなくなったことで、2人は深い悲しみと孤独を味わう。 カイの友人として、英語の話せないジュンの面倒を見ようとするが、生まれ、世代、慣習が異なり上手くいかない。 上手く言えないけれど、ものすごく考えさせられる映画だった。 ベン・ウィショーがゲイの役ってリアル…!笑
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